|
カテゴリ:おいしい健康
写真は榧(かや)の実です。ほぼ実物大です。 大木から碁盤や将棋盤をつくるといわれる榧(かや)の実です。 森の散歩の途中に、かがみこんで何やら木の実らしきものを 拾っていた見たところ団塊世代のご夫婦がありました。 榧(かや)の木に実がなることを知らなかった私は 「その実を拾って、どうなされるのですか」と声をかけましたら 「こどものころフライパンでよく炒って食べたものです。 なつかしい味ですから」と教えていただいたので、 私にも拾わせてくださいといっしょになって拾ったしだいです。 詳しくは、帰ってからWEB検索すればわかるからと、 最近は調べものはネット検索からが、すっかり定着してしまいました。 どうやら薄皮が渋いとありましたので2粒ほど、 ついでの折に、てんぷらにして試食してみました。 その味は、ちょっとアーモンド味に似ていたでしょうか! やはりフライパンで炒ったほうが、榧(かや)の実ほんらいの味が わかるような気がしましたので、後日のささやかな楽しみとしました。 昔から言われていることだが、 「世界で一番高級な碁盤は榧(カヤ)盤、 そして世界で一番美味しい木の実」は、榧実(ひじつ)と。 このような書込みにであいますと、ささやかな楽しみがふえますよね^^; 榧(かや)の実を使った「かやの実せんべい」県内でも会津 芦ノ牧の大竹商店さんにて販売されていたんですね。 「かやの実せんべい」を焼いているのは、全国で3店だけだそうです。 ----------------- MOTAPYONさんのコメント書込みから、検索しましたら、おもしろいことを発見しました。 最初の文部省唱歌の誕生は、1910年(大正初期)「てるてる坊主」がだったのですね。 ところが、文部省唱歌に対して、1918(大正7)年に創刊された、童話と童謡の雑誌『赤い鳥』に端をはっする。この雑誌の編集代表であった鈴木三重吉さんが、当時の著名作家らに呼びかけて「赤い鳥運動」と呼ばれ、童謡は、政府・文部省主導によって作られる子どもの歌「唱歌」に反旗をひるがえす在野の文化人らで作った歌でした。当時の日本を代表する作家達がその呼びかけに応え、新しい子どもの童話と童謡を作ろうと始まったことだったのですね。 今まさに、この平成の時代も、教育改革を唱え政府主導の新しい教育とやらが叫ばれています。 童謡の素朴な歌詞とメロディーは、とてもノスタルジックですが心が癒されるのですね。 亡くなった父は、若いころから八木節を唱って八木節保存会々長をやっていたのですが 晩年、帰省したとき「カラスなぜ鳴くの~♪カラスは山に~♪」とか歌いながら箒で畳を 掃いていた姿を思いだします。 「かやの木山の」 作詞:北原白秋 1921年 かやの木山の かやの実は いつかこぼれて ひろわれて 山家のお婆さは いろり端 粗朶たき 柴たき 燈つけ かやの実 かやの実 それ 爆ぜた 今夜も雨だろ もう寝よよ お猿が啼くだで 早よお眠よ 「かやの実」 作詞:北原白秋 1923年 こんがりこんがり燒けました お山でひろうたかやの實 こんがりこんがりこげました 一つは坊やにあげませうか 一つはおばゞがたべてあげよ こんがりこんがり燒けました お山でひろうたかやの實。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[おいしい健康] カテゴリの最新記事
|