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ごったニメーションblog

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映画・テレビ

2006年08月06日
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カテゴリ:映画・テレビ
ゲド戦記』 2006年製作・日本

宮崎駿監督の息子、吾朗氏が監督を務め、手嶌葵の歌った主題歌が話題となっている一方で、Yahooのユーザーレビューを見ればわかるように、あまりの評判の悪さでも注目されているスタジオジブリの最新作である。これだけの評価の低さには、正直私は首を傾げてしまい、宮崎駿作品並みのクオリティを期待してしまったがために、そのような低い評価になってしまっているのではないかと思っていた。吾朗氏に親父並みの技量を求めるというのは酷な話ではあるし、とりあえずこれまでのジブリ作品のイメージを一切捨てて、この映画を鑑賞してみた。

全体的な評価としては、まずそんな酷い作品ではないと思う。つまらないわけではない。
ただ、かといって面白いかというと、それがまた微妙なところである。どっちつかずの平凡な作品。そう評価する以外に言葉が見つからない。敢えてそのように見せているのか、それともただ単に監督の技量がまずかっただけなのか。正直言えば、結局『ゲド戦記』でどうしたかったのか、何を見せたかったのか、それが作品からはあまり見えてこないのである。さすがにこれだと、あれほどの酷評を受けても仕方がないように思う。

演出については、別に下手というわけではないのだが、どちらかといえばテレビアニメ的な演出という感じだろうか。普通に30分の平凡なテレビアニメを、2時間ぐらいに伸ばして見せてみたというところか。静かに淡々とストーリーを見せているという感じである。

だが、やはりこれは映画なのだから、映画には映画なりの見せ方があるように思う。
それこそスタジオジブリの技術力をもってすれば、もっと別の見せ方があったのではなかろうか。さすがに吾朗氏はアニメ未経験だったがゆえに、演出の未熟さが露呈してしまった格好だ。それゆえに、ジブリの技術力が十分に発揮できず、不完全燃焼に終わった感も否めない。

ストーリー展開にしても、物語の世界観や背景はなんとなくわかるにしても、それが登場人物の心情や行動にどうしても結びついてこない。もちろん全く関係ないこともないのだろうが、その関連性が薄い。それと「真の名」とは一体なんだったのか。物語のキーとなっている竜とはいったい??
そこのところも不可解で、作品を見る限りでは全くわからない。ちょっとこればかりは、あらかじめ監督、プロデューサーインタビューや、『ゲド戦記』の原作を読むなりして予習しないと、もしかしたらついて来れないのかも??


そんな不完全燃焼に終わった『ゲド戦記』だが、その酷評とは裏腹に、興行ランキングは初登場1位を記録するなど好調である。
これはもはや「スタジオジブリ」というブランドが、名前だけで100億を稼げるくらいに大きくなりすぎてしまったことを表しているだろう。これに気を良くして、「スタジオジブリ」というブランドにあぐらをかいて、粗悪な作品を作ってしまわないかどうか少し心配な感もある。
いい映画というものは、興行収入の高さで決まるわけではない。いかに観客を満足させたか。これが一番大事なことだろう。スタジオジブリは、これを100%成功したと思わないでいただきたい。
この低評価の現実を重く受け止めて、次なる作品につないでいってもらいたい。ジブリファンとして、これだけは言わせていただく。


~作品データ~
<解説>
アメリカの女流作家アーシュラ・K・ル=グウィンの「ゲド戦記」シリーズを、スタジオジブリが映像化したファンタジー・アニメ超大作。宮崎駿監督の実子である宮崎吾朗がメガホンを取り、少年アレンと大賢人ゲドの旅を通じて混迷する時代を生き抜くためのメッセージを投げかける。(Yahoo!ムービーより)

<あらすじ>
多島海世界のアースシーでは、聖なる生物の竜が共食いを始め、農民は田畑を捨て、職人は技を忘れていくなどさまざまな異変が起こり始めていた。やがて人々が魔法を信じることができなくなったとき、大賢人ゲドは世界のバランスを崩す者の正体を突き止めるための旅に出て、国を捨てた王子アレンと出会う。(Yahoo!ムービーより)

<スタッフ>
監督:宮崎吾朗
脚本:宮崎吾朗、丹羽圭子
原作:アーシュラ・K・ル=グウィン
音楽:寺嶋民哉(『半落ち』)
プロデューサー:鈴木敏夫(『ハウルの動く城』『千と千尋の神隠し』)

<キャスト>
アレン:岡田准一(『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』『花よりもなほ』)
テルー:手嶌葵
ハイタカ(ゲド):菅原文太(『わたしのグランパ』『トラック野郎』シリーズ)
クモ:田中裕子(『いつか読書する日』『火火』)
ウサギ:香川照之(『嫌われ松子の一生』『北の零年』)
テナー:風吹ジュン(『コキーユ ―貝殻―』『恋と花火と観覧車』)

<関連作品>
ゲド戦記(6冊)セット ゲド戦記(6冊)セット

ゲド~戦いのはじまり~ ◆20%OFF! ゲド~戦いのはじまり~

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最終更新日  2006年08月09日 01時51分42秒
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2006年07月24日
カテゴリ:映画・テレビ
日本沈没(2006年版)』 2006年製作・日本

