【武侠商人】が世界に問う、日本の武の美【もののふ】戦国武将と変わり兜と甲冑のデザインブランド

2004/10/31(日)22:47

ホコヲヤムル

【変わり兜と甲冑】(15)

BE AN INDIVIDUALさんの楽天日記の フリーページで紹介されている「山岡鉄舟」に 関する文章を読んで早速「山岡鉄舟の武士道」を 購入した。 その中に「武と文」についての話がある。 「武」とは矛を止むる意味が元々あるという事だ。 私なりに要約すると 地球上のどこかで戦争がなかった年は全部でたった292年。 江戸時代は250年間も戦争が無かった時代。 江戸時代とは徳川幕府の時代。 徳川幕府はもちろん【武】によって築きあげられた体制。 その体制における【武士】の存在意義とは何か? 江戸時代の武士たちは、剣槍馬術を稽古して怠る事無く、 戦争は無いのに両刀を腰から離さず、つねに体を鍛えて、 イザという時のために用意していた。 「治において乱を忘れず」というのが武士の 心用意であり、覚悟であった。 ただ多くの武士は、老人になるまで天命をまっとうし、 畳の上で穏やかに死んでいくのがフツウであったのだが、 それでも武士の生き方に変わりは無い。 江戸時代においては 「文武の根は一つ」という考えがあったため、 「文化国家」だの「無防備中立」だの「軍事国家」だの 【武】と【文】を切り離すような次元の低い議論に振り回される ようなことはなく、平和を保てたのだという事が書いてある。 「文武両道」っていい言葉だと改めて思った。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る