破滅的楽天家
私の大好きな人はヒトのものなので自分のものにしたいなんて本当に思っていないのだけどだったら何がしたいのか?と考えるとちょっぴり特別だと思って欲しいのかな。お気に入りの部下だと思って欲しいのかな。あの人にとって私はたくさんの部下のなかのひとりで一緒にお仕事をしはじめたばかりでどう見ても「大勢」の中の一人なのだけど小さな小さなきっかけをめざとく見つけてはみんないい方に考えてしまう破滅的楽天家な私あの人は一見ぶっきらぼうだしお悩み相談なんて「めんどくさい」ってすぐ言うのに私の話はちゃんと聞いてくれるんだよ「どうしたの?何かあった?」って聞いてくれるんだもんあの人は必要以上にべたべたしない人でスキンシップのふりして女の子に触ったり絶対しないのだけど私によしよししてくれたもんでもほんとは誰にでもそうなのかな?あのときあそこにいたのが私じゃなくてもあんな風にしたのかな?ひとり考えても永遠に答えの出ないなぞなぞ破滅的楽天家は破滅的に空しいね