ご存知、小松左京原作のベストセラー小説のリメイク版である。とはいっても、私自身は『日本沈没』の原作を読んだこともなければ、旧作の1973年版も見たことがない。今回の映画で初めて、日本が沈没する瞬間を目撃した。

この映画においてもっとも色濃く描いている部分は、やはり「誰かを守る」というところに尽きるだろう。レスキュー隊員の玲子は、阪神大震災の被災者であるという設定で、自らもレスキュー隊員に助けられたという経験から、現在に至っている。このバックグラウンドこそ、彼女の人生の深みを観客に与える十分な要素として機能している。そして、その彼女が引き取った少女美咲は、冒頭の駿河湾沖地震で父を失い、母もまた劇中で息を引き取る。同じ経験をした少女が傍にいることで、玲子は彼女と、そして同じように苦しむ子供たちを守ろうとする。

玲子だけに限らず、結城や田所、そして鷹森もまた、故郷を、日本を守るために尽力していく。それぞれの人間ドラマを簡潔に、しかし密に描いており、観客を登場人物に感情移入させている。そしてそれは、小野寺の心を動かすことになる。その点で見ると、小野寺は観客の分身なのかもしれない。

そうして彼らに感情移入した観客は、助かってほしいという思いが生まれるわけで、助かる展開を希望してしまう。だが、次々と迫り来る脅威が、そんな希望を打ちのめそうとする。まるで、樋口監督に翻弄されているかのごとく。

もっとも、ラストは旧作とも原作とも違い、日本は完全な沈没を免れるという、観客の希望通りの展開となっている。これには原作ファンや旧作ファンにとっては、少しばかり不満を覚えることだろう。が、原作・旧作を知らない私からすれば、さすがにあれだけの人間味のある人々や、凄まじい惨禍を見てしまったあとでは、このハッピーエンドがよかったと思うわけで…。
旧作ファンの方々は、『日本沈没』のリメイクではなく、一エンターテイメント映画としてご覧になることをおすすめする。


~作品データ~
<解説>
小松左京の同名ベストセラー小説を映画化した1973年作品『日本沈没』を、『ローレライ』で長編監督デビューを果たした樋口真嗣が現代にリメイクした衝撃作。SMAPの草なぎ剛と柴咲コウがダブル主演し、未曾有の災害に立ち向かうヒロイックなキャラクターを熱演する。防衛庁や東京消防庁の全面的な撮影協力と日本を代表する特撮スタッフが生み出した臨場感あふれる本格的スペクタクル映像の数々は、日本映画史に名を残すほどの完成度を誇る。(Yahoo!ムービーより)

<あらすじ>
潜水艇パイロット、小野寺俊夫(草なぎ剛)は、科学博士・田所勇介(豊川悦司)の指揮の下で深海調査に参加していた。田所はさまざまな調査・検証を行った結果、衝撃の事実を知ることに。海底プレートの急激な沈降で、日本が1年以内に沈むことを…。

<スタッフ>
監督:樋口真嗣(『ローレライ』)
原作:小松左京(『さよならジュピター』)
脚本:加藤正人(『機関車先生』『雪に願うこと』)
音楽:岩代太郎(『春の雪』『花田少年史』)
特技監督:神谷誠(『亡国のイージス』『キューティーハニー』)
特技統括・監督補:尾上克郎(『戦国自衛隊1549』『式日』)

<キャスト>
小野寺俊夫:草なぎ剛(『黄泉がえり』『ホテルビーナス』)
阿部玲子:柴咲コウ(『県庁の星』『着信アリ』)
田所雄介:豊川悦司(『北の零年』『やわらかい生活』)
結城慎司:及川光博(『明日の記憶』『CASSHERN』)
鷹森沙織:大地真央(『エンジェル 僕の歌は君の歌』)
倉木美咲:福田麻由子(『同じ月を見ている』『ギミーヘブン』)
山本尚之首相:石坂浩二(『犬神家の一族』『県庁の星』)
野崎官房長官:國村隼(『交渉人 真下正義』『バルトの楽園』)

<関連商品>
日本沈没(第2部) 日本沈没 第二部

日本沈没 TELEVISION SERIES プレミアム・ハザードBOX 日本沈没 TELEVISION SERIES プレミアム・ハザードBOX

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最終更新日  2006年07月25日 00時51分34秒
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2006年06月10日
カテゴリ:映画・テレビ
【DVD】探偵!ナイトスクープDVD Vol.1&2 BOX【SD-114】 ALWAYS 三丁目の夕日 豪華版


DVD買っちゃいましたよ。
ナイトスクープは一度出てくれないかなあと思っていましたが、ついに出ましたよ。

しかも、「爆発卵」「四十八茶」「栗饅頭」「マネキン」という伝説の爆笑投稿がいきなり登場ですよ。 これはあとでじっくり楽しむとしますか。

ところで、ここの販売元はワーナーだけど、ってことはDVDを再生したら最初にあのワーナーのロゴが出てくるってことか。 ユニバーサルのバカ殿DVDに同じく。

それを見ると、すごい奇妙な気を覚えるのは、なんでだろう?


