ゆるぎない自分へのみちのり日記

2006/02/13(月)21:54

渋澤健さんのお話を伺う。

セミナー/スクール(36)

「お金のお教室」渋澤健さんの会に行ってきました! 今回は、大雪の中での開催でしたが、 一面の窓から、降り続く白い雪と銀世界を眺めながら 「ヘッジファンド」「オルタナティブ」「投資」「インセンティブ」などなど お金の話を伺うのは、なかなか乙なものでした。 渋澤さんセミナーへの事前イメージは、 バリッと高いスーツを着こなすエリート金融マンが きったはったの世界や、数字とか分析とかウン十億の損だ利益だとかを話すという、 固い、左脳的なもの、だったのですが。 いらした渋澤さんは、「よくいるおじさん」というとちょっと語弊がありますが グレーのフリースにベージュのチノパン姿の彼は 地域の少年団のソフトボールの監督で、今日は作戦会議だー! とか言い出しても私はびっくりしないよ! という感じの方で。 こんなに女性率の高い、初心者入り混じりの会での講演は 珍しいのではないかと思いましたが、 一生懸命、私たちにわかりやすいように説明してくださっているのが よーくわかる、ステキな方、でした。 なおかつ、話の内容も、 日本人の美意識と投資の関係性とか、生命論とか、 感覚的なもの、あいまいなもの、豊かさなどなど・・・ 左脳的な、analyticなお話という事前イメージとは、かけ離れたことにまで話は広がり。 でも実はそこに通じるものがある、というお話は、 何かを極めた方が持つ美学と面白さがあり、 縁遠いものだった「ヘッジファンド」云々にも、 お金儲けとかそういうものとはまた違った角度からの興味をもつことができました。 そんなわけで、雪景色(=私が感じる日本の美の一つ)を横目に 渋澤さんのお話を伺うというのは、とてもしっくりくるなあと、思ったわけです。 論点が微妙にずれましたが、 ホント、お話は面白くて、 正直事前に読んだ著書には、なじみのない用語も多く (それでも、自叙伝交じりだったりして、ずいぶん読みやすい本だとは思うのですが) よくわかりません~状態だったのですが、 お教室のおかげで、ずいぶん身近に感じられるようになりました。 去年のうちに渋井真帆さんの経済塾で、投資全般や投資信託について 学んでおいたのも、非常によかったです。 ----------------------- 投資についてはひよっこの私が、 渋澤さんのような、すごい人のお話を聴きに行くのは、 実はかなり躊躇があったのですが。 澤上さんの回に出られた皆さんの感想をよんだり、 せっかく学ぶなら、レベルの高い世界を見ておきたい!と思って、 えいっっと参加してみて、本当によかったです。 もちろん、行けば手取り足取り、投資のイロハを教えてくれるとか、 そういう趣旨の会ではありません。レベルは高いです。 ひよっこの私の理解度は現在60%ってところでしょうか。 でも、普通に生活していたら、絶対ああいうお話は聞けない・・・! 成長したかったら、かなり背伸びして、高いレベルに触れるということは 私がいうまでもなく、大切で、効果の高いことでしょう。 こんなによかったと書いちゃうと、 次回以降の競争率が高くなって自分の首をしめるかもしれませんが(^^; 単純に、面白かったです。お金のお教室。 このようなすばらしい機会と場を提供くださった FP華さん、だんなさま、本当にありがとうございました!

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