地下鉄に時刻表が無いイギリス
イギリスの地下鉄について書こうかと思います。イギリスの地下鉄には日本にはあるのが当たり前の時刻表が存在しません。従って、次に来るのが何処行きなのかは電光掲示板をじ~と見ていて次に来るのが何処行きの電車か表示されるのをひたすら待つしかありません。じ~~~と電光掲示板を見ていたら、行き先がスペシャル(?)と読めるような不思議な表示が。何がスペシャル?高級車か?とその列車が来るのを待っているとガガガガガとかギギギギとかガコンガコンといった複数の轟音が響き渡ってきたんですよ。その電車は凄い轟音を響かせながら私の待つ駅のホームを通過していきました。・・・スペシャル(?)今のがスペシャルなのか?一体何処に行くんだ?いや、そもそもあんな電車走らせちゃいかんのでは?いつ脱線してもおかしくは無い感じでした。(まあ、スペシャルというのは私の見間違いかもしれませんが)私は外国の電車は大きいんだと思っていたんですよ。外人は日本の住まいの事をウサギ小屋とか言うくらい小さくて狭いと思っているようだし、体が大きい分建物も乗り物もそれだけ大きいと思っていました。ところが、地下鉄の電車が下手すると日本のものよりも小さいんです。こんなんで背が高い人は大丈夫なのかと思うくらい小さいんです。そして、照明は蛍光灯を使っているらしく時々切れ掛かった蛍光灯が点滅します。・・・日本で電車の中の蛍光灯が点滅しているとこ見た記憶って無い気がします。電車の中には読んだ後の新聞なのかフリーペーパーなのかがよく置いてあてあるんです。これは読んだ人が置いて行った物なのですが、駅の入り口で配っている人がいるのを見ました。特にお金のやり取りをしているところは見ていないので、多分無料なんだと思います。こういったところは凄いと思います。知識を得るのにお金を掛けさせない。博物館だって無料が基本です。例え展示品が世界各国からの略奪品がほとんどだとしてもそれは評価していいと思います。全世界 の大学の 順位 をつけるQS 世界大学ランキング (World University Rankings)2010 年によると、1位 イギリス・ケンブリッジ大学2位 アメリカ・ハーバード大学3位 アメリカ・エール大学4位 イギリス・ロンドン大学10位までの大学はイギリスかアメリカが独占しています。日本の大学は24位 日本・東京大学25位 日本・京都大学ですよ。まあ人口が日本(127,156,225[10位])の倍以上あるのでアメリカ(314,658,780[3位])に負けるのは仕方ないかもしれないと思うんですよ。でもね、イギリスの人口は(61,565,422[22位])日本の人口の約半分なんですよ。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』国の人口順リスト(2008年度版)より)それでも世界で一位をとれる大学があるんですよ。やっぱりこれは教育にお金が掛かったり、日本の教育制度とかに問題があるのではと思うのですが。さて、地下鉄の話に戻りますが作られた時代が古いせいなのか電車だけではなく駅自体もたいていあまり大きくなく、通路なんて狭くて不安になるくらいだったりします。エスカレーターは東京都とは反対で右側に立つことになっています。通路には劇のポスターがたくさん貼ってあってイギリス人が演劇好きな事が伺えます。オイスターカードがあるので小銭の心配も無いし、何よりちゃんと紙幣が使える。券売機で紙幣、カードが使えてちゃんとお釣りが出てくるのでフランスの地下鉄よりも便利です。