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ごったニメーションblog

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安達元一 ブログまとめ4

あまりのコメントの殺到に、さすがの安達も返答を避けるようになるが、この代わりとも思える記事を9月11日に書き込んでいる。(→削除前の記事画像

ちょっと大人げない投稿です...

全く私ったら思うツボですね
こういう事にいちいち反応してちゃダメとか
まわりの方からアドバイス頂くんですけど‥‥

自分の身元も明らかにせずに
人を勝手な妄想で非難するのは構いません
インターネットとはそういう文化ですから結構です

しかし
放送作家全体を
テレビ全体を
紋切り型に非難するのは納得いきません

毎日地獄のようなスケジュールで
朝から深夜まで精神と体力を削って
睡眠時間も、遊び時間も極限まで削って
テレビの清濁も飲み込んで
それでもテレビを愛して作っている人達
それを全く理解せずに
雰囲気と定型句で非難するのは納得いきません

私をはじめ、多くの放送作家、テレビマンは視聴率を無視して
番組を作りたいと思っています

でも視聴率がなくなったら番組は終了します
これは紛れもない事実です
視聴率がなくなると、番組が終了し
それに携わっている数百人のスタッフが路頭に迷います

「そんなの関係ないよ
 番組スタッフが路頭に迷おうと
 収入がなくなって一家心中しようと関係ないよ
 視聴率なんで無視してろよ」

これはかなり悲しい話です

スポンサーさんが
視聴率なんて関係なく
内容のある番組を長く続けてくださるなら
本当に良いのですが‥‥

あ、これは特定のスポンサーさんを非難しているのではないですよ
全体としてこういう傾向があるということで
中には「視聴率なんて関係ない」と言ってくださる
貴重なスポンサーさんもおります

もちろん良質で意義のある番組が
視聴率を取ることが理想です
しかし「良質な番組」を声高に叫ぶ人達が
喜ばないような番組が
視聴率を取っているのも事実です
これは視聴者の最大公約数の意見です
視聴者の見えざる手です
紛れもない事実です

テレビは夢の箱ではありません
世の中にある全ての経済活動の一環です
あまり多くの人が見ない番組に
大金を払って広告を流す意味がないと
スポンサーさんが考えるのも納得できます
視聴者が喜んでチャンネルを合わせて下さって
スポンサーも広告効果を納得できる
そんな番組が理想です

また、私にとっては神様より大切な
視聴者全体を御意見にあるように
貧乏人で低俗と断定して
私はテレビをつけない!と選択する権利はもちろんあります
それは構いません

でも、私は
テレビ離れが叫ばれる今こそ
残り少ないテレビを見てくださる方のために
視聴者が喜んでくれる番組を作りたいのです

もちろん、その努力の中で
私のアイデアが間違っていることもあるでしょう
視聴率さえとれれば何をしても良いという
若い頃のバカな考えもなくなりました
視聴率がとれて
良識があって
嫌な思いする方が最小限に少なくて
最大多数の方に喜んでもらえる番組
それを目指そうと思っています

私が提案しスタッフ一同で考えた改革案に
拒否反応を示す人達もいることは心に刻みました
でも、それを良しとして
新しくチャンネルを合わせてくれる方も多くいることは
視聴率に現れてきました
難しい問題ですがちゃんと考えていきます

視聴率が全てではありません
しかしどんな長寿番組ででも視聴率がなくなると終わります
※決してドラえもんのスポンサーさんが
 降りると言い出しているわけではありませんので御心配はなく
 あくまでも一般論です

でも長寿番組には多くの昔からのファンもいらっしゃいます
その方達に不愉快な思いをさせるのも本意ではありません

どこかで討論の場を持ちましょうか?
でも、ネットって
反対意見を表明する方は積極的に書き込んで下さるけど
賛成意見を表明する人は静観‥‥
これが常ですよね
反対も、賛成も、同じ重さで意見を発表できる機会は
何かないものでしょうか?

話がとりとめなくなってスミマセン

ひとつだけ間違いないのは
私はドラえもんを愛しています
この歴史的番組が間違っても終わらないようにしたいと思っています
どうドラえもんを愛したらいいのかを模索しています

この記事に寄せられたコメント(一部)は以下のとおり。反対・賛成問わず抜粋した。

メディアこそ違いますが、その心意気はごもっともですし、悲しい事実もその通りですね。 ラジオはテレビ以上に聴取者が離れ、絶対数が低下しています。 その点でテレビに比べると数には比重がそこまで置かれませんが、スポンサーそのものがつかない状態です…

ドラえもんを愛しているなら今の悲惨な状況を打開しようとは思わないのですか?

