第2回JGC獲得修行(松山タッチ) その2
いよいよドアクローズです。先程踏みしめたタラップが逆立ちをするようにドアとして閉められます。そして安全についての説明は、スクリーン画面が装備されていないため生トーク・生実演です。これって、客側のほうが恥ずかしいと感じちゃいますよね。特に、今回の席は2Cなので、目の前で繰り広げられます。見ないのも悪いように思いますが、見つめるのもどうかと…。見るような見ないような素振りで聞いていると、「非常口付近にお座りの方は、緊急時にお手伝いをお願いします。」といういつもの内容。しか~し、CAさんの視線がこちらへ突き刺さる。えっ?俺?慌てて窓側を見ると、確かに非常口席に座ってる自分。ん~自信はないけど、お手伝いいたしましょう。でも、お願いだから前輪は出してね。そして機内の照明が消えた…。お、いきなりトラブルか?すると…ブィ~ンとプロペラが回りだした。そっか、セルモーターを回すのに、機内の照明が消えるんですね。ビックリさせないでよぉ。離陸時の加速は、プロペラ機だから期待はしていなかったんですけど、機体重量が軽いからなのか、意外や意外の急加速。ジェット機並みの…いや、もしかしたら、それ以上の加速でテイクオフ。プロペラ独特の騒音が、離陸の臨場感と言うか、ちょっぴりの危機不安感を演出してるって感じです。この日の天候は曇。でも、フライトは終始安定した状態で、何の不安もなくベルトサインが消えました。さ、コーヒーでもいただこう…と思ってサービスを待っていたんですが、一向に始まる気配がない。そうこうしてると、いよいよCAさんが行動を開始。心の中で“コーヒー…コーヒー…”とお経のように唱えながら待ってると、…飴ちゃんを配ってるじゃないですかぁ。あれ?って思ってるうちにベルトサインが点灯。着陸態勢に入ったのでした。ないのね…飲み物のサービス。(TへT)問題なくタッチダウン。と、直後に過激な逆噴射!お~~~~!プロペラ機だからってナメてたけど、すんげぇ急減速じゃん。加速といい、減速といい、一気にこの機材の大ファンになってしまったのでした。やっぱりDHCだね!降機後は、通路は荷物受け取りから制限区域外へ強制的に排出されるように設定されていました。経験上は、よくあるパターンの降機ルートです。しかし、タッチしただけで、すぐとんぼ返りする修行者にとっては、折り返し同じ機材に乗るのにも拘らず、空港内を一巡りしなければならないのは面倒ですし、時間もないので急がなければいけません。那覇や関空のように乗り継げないのかなぁ~。そもそも乗り継ぐって概念がないかもしれませんね、ここじゃ。帰りも同じ機材で同じクルーです。ちょっと恥ずかしかったけど、修行のためと自分に言い聞かせて、安定したフライトを楽しみました。◇修行の成果◇フライ オン ポイント(FOP)2232ポイント(フライトマイル158×路線倍率2倍+ボーナス400+パワーアップ400)×往復で2回搭乗累計FOP 7080ポイント達成まであと42920ポイントさて、3回目の修行は…。少し先になりそうです。この続きは、また今度のお話に。