|
テーマ:映画館で観た映画(8348)
カテゴリ:映画・テレビ
「最終兵器彼女」2006年製作・日本/「最終兵器彼女」製作委員会
「サイカノ」の略称で、原作・アニメともに人気を集めた作品であるが、実はこれまで名前は聞いたことがあっても、原作・アニメ共に未見であった。(もっとも、ちせが兵器にされてしまうという設定は、知っていたけど。)今回の実写版で、ようやく「サイカノ」の一端に触れることができた。 ストーリーの構成は無理なく収まっているし、付き合い始めて、恋人同士になるまでのプロセスや、自分が兵器になってしまうことへのちせの苦しみなどなど、細かい恋愛描写はよく描いていたと思う。ただ、窪塚俊介を始めとする男性俳優陣(伊武さんはいいけど。)の演技力が、今ひとつ。ストーリー自体は、まだよかったほうだけに少し残念である。 気になったのは、なぜ戦争が起きたのかという経緯や、ちせがなぜ最終兵器にされてしまったのかということが全く描かれていなかった。一番知りたかったところなのだが・・・う~ん、詳しいことは原作・アニメを見ろってことなのかなあ?今度、アニメ版を借りて見ようかな?(でも、原作にも、詳細が語られていないらしい。え~、じゃあ、なぜ???) あとは、戦闘シーンにおけるVFX。ここらへんは、東映のお得意だろう。リアル感溢れるCG技術を、今回も見せてくれた。さすがは東映。 <解説> 小学館「ビッグコミックスピリッツ」に連載された高橋しん原作の人気漫画を実写映画化。衝撃的な秘密を抱えるヒロインに前田亜季、彼女が恋心を寄せるクラスメートに窪塚俊介が演じる。 <あらすじ> 小樽の同じ高校に通うクラスメートのちせ(前田亜季)とシュウジ(窪塚俊介)。ある日、シュウジは友人のアツシ(木村了)とアケミ(貫地谷しほり)と札幌へ出かけるが、突然無数の爆撃機が街を攻撃し始める。(Yahoo!ムービーより) <スタッフ> 監督:須賀大観(『BLISTER』) 脚本:清水友佳子 原作:高橋しん VFX監督:野口光一 VFXプロデューサー:氷見武士 音楽:安西実 <キャスト> ちせ:前田亜季(『バトル・ロワイアル2』『孕み-HARAMI- 白い恐怖』) シュウジ:窪塚俊介(『ビー・バップ・ハイスクール2』) アツシ:木村了(『ヤンキー母校に帰る 旅立ちの時』) アケミ:貫地谷しほり(『スウィングガールズ』) ふゆみ:酒井美紀(『精霊流し』『ジュブナイル』) テツ:渋川清彦(『ガールフレンド』) ムラセ:伊武雅刀(『機関車先生』『燃ゆるとき THE EXCELLENT COMPANY』) <関連書籍・DVD> 最終兵器彼女 Another love song MISSION:1 最終兵器彼女[6枚組] スペシャルヴァリューBOX 最終兵器彼女(1)~(7)巻セット よかったら、クリックお願いします→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画・テレビ] カテゴリの最新記事
この映画、私もみたいんですけど近所の映画館では上映やってないんですね。詳しい感想きかせていただいたので益々みたいです。
(2006年01月31日 23時49分38秒)
|