2008/06/22(日)22:14
幸せのカタチ
あれを手にしたら…
あの場所に辿りつけば…
あの人が振り向いてくれたら…
私は幸せになれるのだ、自分は変われるのだと、信じて疑わなかった。
大学ん時に、自転車で日本縦断した後輩がいました。
彼に、『日本縦断して何を得られた?』 『何が変わった?』
私は、ものすごい良い話が聞けるかと思ってウキウキして聞いたら
『何も変わらなかった。自分は自分だって気がついただけかな。』
苦労して、時には生命の危機をも経験し、日本縦断した結果が
何もなかったとは
これは、衝撃でした。
でも、私自身も振り返ってみると
高校生の時、親元を離れされすれば
私は自由になって、幸せになれると信じていました。
そして、高校を卒業し一人暮らしを始めて、どうなったかといいますと…
一人暮らしを始めた当初は、非日常体験にウキウキでドーパミンが出まくって興奮していましたが…
やがて非日常も繰り返していけば、私の生活の一部となり日常になっていきました。
どうやら
何かをしたから、何かを成し遂げられたからと言って
あのウルトラマンみたいに
一般人からヒーローに大変身!!とはいかないようですね。
その経験は自分に+α(プラスアルファー)となるものであって
ベースは私自身に変わりがないということに気付かされます。
幸せは何をしたから、得たからと言って得られるものではないかもしれませんね。
幸せは、外に求めるのではなく内なるものを愛すること
未だ何かを手にしていない自分を愛する事から始まる