一方の「ALWAYS 三丁目の夕日」は、ムチャクチャ感動したので購入。もちろん、特典映像つきの豪華版を。 本編だけでなく、メイキングなど興味深い貴重映像なども盛りだくさんなので、DVDでもかなり楽しめそうだ。

それにしても、今年はDVDを買うことが増えたなあ。
夏・冬にはエスパー魔美のDVD-BOXも発売されるし、相当お金貯めておかないと。


ところで、『のび太の恐竜2006』のDVDはまだですか?

同日公開した『ナルニア』『Zガンダム』『ワンピース』はすでに発売決定したのに、『のび恐』だけは未だ情報なし。
一応、Amazonで情報ページは出ているけど、それでも発売未確定とのこと。発売時期、特典内容も未だわからず。どうなるんだか・・・

本気でドラえもんで儲けたいと思っているんだったら、それぐらいのことはきちんとやって発売してほしいものである。
頼みますよ、小学館さん。


P.S. Amazonの情報ページの右のほうのメールフォームに、アドレスを記入すれば、発売情報が入り次第お知らせしてくれるようなので、早く知りたい人は登録してみては?

URL→ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000ELGLCQ/qid=1149906129/sr=1-2/ref=sr_1_2_2/503-7000634-0115945
(楽天からは直リンク不可なので、コピペしてご覧ください。)







最終更新日  2006年06月10日 11時28分50秒
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2006年05月31日
カテゴリ:映画・テレビ
今週の「トリビアの泉」のトリビアの種。
工事現場の看板のキャラクターに合う声優は誰かという、声優好きにはたまらないトリビアの種だった。


で、そのキャスティングをした音響監督というのが、、、

・浦上靖夫さん(『ドラえもん』『アルプスの少女ハイジ』『シティーハンター』)
・大熊昭さん(『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』『笑ゥせぇるすまん』)
・田中章喜さん(『ドラえもん(05年4月~)』)

って、全員APU(オーディオ・プランニング・ユー)じゃん!!
それも、3人とも『ドラえもん』音響監督だし。
こんな企画にお忙しい中、ご協力いただきありがとうございました。


で、実際にオーディションも行ったんですけど・・・
これがまた、蒼々たるメンバーで・・・

野沢雅子(『ドラゴンボール』孫悟空役)、緒方賢一(『忍者ハットリくん』獅子丸役)、田中真弓(『ワンピース』ルフィ役)、玄田哲章(『ドカベン』岩鬼役)、草尾毅(『スラムダンク』桜木花道)、屋良有作(『ちびまる子ちゃん』ヒロシ役)、古川登志夫(『うる星やつら』諸星あたる役)・・・・

でも、実際に出てもらった声優さん・・・・
みんな持ちキャラの声でやってるんですけど(笑)
あの~、浦上さん。本当に考えて選んだんですか!?

で、そんなメンバーの中から選ばれたのは、
ブラッド・ピットの日本語吹き替えでお馴染みの堀内賢雄さんでした。


それにしても、影ナレといい、今回の企画といい、どうもトリビアはオタク向けの内容になっているような気がするが、気のせい?


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最終更新日  2006年06月01日 01時30分43秒
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2006年05月23日
カテゴリ:映画・テレビ
名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』 2006年製作・日本


<ネタバレあります。ご覧になっていない方はご注意。>
コナン映画の記念すべき第10作目。今回はいつもとスタイルが違い、犯人が直接コナンたちに依頼。それも、いわば蘭たちを「人質」にとり、事件を解決させるというハラハラさせる展開に。そしてオールスターキャストというだけあって、楽しみの幅が広がる作品になっていた。

あくまでも個人的な好みの話なのだが、コナンについてはどちらかといえば、脇役キャラのほうが好きである。一番は小五郎だし、コナンより平次の方が好みだし。恋愛模様も、コナンと蘭よりかは、むしろ平次と和葉、高木刑事と佐藤刑事、小五郎と英理の方が物凄く興味がある。こういう映画は、やはり脇役キャラ派のファンが好みそうだ。

注目は、元祖高校生探偵、アスラン・ザラ白馬探の映画初登場か。これまでテレビで一度出演しただけなのに。
う~ん、なんちゅうキザな奴。でもなかなか頭がいいな。もっとも、この白馬は実は怪盗キッドの変装だったんだけどね。怪盗キッドの変装のために出てきたキャラというのは、なんとなく察しがついていた。

オールスターキャストだけに、登場の仕方が不自然になるのではという不安もあったが、別にさほど不自然なところは感じられなかった。まあ、大山ドラえもんのレギュラー放送最終回と比べたら、遥かにね・・・。佐藤刑事と高木刑事も、あそこでデートしていたとしても不思議はない。

ゲストキャラを見渡せば、古谷徹氏演じる伊東末彦の風貌が、なんとなくシャアに似ていたことなあ??
「演じる役が違うだろ!」と、心の中でツッコんでしまったし。(ちなみに、本物のシャアは「しんちゃん」のほうに出てます。