「良い番組を作りたい」という「熱い情念」があっても、その「表現方法」が他者の考えと違えば、対立関係を生み出し、場合によっては、元にある「熱い情念」までもが否定されてしまう…なんだか悲しい話ですね。他者の言動を理解するには、まず他者の思いに近づこうと努力することが一番大事なのに…。匿名性のある世界だと、なんでこういう大事なことを忘れてしまう人が多いんだろう。さらに悲しくなりますね…。

一般人(視聴者)に合わせた「良い番組」を作ることが仕事なのだと思いますが。 自分で良いと思っても第三者から見たらそうでもない、ということは良くありますよ。

本当に難しいですね!!年々人の考え方が、変わっているのを実感してるこのごろです。毎日殺人事件が起こっている。なぜ、親を殺したり、子供を殺したり・・・本当に怖い世の中に、なってしまいました!!私は、運送会社に、勤めていますが、運転手たちと、ときどき、ドラエモンのどこでもドアーが、欲しいと話ています!!私の子供たちは、ドラエモンが、大好きでーす・・・・・!!いつまでも、お応援してまーす。

どんなに新しい視聴者を取り込んだとしても、従来のファンに嫌われるようなことをしたら、ファンがどんどん離れていくばかりで、結局視聴率は増えることはないと思いますよ。実際、ファンの間では評判悪いじゃないですか、あの「ドラえもん」のわけのわからない企画は。本当にそれを考えてやったことなのかどうか、甚だ疑問に思うのですが。こんな評判の悪い企画をずっと続けるつもりですか?「ドラえもん」はバラエティ番組じゃないんですよ!!

安達さんがドラえもんを愛していることは良くわかりますよ。この逆風の中どうにか今のドラえもんを盛り上げようと頑張られているんですから。 ただ、安達さんの愛していたドラえもんがどんなドラえもんなのかなと思ってしまいます。ギャグマンガとしてのドラえもんが好きなのか、それとも夢や優しさ、希望で溢れたドラえもんが好きなのか。今のドラえもんは前者の要素が強いです。言うまでもなく原作がそうなのですから、それは当然のことですが。ただし、多くの人に愛されていたドラえもんは後者なんですよね。

私も上の(S)さんのご意見に賛成です。 逆手に取って理解するならば、この記事に包んだオブラートをはがしたならば、「現場に実際携わっている関係者の大変さも苦労も知らないで五月蝿いんだよ!」と要するに一言こうおっしゃりたいのでしょうか? 自分たちにとってマイナスの意見を聞くことも大事なことではありませんか?只々賛成、賛成、肯定、肯定、そんな生ぬるくチヤホヤされた環境の中で、本当に良い番組というのはできるのでしょうか? (以下に続く)
スタッフ側の自己満足だけで終わっているな、とそう感じる番組も最近増えてきていることも事実です。記事内に「賛成意見を表明する人は静観‥‥これが常ですよね」と書いていらっしゃいますが、否、これは違うと思います。現実的に、今、肯定意見の方が少ないからではないでしょうか。

クレームというのはご存知の通り、より高い要求の事を言います。不平不満を言うだけという意味ではありません。期待しているからこそ現状に満足がいかず改善を求めるものなのです。製作者側の夢を追うのもいいですが、もう少し、現実の状況から目を逸らさず、真摯な対応をしてくださることを切に願います。もしこのコメント全て、自分の気に入らない意見をわずらわしく思っているようでしたら、まずそこから直すべきです。

毎日地獄のようなスケジュールで…って、そんなのどんな業界でもそうですよ。みんな忙しいです。そんなことはどうでもいい。スポンサーうんぬんのこともそうです。裏側の事情はどうでも良いのです。 作品の質が高ければ、何も文句はないのです。のび太がヨンさまのコスプレをしたり…そういった下らない企画にたいして、下らない、と批判しているんですよ。製作者側はよいものを作ってるつもりでも、客観的な評価は別にところにあるのかもしれませんよ? 製作者の苦労をひけらかす前に、作品を客観的な目で見ることをおすすめします。

一度だけワイドショーで、コメンテーターやってる女性アイドルが不穏当な発言をしたんです。今の日本の危険な風潮を肯定するかのような言葉でした。この時は局のHPに書き込みしました。これこそ視聴者としてやらなければならないことだと思ったのです。でも“番組がつまらない”という程度のことなら、視聴者(客)は“見ない(買わない)”という選択をすることでほとんど解決するはずです。

