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カテゴリ:雑記
およそ2ヶ月ぶりの更新。
といってもドラえもんネタに非ず。ヤクルトファンとしてはこのネタを取り上げないわけにはいかない。

小学校のころからヤクルトファンをやってきて20年近く経つが、自分の中では、もはやこの男の存在なしにヤクルトスワローズは語れないと思う。背番号27、古田敦也。
しかし、その古田もとうとうユニフォームを脱ぐときがやってきた。

正直、古田が球界から去るというのは考えられなかった。というより考えたくなかった。
現役引退だけならまだいいのだが、監督まで辞める必要はなかったのに。今シーズン、ヤクルトは21年ぶりの最下位に沈んだとはいえ、まだ2年目だし、専任ならばまだやれそうだと思っていたのだが、彼の意思は固かったようだ。記者会見のときのあの涙。古田自身も無念だっただろう。


現役生活18年間で、5度のリーグ優勝、4度の日本一。当然だが、自分もファンとして経験した優勝はこの限りである。守りでも好リードでピンチをしのぎ、打ってもチャンスに強いところを見せる。ファンのことも常に考えていて、ファンサービスを大事にして、テレビでも明るい表情を振舞う。正直、一言では言い表せない、言葉にするのも難しいほど、古田敦也という選手は魅力があり、ヤクルトにはなくてはならない存在だった。

一方で、2004年のプロ野球再編問題の折、選手会長として奮闘した古田の姿。
選手だけじゃなく、ファンのために戦ったその姿はとてもカッコよかったし、感動した。選手という枠を超えて、古田は球界にはなくてはならない存在となっていた。
その古田が引退するのだ。

そうなると、その古田の引退試合をしっかりと見届けなくてはという思いが芽生え、私はネットオークションでなんとかチケットを手に入れ、7日の神宮球場に足を運ぶことにしたのだった。


13時30分、神宮球場に到着。
プレイボールは18時20分からだったが、応援グッズや選手達を一目見るためにこの時間に着いた。恥ずかしながら、実は神宮に来るのは初めてなのだ。いつかは行かねばなるまいと思っていたが、その日が古田引退試合というのは・・・皮肉なものだ。

球場前にはすでに外野自由席の確保のために長い行列ができていて、その距離は1km以上はあっただろうか。私は三塁側の内野席(指定席)のチケットだったので並ばずにグッズ売り場にて、古田引退記念Tシャツ・タオルと、メガホンを買って応援準備を整える。

そのあと、球場近くのクラブハウスに。
このクラブハウスから選手達が練習場に向かうため、それまでの間が選手と触れるチャンスなのだ。しかし、この日は引退試合とあって、クラブハウス前には古田を観ようと多くのファンが待ち構えていた。その群衆に私も交じることに。

14時30分、古田兼任監督がクラブハウスから出てくる。
当然のごとく、ファンから大歓声が上がる。さすがにこの日は警備員がついていて、警備員に守られて、古田は自転車に乗って練習場に向かっていった。

古田だけでなく、真中や高津、木田、石井一久、石川、藤井、ラミレス、田中浩康などなどヤクルトの主力選手がクラブハウスから室内練習場に入っていった。また選手だけでなく、フジテレビの三宅正治アナウンサーや、元ヤクルトの巨人キラー、川崎憲次郎氏も生で見ることができた。特に川崎氏のところには、サインを求めるファンが多く群がっていた。引退から数年経ったとはいえ、未だに人気は根強いようだ。


取り囲まれる古田

16時。今度は練習場から球場に入る選手達をたくさんのファンが待ち構える。選手と触れ合う二度目の機会だ。そして、古田が練習場から出てくると、一気にファンが古田のところに押し寄せ、もみくちゃに。古田が押しつぶされそうな殺到ぶりに、近くにいたおばちゃんが「ちょっと通してあげなさいよ」と激昂する場面も。周りは古田を撮ろうと携帯やデジカメを構えるファンの姿でいっぱい。総マスコミ状態である。


17時ぐらいになって入場したが、まだ大学野球が続いており、2イニングだけとはいえ、大学野球も観戦することができた。結局、この大学野球が長引いた影響で、プレイボールが10分遅れの18時30分からとなった。

そしてスターティングメンバーの発表。
4番に青木を置き、注目の古田は5番で先発出場だった。

ヤクルトの先発は石川。対する広島の先発は長谷川。
その初回、石川がいきなり3失点で、流れは広島に・・・。
2回裏にリグスの犠牲フライで1点を返すも、5回表には新井に2ランを打たれ、5-1とリードを許す。