あと、警官役で作家の大沢在昌氏がゲスト出演。コナン映画初期のほうでは、お笑い芸人がゲスト出演していたことがあるらしいが、どうもそれは諏訪プロデューサーのお遊びらしく、今回もその類だろう。もっとも全く話題にはされていなかったから、こういう起用はOKである。
ついでに、読者のアフレコ参加も、ファンサービスの一環だから、これもOKである。


ストーリーを見ると、今回はどうしてもコナンと平次の活躍というよりかは、警察からの情報で、事件を解いてしまったような感じである。まあ、コナン自身も探偵を雇うまでもないと言ってたけどね。あと、コナンが新一だとバレた理由は、指紋だったというのがなあ・・・。


って、それだと黒の組織にすぐバレてもおかしくないんだけど!!
あの組織のことだから、指紋さえ入手できてしまえば、灰原哀の正体もすぐに突き止められてしまうし、コナンだって・・・。
テレビアニメのほうに悪影響が出なきゃいいけど。

ラストは、事件解決・・・と思ったら、もうひと山出てきて、最後の最後までハラハラさせる展開に。その最後は、結局怪盗キッドが決めちゃったんだけどね。肝心なところで、カッコよく決めやがるぜ、怪盗キッドめ。


~作品データ~
<解説>
週刊少年サンデーで連載中の青山剛昌原作の国民的人気シリーズ「名探偵コナン」の記念すべき劇場公開第10弾。シリーズの集大成とも言える今回は、オールスターキャストが総登場。謎の爆弾犯の罠に挑む探偵たちが、史上最大最悪の事件に迫る。

<あらすじ>
謎の男の依頼で横浜へとやって来た小五郎とコナンたち一行。しかし、その男は罠を仕掛け、蘭や少年探偵団たちを人質に取ってしまう。タイムリミットは12時間。その間に依頼された事件の真相を解かなければ、蘭たちに取り付けられた爆弾が爆発すると脅される。さらに、その男はコナンの正体が工藤新一である事を知っていて……。(Yahoo!ムービーより)

<スタッフ>
監督:山本泰一郎
原作:青山剛昌
脚本:柏原寛司(『ルパン三世』『あぶない刑事』)
音楽:大野克夫(『太陽にほえろ!』)

<キャスト>
江戸川コナン:高山みなみ(『魔女の宅急便』)
毛利小五郎:神谷明(『シティーハンター』『平成狸合戦ぽんぽこ』)
服部平次:堀川りょう(『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』)
毛利蘭:山崎和佳奈(TVアニメ『格闘美神 武龍』)
工藤新一・怪盗キッド:山口勝平(『犬夜叉』『ワンピース』)

清水麗子:平野文(『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』)
伊東末彦:古谷徹(『機動戦士Zガンダム3部作』)

<関連作品>
DVD 劇場版 名探偵コナン 時計じかけの摩天楼 <送料無料> 名探偵コナン 時計じかけの摩天楼


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最終更新日  2006年06月04日 23時07分26秒
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2006年05月07日
カテゴリ:映画・テレビ
LIMIT OF LOVE 海猿』 2006年製作・日本

2004年の映画、2005年のTVドラマから続く『海猿』シリーズの最終章である。第1作の映画からずっと見てきたが、映像技術はもちろんのこと、リアルに描かれた壮絶な救助シーンに、壮大感かつ青春味溢れる佐藤直紀氏の劇中音楽、そして「友情」「愛情」といった人の絆を描いた人間ドラマと、どれを取っても一級品といってもいいぐらいの質の高いドラマである。その最終章ということで、公開初日に見に行った。

今回はフェリーの沈没事故ということもあり、映画1作目とはだいぶ雰囲気が異なる。というよりかは、前作よりも遥かに迫力感かつ緊迫感が伝わってくる物語に仕上がっている。映像のクオリティは全く落としておらず、むしろ前作よりも質が高くなっている。よくぞこのシーンを撮ったと思えるぐらいの迫力のあるシーンに、伊藤英明氏を始めとする俳優陣の演技が加わり、見ているこっちもハラハラさせられ、息もつかせない。そして何より、仙崎と環菜の「愛情」の強さ、仙崎と吉岡の「信頼」で結ばれているバティの絆の強さ、何があっても仙崎たちを救おうとする下川ら仲間たちの熱き心。絆の強さ、互いを信じあう心、それがあるこそこのドラマは成り立っていると言える。

欲を言えば、映画1作目やTVドラマで見られた「笑わせ」どころが欲しかったところ。さすがに、始まってすぐに事故の救助現場へというシナリオは、少ししんどいものがある。
嵐の前の静けさというか、そういうところをもう少し入れてほしかった。もっとも、これだけの大作を作ったのだから、そこまで要求するのは酷と言うものか。


興行面では、興行収入が60億円越えの見込みで『the 有頂天ホテル』を越える可能性もあるとのこと。ここ十年の日本映画はアニメ作品が上位を占める傾向が強かったが、実写作品もだんだん力をつけ始めてきた。『海猿』はこれで終わるらしいが、これに続くヒット作を期待したい。


