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カテゴリ:情報デザイン
「 謹於言而慎於行 栄作 」 とある色紙を掲額してあるのが目にとまりました。 誰だろうとたずねましたら、佐藤栄作総理大臣です。( 第61、62、63代内閣総理大臣。) 沖縄返還の道筋をつけたこととノーベル平和賞受賞したことで知られる首相です。しかし退陣会見では「国民に直接話がしたい」「偏向的な新聞は大嫌いなんだ」と語って新聞記者を会見場から閉め出しテレビカメラに向かって独演するという異例の会見となった。 「 謹於言而慎於行 」(言葉を謹み、行いを慎む)の色紙は、いつごろ書かれたものかは、知りませんがあれこれと、書かれることが、自分の意図するところと違った書かれ方をしたのだろう。 現代では、メールマガジンやツイッターで、自ら直接、書き込み情報発信できる時代になりました。語りたいこと、呼びかけたいことがあったら、自由に自分自身の意志で発言、書き込みできる時代です。 あの時代は、論語などから引用した漢文表記することが多かったようだが、今の時代では、もっとわかりやすい表現を選択するかもしれません。たしかに言行をつつしむことは時代が変わっても心しておくことかもしれません。が一方政治の世界では、現代は説明責任がついてまわります。まずはマニフェストで表明し、政策を実行してゆく、改革してゆく政治家が求められています。 この時代は、官僚がつくりあげた天下り先の優遇措置があまりにも庶民感覚と遊離したものであるだけに役人天国にメスを入れる仕分けが注目される時代です。税金の無駄使い的な使いかたをなんとかしてゆくことから始めないと国民は納得しないであろう。 政治改革というのであれば、昨夜TV番組で、政治の三層構造を二層構造にしたらどうかという提言があった。「市町村・県・国」という三層になっている真ん中の「県」を廃止して「国と市町村」にしてしまったらということです。都道府県職員をどうするかという問題がありますが、これくらいの改革をやらないと無駄を解消できないのかもしれません。 ※日本の歴代首相一覧 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010/04/24 07:45:50 PM
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