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カテゴリ:本・コミック書評
「つるピカハゲ丸ベストセレクション 」のむらしんぼ作(2005年・小学館)

つるピカハゲ丸ベストセレクション(上巻) つるピカハゲ丸ベストセレクション(下巻)

<概要>
世の子供たちを笑いの渦に巻き込んだ、あのつるセコギャグ漫画が復活。単行本収録の名作・傑作はもちろん、のむらしんぼ書き下ろしの新作もあり。

<内容>
単行本に収録された傑作四コマはもちろん、単行本未収録作品も収録。
のむらしんぼインタビュー
連載当時の人気ぶりを紹介したコラム
のむらしんぼ書き下ろしの新作四コマあり。

<書評>
実に懐かしい。あのハゲ丸に再び会えるとは・・・。知らない方のために解説するが、ご存知「コロコロコミック」で、1985年4月から95年まで、10年もの長期にわたり連載された四コマ漫画である。ハゲ丸一家が繰り広げる、あまりにもセコいギャグや、生活の知恵に、当時の子供たちの間で人気を博し、88年にはシンエイ動画制作・テレビ朝日系列にてアニメ化もされた。(89年8月30日まで放送。)

私自身、ハゲ丸を知ったのはアニメ放送からであった。途中、ハゲ丸の声優だったつかせのりこさんが逝去され、杉山佳寿子さんに代わるという不幸にも見舞われたが、それでもハゲ丸たちの生み出すつるセコギャグにすっかりハマってしまった。アニメの方は、原作の四コマを「つるセコベストテン」でアニメ化し、短編2本がアニメオリジナルで作られていたが、アニメオリジナルの方も、とても印象に残ったストーリーばかりであった。中でも、ハゲ丸のかあちゃんが、かつてはミスユニバースの候補だったという話は強烈だった。

それから「コロコロコミック」や単行本で、原作も読むようになり、ハゲ丸熱はさらに急上昇。ある意味、当時は「ドラえもん」よりもハマっていた漫画であった。それだけに、突然のアニメ放送終了には、とても残念がった記憶がある。その後は、原作もちょくちょく読んではいたが、年を経るにつれ、次第にその熱は下がり、触れる機会もほとんどなくなっていた。ただ、連載が終了したことを知ったときは、少し残念に思ったものだった。

それだけに、今回の復活劇は、そんな当時の熱を思い起こしてくれたのと同時に、ハゲ丸をもう一度読み込んで、改めてハゲ丸の魅力を再確認しようという意欲を生み出してくれた。発売してくれた小学館には感謝の気持ちでいっぱいだ。


上巻は初期作品のが載っており、読んだことのある作品が目立っていた。もちろん、初めて見る作品も多く、どの作品もおもしろい。また、アニメ化記念として、ハゲ丸とのむらしんぼが、シンエイ動画やアフレコ現場に潜入する短編も収録されており、当時の人気ぶりがうかがえる。(ちなみに、その短編にはシンエイ動画の加藤良雄プロデューサーや、テレビ朝日の木村純一プロデューサーらしき人物も登場している。)

下巻は、ハゲ丸アニメ放送終了以降の四コマ中心。アニメでは登場しなかったハゲ丸の弟つる丸や、ハゲ丸のガールフレンド・都留聖子が登場。さらに、つる丸が作ったロボット、ロボ太郎も登場し、ハゲ丸ワールドはさらに広がりを見せた。(もっとも、裏を返せば、人気が少し低下したゆえの、てこ入れともとれるが・・・)それでも、おもしろく読めたことに変わりはない。

このほか、のむらしんぼ氏へのインタビューや、さらに新作四コマもあり。そのネタが、携帯電話、薄型テレビ、100円ショップと、現代にふさわしい四コマばかり。いずれも笑わせてくれる。連載終了から10年たった今も、ハゲ丸のつるセコぶりは健在である。このハゲ丸を、このまま埋もれさせるのはもったいない。ぜひ、もう一度「コロコロコミック」で、ハゲ丸の雄姿が見たい。今の子供たちに、ぜひ見せてあげたいものだ。


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最終更新日  2005年10月31日 22時13分32秒
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