~作品データ~
<解説>
人命救助のエキスパートである潜水士を目指す若者の友情や挫折、恋愛をさわやかに活写した青春ドラマの続編。監督の羽住英一郎、主演の伊藤英明、加藤あいをはじめ、前作のスタッフ&キャストが再結集。乗員・乗客620名を乗せたまま座礁した大型フェリーを舞台に、史上最大の海難事故の救助に挑む若き精鋭たちの活躍を描く。(Yahoo!ムービーより)

<あらすじ>
潜水士となって早2年。海上保安官である仙崎大輔は、鹿児島・第十管区に異動となり、機動救難隊員として海難救助の最前線で働いていた。恋人・伊沢環菜とは将来を意識しながら、遠距離恋愛を続行中。そんななか、鹿児島沖3キロで大型フェリー・くろーばー号の座礁事故が発生。バディの吉岡哲也たちと現場に駆けつけた大輔は、そこで驚愕の光景を目撃する。凄まじい早さで浸水を始め、傾いていく船体。9階建ビルに匹敵する船内には195台もの車両が積載されていて、引火すれば大爆発の危険が。しかも非常用システムはすべて破損している。そして、パニックを起こして逃げ惑う620名もの乗客。そこには、偶然にも船に乗り合わせていた環菜の姿が!(goo映画より)

<スタッフ>
監督:羽住英一郎(『海猿』『逆境ナイン』)
脚本:福田靖(『陰陽師』『催眠』)
原作:佐藤秀峰(『ブラックジャックによろしく』)
音楽:佐藤直紀(『逆境ナイン』『ALWAYS 三丁目の夕日』)
製作総指揮:亀山千広(『踊る大捜査線』シリーズ)

<キャスト>
仙崎大輔:伊藤英明(『この胸いっぱいの愛を』『陰陽師』)
伊沢環菜:加藤あい(『新宿少年探偵団』『海猿』)
吉岡哲也:佐藤隆太(『ローレライ』『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』)
本間恵:大塚寧々(『燃ゆるとき』『狼少女』)
海老原真一:吹越満(『容疑者 室井慎次』『たそがれ清兵衛』)
北尾勇:石黒賢(『ローレライ』『ホワイトアウト』)
下川イワオ:時任三郎(『天国までの百マイル』『いつかどこかで』)

<関連作品>
海猿 海猿

海猿 UMIZARU EVOLUTION DVD-BOX〈6枚組〉 海猿 UMIZARU EVOLUTION

「LIMIT OF LOVE 海猿」オリジナル・サウンドトラック(初回盤) 「LIMIT OF LOVE 海猿」オリジナル・サウンドトラック

海猿(1) 海猿(1)


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最終更新日  2006年05月07日 12時26分32秒
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2006年04月24日
カテゴリ:映画・テレビ
立喰師列伝』 2006年製作・日本

『イノセンス』『功殻機動隊』でお馴染みの押井守監督の最新作。今回は「スーパーライヴメーション」という、実写写真を3D上でアニメイトする技法をとっており、役者の「動き」はあまり必要とされない。そのため、出演者には俳優並みの演技力は要求されない。そんなわけで、この映画に出演したメンバーはというと、石川光久(I.G.社長)、河森正治(メカニックデザイナー)、鈴木敏夫(ジブリプロデューサー)、樋口真嗣(『ローレライ』『日本沈没』監督)、川井憲次(作曲家)、寺田克也(イラストレーター)らといった、押井監督の仕事仲間たち。いつもならスタッフの欄に来る人ばかりである。はっきり言ってしまえば、アニメファンしか喜ばないキャスティングである。押井監督は「文化祭のノリで作った」と語ったそうだが、まさしくその匂いがプンプンする映画だ。ヴォイスキャストには、山寺宏一、榊原良子らが参加している。

ストーリーは、戦後60年の歴史において暗躍したさまざまな「立喰師」たちの生態を紐解いていくという内容といったところ。山寺氏の口から語られる膨大な量の知識と情報。こういう難しい知識を並べていくあたりは、さすがは押井監督である。
素人には、何のことを言ってるんだかさっぱりわかりません(笑)

押井ファンはこの内容が本当にわかっているのか?わかっているとしたら、それはそれで凄いのだが。

まだ、わかるかなと思うところは牛丼の「予知野屋」と、ハンバーガーチェーンの「ロッテリア」の項のところか。よく利用しているということもあってなのか、「予知野屋」がいかにして潰れてしまったのかはなんとなくわかる内容なので、少なくとも『イノセンス』よりは見やすい作品と言える。あとは、ヴォイスキャストの山寺宏一氏のナレーションに加え、登場人物を演じるところでの多彩な声質と演技力はさすがである。(ちなみに、アフレコは3日間ほぼ監禁状態で行われたそうだ。)

そしてもう一つ。随所に小ネタを挟んでいる点も見逃せない。いわゆる某アニメのパロディとか、珍事件とか、必要性のない珍歴史とかそういうところもなぜか語られてしまう。なお、登場した食堂やそば屋の名前は、押井作品のファンにはとても馴染み深いらしい。自分はあまり知らないけど。
わかっていれば、そういうところを見つけるだけでも楽しいかもしれない。


それにしても、まさかあの国民的人気アニメの、あの最終回の1シーンが映像化されるなんて、夢にも思いませんでしたなあ・・・
ってことは、IKIFはアレを作っていた傍らで、このシーンを作ってたってことか!!


