オンリーワン理念は、思いや志を文字にて表現してまとめたものです。言葉のチカラです。

2010/09/22(水)17:52

2時間の講話を終えて感じたこと。

チャレンジする心(104)

「離職者を対象に地域で必要とされる人材に、求められる基本能力から実践能力までを習得し再就職への挑戦をサポートしてゆく事を目的として再就職希望者の方へのご支援を展開しております。」とのFAXを9日の午後いただき「再就職への挑戦」をサポートする講演を頼まれ、昨日の午後1時から2時間ほど話してきました。 あなたは何をしたいのですか。 何をしたいと考えているのですか。 それはどのくらいの確率でいつまでに叶うと思っていますか。 目標設定! 目標達成に必要なものは! 自分の目標が叶うにはどうすればいいと思っていますか。 人生は自分で気づいてなんぼです。 自分の生き方に合った生き方をできるのが最良です。 ベストでなくともベターでも生きていけます。 生き方と仕事と生活環境は自分の選択肢です。 どの道を選ぶかはあなたの自由です。 ただし自由には自己責任がともないます。 自由民主主義とは、自由とは自己責任が伴うということです。 では民主党が政府を動かす菅政権には、自由がなくなったのか。いままでの小泉政権の反動で景気後退要因が多くいささか不自由民主主義かもしれません。時の総理大臣候補が総裁選でいちばんに「雇用を!」と声を大にして叫ぶ姿は今だかつて記憶にございません。 今、この国の借金は800兆円ともいわれています、少子高齢化社会が始まり、国内消費も後退傾向にあります、また雇用が正規社員と非正規社員とに分断されて、非正規社員が景気の安全弁に利用されているのが現状です。社会構造がアメリカ型に近づき、中間層が減り、一部の富裕層とその他多くの貧民層とまではいいませんが低所得層の2極分化しています。 どうでしょう、現状をみても街には100円ショップが多くなり、ユニクロからしまむらと巷では繁盛店になっています。某一流メーカー化粧品までもが3ケタ商品にシフトしています。可処分所得が少なくなっているのです。雇用調整弁として非正規雇用が現状3割を超えています。当初は派遣社員はTV番組まででき人気女優が主役の派遣社員に抜擢されたほどでした。 非正規雇用社員といわずに派遣社員=時代の花型のイメージであったのです。1999年と2004年の2度にわたる労働者派遣法改正は政治家たちの議会での賛成多数で可決したことによって成立し執行されたわけです。まさかこんなに非正規雇用社員が増え社会構造が不安定になるとは予想できなかったとあの時に賛成票を投じた政治家が後日語ったのをきいたことがあります。 参考:歴代内閣一覧表 現状を憂いてもどうなるものでもありません。大変だから、困難だからこそ、そこに時代の変化に対応する道を見出すいいキカッケだと認識して行動することです。苦難は幸福の門、希望は心の太陽です。希望の灯を掲げて前進しようではありませんか。    このように話したわけでは、ありません。帰ってから「再就職への挑戦」からふと思ったことを書きならべてみたわけです。昨日の様子はここから下に書き込みました。 ここに来るのが楽しみなんです。ここに来ると元気がもらえるんです。答えた方がおりました。私が講話するときに心がけていることは、なんらかの手ごたえあるヒントを持ちかえっていただければ、、、。せっかく話を聞いても漠然と聞いたのでは話を聞いただけに終わってしまいます。私の方から聞く方たちに質問しながら始まります。 あなたのかかえている課題は何ですか。解決したいことはどんなことですか。尋ねたい、知りたいことはありますか。自分の置かれている状況を現状分析・現状把握をできないと発言しにくいわけです。頭を働かせねばならないわけです。現状分析したうえで問いを発するということをしなければならないのです。 ただ座って話を聴くだけではおさまらないわけです。ここからコミュニケーションが始まるわけです。考えてまとめて発言をしなくてはなりません。参加者全員が聞かれるわけでが、積極的に参加する姿勢がないとめんどうくさいことかもしれません。積極的な方にとっては、この機会を利用して、自分の問題解決の糸口が見つかったらラッキーなわけです。 聴かれる姿勢もノートにメモをとって聞いていた人は、提出された感想文も丁寧な書き込みがあります。「読み書き、聴く話す」は、「まとめる・表現する」コミュニケーション能力です。ここにやる気や前向きな姿勢のあるなしが現れてしまいます。就職したあとにおいても「能力+やる気・前向きな姿勢+コミュニケーションスキル」が大事なわけです。尋ねる、聞く姿勢そのものも前向きな姿勢からです。講義を聞くにも前に座る人、後ろに座ってしまう人があるわけです。遅れてきても前が空いていれば前まで出てきて座る人もあります。 2時間の講話を終えての楽しみは、感想文を読ませていただくことです。面白いことに前に座った人の感想文と後ろに座った人の感想文に差があるのです。後ろにすわった人ほど感想文の文章も短いのです。全員にいい話だったと云われる位ならたいしたものですが、質問されたり、話さねばならない局面があったので初めて疲れたと正直な感想もありました。 現代は、対応能力が求められる時代、頭を働かせ対応能力を発揮しなければ淘汰される時代といってもよいのではないだろうか。いつの時代も気働きができる人、KY適応できる人。採用する側の方がこのような場で学ぶ人の日ごろの学ぶ姿勢をみれるしくみがあったらいいかもしれませんね。 昨日の講話の中で欠けていたのは、誰でもが安心して働ける務められる、異質をも受け入れる受容する考え方、身体障がいがあっても、やさしさがある職場であればその人の個性として受け入れられる職場。人間性尊重の職場も世の中にはありますが、経営者の考え方で障がい者雇用に熱心な経営者でないとなかなかその雇用形態はありませんので話すことなしに終わりました。 たのしみは 講演を終え みなさまの アンケートをば ひらき読むとき 

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