「テレビ業界を紋切り型で非難するのは納得いかない」も、その通り。ディベートとしてへたっぴ。ここまで範囲を広げてしまうと悪口の焦点がぼやけてしまい、逆に相手にそこを指摘されかわされる恐れがある(笑)。なぜ新しいドラえもんはだめなのかを端的に理詰めで追求できれば、ひょっとしたら安達さんは答えに窮したかもしれない。

ゴマスるわけじゃないけど、これはちょっと安達さん可哀相だなあ。だって安達さんは放送作家の仕事として局側から、最近数字の落ちてきた「ドラえもん」をなんとかしてくれって“依頼”されたわけです。つまり局の方が「ドラえもん」を“変えてくれ”(変えていい)と言ってるわけですからね。私は番組の中身に関して、こういうところに書き込みをしたことはないなあ・・・「このタレントを出してください」とかはよく書いてますけどね、『さんま御殿』とかに(笑)。

もうあなたには何を言っても聞かないようですね。わかりました。もうあなたのような人が関わっている「ドラえもん」は見たくもありません。これから全ドラえもんファンの方に、アニメドラを見ないように呼びかけたいと思います。それで視聴率が下がったらどう責任とるのか期待して見守りたいと思います。では。

確かに視聴率を軽視するような意見は、ちょっと勘違いしてるなぁ、とは思いましたし、想像で悪口を叩いている人もどうかとは思います。しかし他に安達さんは、ドラえもんについての意見を聞きたいとおっしゃって、実際に意見がいくつか寄せられています。それらのコメントに対する返答がこのエントリーと解釈してよいのでしょうか?

ここらで一発安達大先生のコメントがほしい!!!!安達先生、先生的には今後ドラえもんをどうすべきだと思われているのでしょうか!ぜひお聞かせ願いたい!!!

さすが視聴率no.1男!!200%男!!!ドラえもんがなんだ!藤子プロがなんだ!藤子F藤雄を否定する奴は許さんが!俺は小泉流に自分を通す安達元一が好きだ!!!!(ゲイじゃありません)

そして、さらに9月15日。
この日のブログには、こう書き込んでいる。(→削除前の記事画像

視聴率が全て

とても上質な番組を作った
スペシャルで4回やらせて頂いた
視聴率は‥‥‥‥
11%
 9%
10%
 8%

いくら上質でもこんな視聴率ではこれが最後ですよ
といわれた

少し上質さに目をつぶって
視聴率がとれる仕掛けを施した

結果は
16%

素晴らしい春からレギュラーですな!

とお褒めを頂いた

そういうことである

この記事にも、やはり賛否問わず、コメントが寄せられた。(以下はその一部。)

その16%は内容というよりは声優の交代で取った数字なのでは? それとも1回のスペシャルのために声優を交代させたのですか? 大晦日のスペシャルについても何か言い訳していただきたいものです。

じゃあ、「日本昔ばなし」は視聴率はドラえもんよりも低かったのに、終了の際には視聴者から「終わらせないで」という意見が相次ぎました。それについてはどう思われるのでしょうか? 視聴率だけで人気の有無を決めるなんて、あまりに危険な風潮ですね。テレビ業界はこれほどまでに腐敗したんですかね・・・。

確かにですね。テレビの世界でなくても、売れたり、人気があればOK。駄目なら、ボチャリと、お客様次第ですから。視聴率が全てというのも、よくわかります。視聴率が顧客のニーズをあらわしているようなものですからね。今後とも、頑張ってください。

上質だから良い、という訳ではないんですね。 そういう切り口、訴求ポイント等、企画の仕事をする者として すごく興味深いです。 そういう感覚は経験から生まれてくるのですか? それとも天性のものですか? 私もそういう感覚を身に付けたいです(>▽<)!!

今日、じゃなかった、昨日15日の尾崎さんのマネ虎お疲れさまでした。その場にいた1人です。上質が認められないのは悲しいけど、こればっかりは見る人の質に合わせにゃなりまへんからね~~。

政治とよく似ている

ヨーナポト(こんにちは)、放送作家でなくても、ネットって怖いもので、非難的な意見が集中したりして、よく、プログ閉鎖に追い込まれてしまう人も今では多いようです。しかし、職種が違えど、日本人は、本当に、縁の下の力持ちさんタイプが多いですよね。人の見えないところで、頑張っている方、本当に多いです。ちなみに、私も、ドラえもん、大好きです。

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