~作品データ~
<解説>
『イノセンス』などで世界中から注目され、常に新しい映像表現を開拓し続ける押井守監督の新感覚アニメーション。これまでの作品で繰り返し扱ってきた「立ち喰いのプロ」をモチーフに、伝説の立喰師たちの真剣勝負を実写と3DCGアニメを融合させて描く。

<あらすじ>
戦後間もない昭和20年、闇市にたたずむ一軒の立喰い蕎麦屋に謎の男が現れた。この男は「月見の銀二」と呼ばれる伝説の立喰師で、彼の容赦ない「ゴト」に店主は震撼する。時代は変わり、美貌の女立喰師「ケツネコロッケのお銀」や「哭きの犬丸」など多くの立喰師が、ただ一食のために己の全知と全能を賭け飲食店主に挑んでゆく。(Yahoo!ムービーより)

<スタッフ>
監督:押井守(『イノセンス』『GHOST TN THE SHELL/功殻機動隊』)
企画:石川光久(『イノセンス』、TVアニメ『BLOOD+』)
音楽:川井憲次(『DEATH NOTE』『美しき野獣』)
3DCG:IKIF(『BLOOD THE LAST VAMPIRE』『ドラえもん のび太のワンニャン時空伝(OPタイトル)』)
ビジュアルエフェクツ:江面久(『イノセンス』)
アニメーション制作:Production I.G.

<キャスト>
月見の銀次:吉祥寺怪人
ケツネコロッケのお銀:兵藤まこ(『紅い眼鏡』『天使のたまご』)
哭きの犬丸:石川光久
ハンバーガーの哲:川井憲次
中辛のサブ:河森正治(『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』)
牛丼の牛五郎:樋口真嗣(『ローレライ』『日本沈没』)
フランクフルトの辰:寺田克也(『BLOOD THE LAST VAMPIRE』)
冷やしタヌキの政:鈴木敏夫(『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』)

<ヴォイスキャスト>
山寺宏一(『イノセンス』『劇場版ポケットモンスター』シリーズ)
兵藤まこ
榊原良子(『イノセンス』『機動戦士Zガンダム 星の鼓動は愛』)

<関連作品>
●押井守 “イノセンス スタンダード版 ”【ガイドDVD付】DVD(2004/9/15) イノセンス スタンダード版

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー


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最終更新日  2006年04月25日 01時37分16秒
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2006年04月22日
カテゴリ:映画・テレビ
ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女』 2006年製作・アメリカ


C.S.ルイスによる全7巻のファンタジー巨編の、話題の実写映画化作品。その第1章がこの『ライオンと魔女』だ。実はこの原作本を小学生のころに読んだことがある。担任だった先生から、「自分の聖書」だと言ってプレゼントされたのが、この『ライオンと魔女』だった。それだけに、それなりに思い入れもあるので、今回鑑賞することにした。とはいえ、ストーリーはどんなのだったか、すっかり忘れてしまったけど。
そういえば、あの本は、どこへ行っちゃったっけ?(ってオイ!!)今度捜してみるか。


変哲もない普通の衣装ダンスが別世界への入り口となる設定からして、いわゆる「日常性の中の非日常性」を描いた「ドラえもん」映画シリーズの雰囲気を感じさせる。もちろん原作は1950年の発表なので、パクリのわけがなく、むしろ「ナルニア」の影響を「ドラえもん」が受けたと言ったほうがいいだろう。ファンタジー好きの藤子F先生のことだから、おそらくこの「ナルニア」も読んでいたことだろう。

映像技術についてはもはや言うことはなし。さすがはディズニーだけあって、いかにもCGだと丸わかりのものはほとんど見当たらない。CGでありながら、動物達はごく自然な動きをしていて、全く違和感を覚えずにキャラクターが生きているということを実感させる。邦画もこれぐらいのことはやってほしいなあ・・・とは思うが、向こうは桁違いの金を使って作ってるから、仕方のない話である。

ただストーリーを見ると、純粋に面白いかというとそうではなく、かといってつまらないというわけでもない、どっちつかずの印象を残した。戦闘シーンも迫力はあるのだが、何か一つ物足りない。どうも釈然としないものを残して、終わってしまったような感じである。

物語は、「ロード・オブ・ザ・リング」とは違い、1シリーズ完結というスタイルをとっているので、完全な連続性というものは「ナルニア」にはない。そのため終わり方も、あの出来事はまるで夢物語だったという感じで締めくくられる。第2章は「カスピアン王子のつのぶえ」で登場人物も1章と同じ面々で描かれる模様。とりあえず2章もそれなりに楽しみにしておきたい。


~作品データ~
<解説>
20世紀を代表する英国作家、C.S.ルイスによる全7巻からなるファンタジー巨編「ナルニア国物語」シリーズの第1章を映画化。監督は『シュレック』シリーズのアンドリュー・アダムソン。

