|
カテゴリ:考え方のものさし
日日是好日(にちにちこれこうにち)
祖母の口癖の一つに「この世は苦娑婆(くしゃば)だから」という言葉がありました。 ですから、当然それは母親にも伝わっており、その言葉を聞いて育ちました。 そうか苦しいことがたくさんあるのかと私の潜在意識に刷り込まれていたかと思います。 あとで知ったのですが「この世は苦娑婆」はお釈迦様の教えの一つなのだそうですね。 おしゃかさまは「人生は苦海(界)の波に、もまれている」と言ったそうです。 苦娑婆の「苦」とは「困難」ごとです。 その困難ごとにどう対処するかです。 苦難観をいかに捉えるか 苦難とは、サムシンググレートからの警告!を 軌道修正して戻らなくてはならないこと。 苦難のない人生に、幸せはこない。 苦難を乗り越えるから、人格が向上、形成される ですから、苦難を喜んで迎え入れてください。 困難を避けるのでなく、困難ごとに敢然と立ち向かってゆく 難が有るから「 有難う(ありがとう)」の精神です。 「困難なときほど、おもしろい」 「困難なときほど、やる気になる」 なぜならば 困難は、授業料 困難は、自分の能力を啓発してくれる 困難は、心の目が開くきかっけになる 困難という「まさかの坂」は、自分の能力が花咲くはからい 「辛い」ことは「幸い」への入り口。 「辛」に横棒一本加えれば(気がつけば)「幸」になります。 仏教では「諸行無常」といって すべての存在、すべての現象は何一つとして変化しないものはないと教えているそうです。 人間の幸、不幸も同じことで悪いこともいいことも、いわばひとときのことにすぎないと、 次々に変化してゆくわけです。ようはその時の心の持ち方を日日是好日と思えればいいようです。 苦しみがあったらそこに取り組むことで道はひらけてゆく。 困難や危機が差し迫ったら全力で対応する。そこに解決の力が生まれてくる 「もうだめだ」と思うことでが思考停止・ストップさせてしまう。 『苦難は幸福への入り口』と考えましょう。 苦難こそが、おのれの中に潜む新たな能力を引き出してくれるという心構えをもちましょう。 苦難を克服しましょう。 自ら勇気を鼓舞しましょう。自分が自分の主人公です。 自分の筋肉だって、自分が反復してくりかえさなかったら、新たな筋肉がつかないのと同じです。 意志あるところに道はできる。 志です。心という考え方を、前向きに「日々是好日」と考えましょう。 「なにがあっても大丈夫!」の心境になれればいいわけですが、、、、 とは、言ってもという方には・・・ 「常に活路あり」をおすすめしましょうか。 つねに活路ありとは・・・ 活路がないとあきらめる弱きな心が、活路を遮断するわけです。 できないと思うあなたのあきらめ心が、活路を自らダメにしてしまうわけです。 勇氣を持って、大丈夫と思ったらいいわけです。思う心は自由ですから。 打つ手無限と思って、事に対処してゆく、それでもダメなときは、打つ手を考えられる人に尋ねたっていいじゃないか。学校でのテストカンニングは、いけないことですが、社会に出てからの人に聞くことは、だめだとは言われないのです。普段から、いい友、信頼できる智慧ある人と友達になっておきましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[考え方のものさし] カテゴリの最新記事
|