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カテゴリ:倫理法人会
郡 山 中 央 倫 理 法 人 会 第371回 経営者モーニングセミナー 日 時 平成 23年10月20日( 木 ) 第10条:勤労歓喜 役員朝礼 午前 5:20~ 会社朝礼のご参考にどうぞ モーニングセミナー 午前 6:00 ~ 7:00 場所 ベルヴィ 郡山館 郡山市山根町8-7 会場も新しくなり今日から「垂れ幕」と皆さまの机の上に置かれた「モーニングセミナーへようこそ」を一新しました。 講 師 株式会社ジェイラップ 代表取締役 伊藤俊彦氏 テーマ 『農作物と放射能について』 ◇ 講師紹介 ◇ 1957年 須賀川市 生まれ 1979年 農協に勤務 1995年 農協退職 株式会社ジェイラップ設立 現在 農産物の本質を追究し」畑からお客様に届くまでの 全プロセスの最適化を創造し心を込めた物作り。 首都大学東京 非常勤講師 ------------------------------------------------------------------------- けさの皆さんの朗読を聞いて今の日本人にかけているのはこれだなと思いました。三瓶さんとのご縁で今朝ここに立っているのですが静岡まで片道7時間行く道々話のあう人間といっしょに時間をすごすことは心地よい時間に変わるんですね。3月11日の大震災は、一瞬関東大震災がきたと思ったら足もとだった。 10cm傾いて事務所を引っ越しました。頼んでいないのに工場を直しにきてくれた、泊るところがないので工場に断熱材を敷いて宿泊、妻のまかないでの食事でした。そういうわけで4月5日には工場が再開できたのです。 あの地震のあったとき常日頃の大事さを思い知らされました。 常日頃をしっかりしようと、我々としては逆境の原発事故、あと出しジャンケンのような情報が出されたのは皆様もご承知とうり。私たちの仕事は日々宅配1500世帯、こちらの正しい情報を伝えないと客がへってゆく。我々にとって必要な情報を収集しなければならないと感じました。云う人によって話はバラバラ、これは答えがないと感じた。 取引先からの情報経て、チェリノブイリの救援活動を21年間、ウクライナでしてきた名古屋在住の河田昌東さんを知りました。目で見てきた知見に学ぼうと6月25日初めてお会いした時、食品の安全基準を知った。日本では500ベクレルにしましたが、事故前の基準370ベクレルの基準を上げたことによって消費者の不信を招いた。 チェリノブイリでは事故後、11年たって基準ができました。ウクライナの主食のパンの安全基準値は20ベクレルです。日本の25分の1以下が基準値になっていて品目ごとに基準値が決められている。除染対策にもイノベーションが必要。決済権を持っている人のエゴがじゃましているように思う。われわれのすすめることを邪魔しないでほしいと云ってきました。 動画1 米農家も受注生産にすれば、米あまりにならないのではないかと考えて、今オーダーメイドでやっています。米を売るのでなく技術を売る。 そん時だけ頑張るのはのちのち形にならない。「常ひごろが大事」 情報を集めることは誰でもできる。情報をどう使いこなして実践すること。どうやって行動するか。 思いついたことは何でもやってみよう。 海藻粉末のカス。これを田んぼに撒けば放射能はゼロになりお米がおいしくなる。 三瓶さんは失敗談を聞きたい、聞かせてほしいとよく言ってくる。どうやらそこに改善点やイノベーションの種があるようです。 優先順位を即座に決める。リーダーは必ず求められる時がある。 ------------------------------------------------------------------------ 連絡事項を伝える新妻孝幹事 今朝の参加者は33社、37名でした。 3・ 講師を囲んで『朝食交流会』 交流・仲間づくりにどうぞ。(会費300円)7:00~ 感想:講話を聞いてますます興味が湧く講師のひとりでしょう。 伊藤氏は稲田米というブランド米をしかけ、つくった方です。 米作りにかけては業界では全国に知られたお方です。 その伊藤さんが「何事も常日ごろが大事」だとおしゃっていたことがとても印象深かった。 米作りは八十八の手間をかけてつくるところから「米」と云われる由縁だと聞いたことがありますが 人間関係も「常日頃」いわゆる「日々の積み重ね」が大事だということでしょうね。 今度の震災以降マスコミでは前福島県知事の佐藤栄佐久氏と同じようにアラブのアルジャージーラがインターネットを見て取材に来られたとのこと。 原発事故での逆風の中において、もがきながらも次の一手を模索していることを知りました。(川島記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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