<あらすじ>
ドイツ軍の空爆が激化する第二次大戦下のイギリス。ペベンシー家のピーターら4人の兄妹は、ロンドンの空襲を逃れるため、田舎に住むカーク教授に預けられる。好奇心旺盛な末っ子のルーシーは、その広大な屋敷でかくれんぼをしているうちに、空き部屋で大きな古い衣装だんすを見つける。その奥に進むと、そこは偉大なる王アスランの作った国ナルニアだった。ナルニアは、冷酷な白い魔女により100年にもわたり冬の世界に閉ざされていた。(Yahoo!ムービーより一部抜粋・編集)

<スタッフ>
監督:アンドリュー・アダムソン (『シュレック』シリーズ)
原作:C.S.ルイス
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ(『キングダム・オブ・ヘブン』『マイ・ボディガード』)
クリエイティブ・スーパーバイザー:リチャード・テイラー(『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ)
視覚効果・スーパーバイザー:ディーン・ライト(『タイタニック』)

<キャスト>
ピーター・ペペンシー:ウィリアム・モーズリー
スーザン・ペペンシー:アナ・ポップルウェル
エドマンド・ペペンシー:スキャンダー・ケインズ
ルーシー・ペペンシー:ジョージ・ヘンリー

白い魔女:ティルダ・スウィントン(『コンスタンティン』『エドワードII』)
タムナス:ジェームズ・マカヴォイ(『ウィンブルドン』)
アスラン(声):石田彰リーアム・ニーソン(『シンドラーのリスト』『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』)

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最終更新日  2006年04月23日 01時36分18秒
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2006年02月17日
カテゴリ:映画・テレビ
知る人ぞ知る「スキージャンプペア」シリーズが、ついに実写映画化!!ストーリーは、「スキージャンプペア」の誕生、そしてトリノオリンピッグ公式種目になるまでの道筋を、ドキュメンタリー形式で綴っている。

実は、「スキージャンプ・ペア」自体、私はさわりしか見ていない。が、次々と繰り出すトンデモパフォーマンスには、不思議と笑いがこみあげてくる。そして、茂木淳一氏の実況も味があって、なかなかいい。

もう少しスキージャンプ・ペアの世界を知ろうと思い、今回の映画は誕生の経緯が描かれるということなので、入門編にはうってつけだと思い、鑑賞することにした。


で、実際に見てみたんだけど・・・・

なんてバカバカしい・・・
もうツッコミどころ満載。いくらなんでもこんなのありえねえよ、と言いたくなるドラマが続々・・・DVDと同じく・・・いやそれ以上に、バカバカしい。これ、わざわざ劇場でやる必要あったのかなあ??
(あ、でも一応、この映画は、東京国際映画祭の特別賞受賞という一映画としても素晴らしい実績を残しているし。ちなみに、これ、ドキュメンタリー形式で描いているけど、二部構成だということを付け加えておこう。)

だが、バカバカしいという言葉で片付けるのは、御法度と言うものだ。なぜならそれがスキージャンプ・ペアなのだし。それに、登場人物はみんなマジなのだ。みんな真剣に、スキージャンプ・ペアの普及に奮闘し、そして競技に努力を重ねてきたのだ。人生のどん底に落とされても、そこから「巨人の星」のごとく立ち上がったそのド根性。そのドラマをもっと見てやってほしい・・・・って、誉めすぎかなあ??

とりあえず、「スキージャンプ・ペア」に詳しくない方も、とにかく楽しめる作品は確か。入門編には最適である。(1800円払って見に行く価値はあるかどうかは微妙だが。)
あと、エンディングロールになっても席を外さないように。オマケあります。

それにしても、まさか「パピコ」が、スキージャンプペア誕生のきっかけだとは思いもしませんでしたなあ~。


<解説>
1組のスキー板に2人で乗りジャンプするという突飛な発想から生まれ、DVD化されるや大ヒットを記録したCGアニメ「スキージャンプ・ペア」の実写版。生みの親である真島理一郎が総監督、「時空警察」シリーズなどを手がけてきた小林正樹が監督を務め、新競技の誕生から冬季五輪決勝までをドキュメントタッチで振り返る。ユニークな世界観、奇想天外な技の連続が笑いを誘う本作は、第18回東京国際映画祭「ある視点」部門特別賞を受賞した。(Yahoo!ムービーより)

<あらすじ>
2006年2月開催予定のトリノ・オリンピッグから正式種目となる人気競技スキージャンプ・ペア。1組の板に2人で乗り込み大空を舞うこの競技は、ある物理学者の偶発的な発見から生まれ、その情熱は彼の息子たち、やがて世界中のジャンパーたちを巻き込んでいく。(Yahoo!ムービーより)

<スタッフ>
総監督:真島理一郎
監督:小林正樹

<キャスト>
ナビゲーター:谷原章介
ナレーション:政宗一成
実況:茂木淳一

船木和喜
荻原次晴
八木弘和
アントニオ猪木
ガッツ石松

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DVD スキージャンプ・ペア8 オフィシャルDVD スキージャンプ・ペア8 オフィシャルDVD

