2010/06/07(月)22:58
灰汁を抜かないでワラビを食べちゃいました
ふと鏡を見てみると、顔色が黄色いんですよ。
あれ~?これって黄疸?私どっか悪いのか?と考えて思い出しました。
夕食の味噌汁にワラビが入っていてそれが凄い苦くてえぐみがあったのを。
これどうしたの?と母に聞くと何でも生の状態で売っていて、灰汁抜きをしないでそのまま
味噌汁の具にしてしまったとの事。
で、それを聞いても貧乏性の私はその不味いワラビ入り味噌汁を全部平らげてしまいました。
・・・もしやそれで顔色が黄色くなったのか?
ちょっと怖くなったのでネットで調べてみました。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』灰汁より
灰汁(あく)とは、食品に含まれる、渋み・苦み・不快な臭いなどの元となる、食事には不要な
成分の総称。
灰汁は多様な物質や現象の総称である。硝酸、シュウ酸、ホモゲンチジン酸などの有機酸や、
アルカロイド物質、タンニンなどのポリフェノール類、肉の血や浸出液に含まれるタンパク質、
遊離アミノ酸などが灰汁の成分であると考えられている。
特に動物質の食品と植物質の食品の灰汁の質の差は大きい。
ワラビなどの山菜に含まれるチアミナーゼは不味いだけでなく、ビタミンB1を分解する作用が
あるため、多く摂取すると脚気を引き起こす。
また、植物にとっては重要な栄養物質であるが、人間のような動物には代謝できない亜硝酸塩は
体内で発ガン性物質に変化するという研究結果もある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ワラビ中毒より
ワラビ中毒(ワラビちゅうどく、bracken poisoning)とは、牛や馬、羊などの家畜に
発生するワラビの摂取を原因とする中毒。
1960年代に牛の慢性血尿症がワラビの多い牧場で発生することが報告され、1960年代に牛に
ワラビを与えると急性ワラビ中毒症として白血球や血小板の減少や出血などの骨髄障害、
あるいは慢性血尿症が発生し、その牛の膀胱に腫瘍が発見された。
これがワラビによる発癌研究の契機となった。予防には牧野のワラビの除去が有効である。
ヒト
人でも適切にアク抜きをせずに食べると中毒を起こす。
また、調理したものであっても大量に食べると体じゅうが大量出血症状になり、骨髄がしだいに
破壊され死にいたる。
しかし、ワラビ中毒がきのこ中毒のように問題にならないことから判るように、副食として
食べている程度ならば害はない。
ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!!!灰汁抜きをしてないワラビがこんなに恐ろしい物だとは!!
あ~でもまあ多分量が少なかったから大丈夫だと思います。
皆さんも灰汁抜きを忘れないようにした方が良いですよ~。