遠ければ遠いほどあざやかな虹の色

2006/12/14(木)16:20

田原総一郎氏の「サンデープロジェクト」は勇気がある?

テレビ(6)

 今日(12/10)の「サンデープロジェクト」を見て驚きました。  最近、不祥事で度々ニュースや特集で出てくるとはいえ、  子供の頃から親に同和の怖さを植え付けられ、  いろいろな話を見聞きして口に出すことさえタブーだと思い込んでいた  同和問題が正面からテレビの討論で取り上げられるなんて。    「徹底討論・岐路に立つ同和行政」  前半が「同和行政を考える」、後半を「同和行政の今後、差別のない社会とは」として  大阪・奈良・京都で問題となっている同和行政の相次ぐ不祥事を取り上げていました。    出演者は司会を田原総一郎氏、  元部落開放同盟中央本部執行委員の大賀正行氏、  元岐阜大の藤田敬一氏、  ジャーナリスト新左翼系?反同和本のグリコ事件きつね目の男宮崎学氏、  いつもの評論家大谷昭宏氏。  解同側・大賀氏、藤田氏と批判側・宮崎氏、大谷氏が2対2で向かい合う討論形式。  番組はレギュラーのアナウンサーの二人が進行役で  ところどころにビデオを挟みながら話し合う形で進められていました。  藤田氏は討論を楽しみにして自分のホームページに放送を予告。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ●テレビ朝日系列「サンデー・プロジェクト」に出ます   12/10(日)午前10時から11時までの時間帯で、大阪市・京都市・奈良市などで相次いで露見する「同和行政関連の不祥事件」をめぐって議論する予定です。司会は田原総一朗さん。出席者は大賀正行さん(部落解放同盟元顧問)、宮崎学さん(作家)、大谷昭宏さん(ジャーナリスト)とわたしの4人。時間は40分。いったいどんな話になるのか、予測もつきません。それだけにおもろいかも。ぜひご覧あれ!   12月10日(日)午前10:00~11:00 朝日放送系 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ちょっとうれしそうですね、  でも討論の時間が短く発言時間が少なかったのであまり目立ちませんでした、  もっと過激に発言すればいいのに。  清掃関係の職員が14人も覚せい剤、窃盗、買春などで逮捕された  桝本頼兼京都市長がビデオ出演、  飛鳥会事件の大阪市と、  庁舎で談合する業者と長期休暇職員の奈良市には  出演を断られたらしいので、出ただけでも桝本市長は偉い?。  桝本氏は歯切れが悪いながらも職員教育と優先雇用の反省を口にしていましたが、  ビデオ後に大谷氏が桝本氏は教育の専門家で  優先雇用を進めた張本人ではないかと批判しました。  これには大谷氏の一方的な欠席裁判ではないかとの批判がある。  「エセ同和」を批判していたはずの大賀氏は  食い込まれる行政側に差別意識があり、  理論がなかったったからこんな事になったと行政を批判。  藤田氏もにこやかに解同を擁護。  田原氏が1960年の同和対策委員会設置と1969年の同和対策処置法がきっかけだと説明。  宮崎氏と大谷氏は解放運動の方向が間違っていたのではないかという立場のようでした。  大谷氏が京都市では3K職場で職員が集まらないので、  職員の親戚などを紹介させて採用したのを  放って置いたから不良職員が増えたと行政側の怠慢を解説していました。     非常に気を使いながらで歯切れの悪いの放送でしたが、  とにかく朝鮮総連や政治家・暴力団・右翼とも絡み、  個人を呼び出して攻撃したり  集団で圧力をかける同和団体を批判的に取り上げた  田原氏と放送局の勇気には感心しました。    解同側の言いたい放題だったとの批判もあるようですが、  またやりましょうということで終わったので、  これからを楽しみにしましょうね。

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