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↑1~8を収録しているっていうけど、3~7は空のDVD-Rだし(笑)。

<UMD Video>スキージャンプ・ペア オフィシャルUMD スキージャンプ・ペア オフィシャルUMD
PSPでスキージャンプ・ペアが見られます。

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よりによって、キティちゃんとコラボレーションかよ!!(笑)

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もうやめとけ・・・


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最終更新日  2006年02月18日 22時44分42秒
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2006年02月01日
カテゴリ:映画・テレビ
The 有頂天ホテル」2006年製作・日本/フジテレビ・東宝

ご存知、三谷幸喜脚本・監督のエンターテイメントムービー。三谷映画作品を見るのはこれが初めてであるが、しかし、三谷初心者でも十分に楽しめる。この映画では、ほとんど観客を笑わせることに重きを置いている。

キャスト陣は、役所広司、香取慎吾、伊東四朗、松たか子、西田敏行、津川雅彦、唐沢寿明、佐藤浩市、戸田恵子、YOU、麻生久美子、、、、などなど(他の出演者のみなさん、ごめんなさい。)、あまりにも豪華すぎるメンバー。これほどまでにキャストが充実している映画は、過去にあっただろうか。唐沢寿明が脇役というのは、あまりにももったいなすぎるように思うが。とはいえ、出演者それぞれ、しっかり役どころは踏まえているし、それぞれの登場人物にも焦点が当てられていたので、それはよしとしよう。

この映画は、いわゆる「天丼」を巧みに使って、話を盛り上げているという印象を受ける。つまり、同じようなネタを、何度も繰り返し出してきているわけだ。その「天丼」は、観客が忘れかけたころに出してくる、そのタイミングが一番重要なのだが、三谷監督はそれをしっかりわかっていた。登場人物の多さを利用し、さまざまなキャラの話を随時持ってくることで、観客の気をそらして、そこに「天丼」を入れたのだ。この「天丼」の例が、この映画では(以下ネタバレあり。反転させてね。)「伊東四朗の顔面白塗り+洗顔クリーム」「香取の持っていた幸せを呼ぶ人形」「逃走したアヒル」に反映されている。しかし、これって、裏を返せば、反則技のような気がしないでもないが。

もちろん、それ以外にも十分に楽しめる要素はたくさんあるので、三谷作品に詳しくない方も、ぜひご覧になられてはいかがだろうか?面白さは十分に保障済みである。

<解説>
人気脚本家の三谷幸喜が『ラヂオの時間』『みんなのいえ』に続き、今度は大晦日の高級ホテルで繰り広げられる奇跡のドラマを描いた監督第3作。役所広司、松たか子、佐藤浩市、香取慎吾など日本映画を代表する23人の豪華キャストが、迷路のようなホテルの中で働く従業員や訳ありの宿泊客を演じる。(Yahoo!ムービーより)

<あらすじ>
大晦日を迎えた「ホテルアバンティ」では、ホテルの威信がかかった年越しカウントダウンパーティーの準備で大忙し。そんな中でも副支配人の新堂平吉(役所広司)は、様々な問題に機転を利かせて対応するのだが……。(Yahoo!ムービーより)

<スタッフ>
脚本と監督:三谷幸喜(『ラヂオの時間』『みんなのいえ』)
音楽:本間勇輔(『笑の大学』『古畑任三郎』)
製作:亀山千広・島谷能成

<キャスト>
新堂平吉:役所広司(『ローレライ』『SAYURI』)
竹本ハナ:松たか子(『隠し剣 鬼の爪』『東京日和』)
武藤田勝利:佐藤浩市(『亡国のイージス』『海猫』)
只野憲二:香取慎吾(『NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE』『ジュブナイル』)
ヨーコ:篠原涼子(『冷静と情熱のあいだ』『姑獲鳥の夏』)
小原なおみ:麻生久美子(『カンゾー先生』『真夜中の弥次さん喜多さん』)
瀬尾高志:生瀬勝久(『劇場版トリック』『戦国自衛隊1549』)
矢部登紀子:戸田恵子(『みんなのいえ』『NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE』)
堀田衛:角野卓造(『嫌われ松子の一生』)
堀田由美:原田美枝子(『愛を乞うひと』『蝉しぐれ』)
桜チェリー:YOU(『誰も知らない』)
ホセ河内:寺島進(『交渉人 真下正義』『TAKESHIS'』)
右近:オダギリジョー(『SHINOBI』)
丹下:川平慈英(『いぬのえいが』)
野間睦子:堀内敬子(舞台『12人の優しい日本人』)
蔵人:石井正則(『卒業』『交渉人 真下正義』)
赤丸寿一:唐沢寿明(『みんなのいえ』『CASSHERN』)
徳川善武:西田敏行(『釣りバカ日誌』シリーズ、『ゲロッパ!』)
板東健治:津川雅彦(『マルサの女』『大病人』)
総支配人:伊東四朗(『NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE』『明日があるさ!THE MOVIE』)

<関連作品>
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東宝 ラヂオの時間 スタンダード・エディション ラヂオの時間 スタンダード・エディション

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最終更新日  2006年02月01日 23時34分05秒
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