まきこんのこの頃

2004/09/30(木)00:58

便利な生活になれすぎてる?

 気がついたら、あっという間に9月終わりのような・・・。  また、台風が近づいてきていますね。みなさん大丈夫でしょうか?今年は災害が多いですね。  仕事の会議。新しくなったばかりのパソコンは、便利だけどトラブルが多いような。来月からは、本格的に仕事が始まる。不安がいっぱいだなあ。・・・っていうか、仕事のカンがなかなか戻らないのよね・・・。  お昼に毎日のメニューの話をしていてマメな先生は、冷蔵庫に食品ストックを書いて、何が入っているかチェックをしているらしい。すばらしい。レンジ用のスパゲッティをゆでるタッパーが、売っているという話もGETしてきた。  先生といっても、普通の主婦。話せば普通の世間話に、花が咲くのよね。  斎藤美奈子先生(と呼びたいっ)の「モダンガール論」を読みました。いやー中身が濃い。(斎藤先生の本は、どれを読んでも内容が濃いんだけど^^;)女性の生き方論は、確信をついてくるからね。  大正時代~現在までの女性の生き方を書いているのだけれど、昔の雑誌の内容や生活も公開しています。  これを読んでいて、最近のおばあちゃんがガンコなのは、大正生まれの人が多いからだと納得しました。大正生まれの人は、モダンガール(モガ)と言われて、オシャレなどの先端だったそう。っていうか、これって「ガマンしない女」ということでもあるんだそう。  案外戦争中に生まれた、ヤングババア・・・あ、いや(^^;)ヤングおばあちゃんより、大正生まれのおばあちゃんの方が強いのかも。  そーいえば、前務めていた車屋のばーちゃんは、大正生まれだった(^^;)  この中には、女には出生が二つあると書かれています。「結婚によっての出世」と「仕事によっての出世」確かにね。  昔は結婚のための花嫁修業だったり、学校選びだったのが、今は結婚しない人も増えたし、変わってきているものね。それだけ、女性も生きやすくなってきているということなのかな?(あんまり変わって、いない気もするけど)  私がジェンダー(男だから、女だからということにこだわらない生き方)にこだわるのは、女子高だったからというのが強いのかもね。男の人がいなくても、3年間なり、女子だけで暮らしていけるって、感じたからかもしれないな。  この作品の中で笑っちゃうコメントが、洗濯機を初めて買ったときのコメント。「一日洗濯機が回るのを見て、感心していました。こんな贅沢なものを買ってお天頭さまにバチがあたらないか」と(+_+)でも、それだけ高価だったということだろうな。  そーいえば、うちの姑さんは、近くの川にいってちょっとしたものは、洗濯しています(実話)  大正生まれじゃないけど、戦前の混乱期生まれの人。ガマン強いけど、我も強く、節約家でおばさんパーマをして(意味なし)孫をかわいがり、世間体をすごく気にする、主婦の鏡のような人ですが。    昔は家事が一日がかりだったそうだけど、今は洗濯機は全自動だし、冷蔵庫は一日回っているし。(昔は氷で冷やしていたんだよね)電話は留守電はついているし(FAXもある)携帯もある。(私が物心つくまで、電話とテレビがなかったような気がする)お風呂もお湯をひねればいいし(恥ずかしながら幼稚園くらいまでは、五右衛門ブロの借家に住んでいました(+_+)  パソコンを開けば、仕事から趣味、ニュースまでいろんな情報が手に入る。  掃除機はあるし、クーラーもある。便利すぎて、なんだか大切なことを忘れてしまうのかもしれないですね。

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