しかし、6回裏、ガイエルのフライを捕ろうとしたショートの梵とレフト井生が交錯。
ボールは外野を転々し、その間にガイエルが一気にダイヤモンドを駆け巡り、そのままランニングホームランで3点差。 さらに2アウト2・3塁という場面でこの試合3打席目の古田に打順が回る。一発が出れば同点。

すると、(何球目か忘れたが)レフトスタンドへ大きな当たり。これはいくか~!?
と思いきやファール。結局、古田はセンターフライに倒れた。


8回表には石井一久がマウンドに上る。しかし、7番廣瀬にソロホームランを浴び、再び4点差。その裏、ガイエル、今度はライトスタンドに35号ソロ。再び3点差に戻す。
そして2アウト1塁という場面で、古田を迎える・・・

と、ここで広島はピッチャーを交代。
なんと前日に引退試合を終えたばかりの佐々岡がマウンドに上がったのだ。
聞けば志願登板だったという。佐々岡GJ。そしてブラウン監督GJ。
広島はこの試合で公式戦を終えるため、佐々岡はこれが現役最後の登板となる。
古田と同期で入団し、同期で引退する者同士の異例の対決。場内は最高潮の熱気に包まれる。

結果は、古田がショートゴロに倒れ、結局古田はこの試合無安打に終わった。
その直後、佐々岡に古田が直々に花束を渡し、球場全体が沸いた。


そして、そのすぐあと9回表には高津が登板。
ヤクルト黄金期を支えた高津―古田の黄金バッテリーも今夜限りだ。

ここでブラウン監督はこの場面にふさわしいバッターを次々と送り出してくる。
まずは、前田智徳が代打で登場。 しかし、ここはきっちりファーストゴロに抑える。

続いて東出選手が見逃し三振。 そして二番の井生の代打に登場したのは緒方孝市。
しかし、ここも見逃し三振に抑え、この回は2三振三者凡退。
さすがは黄金バッテリーだ。

結局、試合は敗れたが、それでも十分満足のできる試合だった。
そして引退セレモニーが始まり、オーロラビジョンに古田選手のメモリアル映像が流される。その映像で場内が特に沸いたのが、古田入団当時の映像。黒縁メガネの初々しい古田の姿に、場内は爆笑の嵐。

その映像が終わって、ついに古田がファンにメッセージ。
記者会見のときは涙を流していたが、ここでは笑顔でファンに向けてメッセージを送った。


「18年間、本当にありがとうございました。また、また会いましょう。」



そのあと、古田がホームベース上で胴上げされ、そしてグラウンドを一周し、観客に手を振って感謝の気持ちを伝えた。三塁側をまわったとき、私は古田に声をかけた。


「また戻ってこい。いつでも待ってるぞ!」


一周してしばらくしたのち、古田が高津とラミレスに促されるように、ライトスタンドのフェンスによじ登ってファンの歓声に応えていた。
古田のフェンスよじ登り・・・・・もう観ることはできないんだね…。


セレモニーが終わったあともしばらくは席を立てず、私は余韻に浸っていた。
いっそ、ほかのみんなが帰るまで浸っていたかったが、清掃作業があるため、結局球場をあとにした。


8000円でチケットを落札してこの試合を観に行ったが、むしろ8000円が安く思えるくらいに満足できる試合だったし、これから一生の思い出になりそうないい試合だったと思う。


古田敦也選手。18年間感動をありがとうございました。
そして本当にお疲れ様でした。



さて、そうなると、次期監督候補は誰になるかだよな?
高田繁日ハムGMの就任が有力視されているが、監督としてはどうなのかな?
もしそうだとしたら。GM時代での手腕を上手く発揮してもらいたいものだが。


でも、それよりも気になるのが・・・ラミレスの動向。
放出なんてバカげたことやったら、戦力ダウンはおろか、チームの人気も下がるぞ・・・。

そしてこれに加えて、高津が戦力外通告。
古田に続き、高津までも抜けるのか・・・。


これからヤクルトはどうなっちまうんだ…?


神宮球場
引退セレモニー終了後の神宮球場

古田応援ボード
入場者全員に配られた古田応援ボード





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最終更新日  2007年10月12日 10時26分09秒
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