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カテゴリ:郷土の歴史
「郡山の池と川の歴史地理」を学ぶ 元福島大学特任教授 高橋康彦先生 郡山市内を流れる阿武隈川のかつての姿はアマゾン川のように蛇行した流れだった。 地図右側の黒い流れが河川改修された現在のもの、水色に塗った部分が過去に流れた部分です。我が家のすぐ近く50m位近くまでかつて流れていたことを知った。 阿武隈川の名前の隈は歌舞伎の化粧、隈どりのように曲がりくねっていることに由来しているのだとか。 (写真は先生に許可をいただき撮影する) 今回の西日本豪雨の件もありますので過去の地形を頭に入れて、どこに逃げればいいかをチェックしておく必要があります。 岡山県真備町の洪水で被災された方が「全国どこでも今後、起こり得るかも」と云っていた。 明治41年測量、昭和6年部分修正の5万分の1「郡山」の地図には河川改修前の阿武隈川が埋め立てられずに残った姿を見て取れます。 米国のスタンフォード大学がwebで明治43年の日本各地の5万分の1の地形図を無料で公開されているものです。国土地理院と日本帝国陸軍で製作ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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阿武隈川の「隈」は、歌舞伎の化粧の隈取り、曲がりくねった様。「つ」の形の湾曲がある川だったのを河川改修で真っすぐにしてしまったわけです。郡山市内、日本大学と49号線の間にそのなごりが今でも残っています。古池として「つ」の形がみてとれます。湾曲する川はアマゾン川だけでなく、日本各地の河川にも見られたものであることを知る。 (2020/09/14 09:48:08 AM) |