ドイツこぼれ話1~3■ドイツこぼれ話1~3■ドイツこぼれ話1 バームクーヘンはどこへ行った?2012-01-09 おかしい!!ドイツといえば、バームクーヘンだろう。 なのに土産物屋でバームクーヘンを見ない。 ???(!? ̄Д ̄) 私が想像していたドイツの土産物屋の商品はバームクーヘンが山盛り、ベルリンの壁の欠片、カッコウ(鳩)時計にアクセサリーコーナーには鉄十字のアクセサリーとこんな感じです。 しかし実際はバームクーヘンは見ません。 ようやくバームクーヘンを見たのはローテンブルクのお土産屋さん『どいつ屋』での事でした。 そう、店の名前から分かるように日本人による日本人の為のお土産屋さんといった感じの店です。 何故と思っていたら、ガイドさんから説明がありました。 ドイツではバームクーヘンはおめでたい時に出てくるお菓子で作るのに手間もかかるので普段から食べる物ではないとか。 なんてこった!! それじゃ日本の方がはるかに多くのバームクーヘンが売っているじゃないか。 スーパーでもコンビニでもデパートでも大抵ある。 これはあれか? イギリスで生まれたトレンチコートを世界一愛しているのは日本人っていうのと同じ現象か? 検索してみた。 ■バウムクーヘン 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 「バームクーヘン」と表記されることもあるが、「バウム」は標準ドイツ語では[ba?m]と発音する。したがって「バウムクーヘン」のほうが現地音に近い表記であるといえる。 バウムクーヘンは製法が特殊なため普通のオーブンでは作れず[1]、バウムクーヘン専用のオーブンが存在する。専用オーブンは生地を巻きつけるための芯と芯を自動的にあるいはハンドルを使用して手動で回転させる装置が上部にあり、下部に生地を焼き上げるバーナーが据え付けられている。庫内が密閉され壁面からの輻射熱を利用する一般のオーブンと異なり、開放型で直火で生地を焼き上げる。生地はバター、鶏卵、砂糖、バニラ、マジパン、ラム酒、水などで作られる。芯になる棒の表面に生地を少量かけてバーナーで焼くと、表面が焦げた厚さ1~2mmの薄い層ができる。焼けた層の上に生地をかけながら焼く事を繰り返し、薄い層を10~20層程度つくる。焼きあがった後に芯を抜いて輪切りにすると、バーナーで炙った際に出来たこげと内側の白い部分が層状に表れ木の年輪のように見える。精魂詰める作業とオーブンの直火の熱をもろに胸に受けるため、ドイツでは「バウムクーヘン焼きは長生きしない」と言われている。日本では年輪の形状から結婚式や祝い事の引き出物として使われ、繁栄や長寿をイメージするものとして慶事の贈り物として好まれる。ドイツではこのような風習はなく、手間ひまをかけた職人の高い技術の証しとなっているにすぎない。また作成方法が非常に特殊で技能を要することから、日本のように身近・手軽なお菓子ではなく一般の知名度としては「名前は知っている」という程度である。 表面に糖衣やフォンダン、チョコレートなどをコーティングする場合もある。 あ~やっぱりドイツでは身近なお菓子じゃないって書いてある~。 ベルリンの壁の欠片もベルリンのお土産屋さんでしか見なかったし、カッコウ(鳩)時計もローテンブルクで1年中クリスマスグッズを売っているケーテ・ヴォールファールトで見た程度。 アクセサリーも鉄十字のアクセサリーは無かった。
十字架のアクセサリーはあるけど、普通の下の1本が長い十字架でした。 鉄十字はナチスのイメージがあるからかな。 まあともかく想像していたのとは結構違いました。 ■ドイツこぼれ話2 ドイツのトイレ 2012-01-10 ドイツの道路で日本の高速道にあるサービスエリアのような役割を果たすのが売店です。 そこには勿論トイレがあります。 しかし日本とは大きく違う点、それは有料だという点です。 入り口には自動改札機のような物があってお金を入れないと進めないようになっています。 ここでは70セントユーロ必要でした。 お金を入れると進めるようになります。 それと共にレシートのような紙が出てきます。 その紙はもし売店でお買い物をするならこの紙を出せば50セントユーロ値引きされますという金券です。 因みにこの金券、1年位有効期間があり同じ系列の売店であれば何処でも使えるし、集めて後でまとめて使う事も可能だそうです。 ただ、お釣りは出ない。 つまり50セントユーロ以上の物を買う時に使って下さいということらしい。 ともかく中に入ったら男女別のトイレになっていて個室の中には日本と同じような西洋トイレが並んでます。 個室のドアを閉めると、ドアの裏に広告があります。 個室に入った人間が必ず見る場所を広告スペースにして無駄にしない。 なんと卒の無い人種なんだドイツ人!! そしてトイレを使い終えたら、水を流しますよね。 その時、日本では見たこと無い現象を目にしました!! 日本ならトイレの便器の蓋が付いている場所の一部が出て来てトイレの便座が回り始めたんです。 そうして1回転して止まりました。 どうやら便器の洗浄か消毒をしたようです。 Σ( ̄ロ ̄ll)ガーン 日本のトイレに無い機能が付いてる!! 大変だ~~~早くTOTOに連絡しなければ!! 日本のトイレは多機能だと思っていたのにその日本のトイレにも無いお役立ち機能があったなんて。 しかもこの機能、水を流すのは最後の1回にしてねという節水の意味もあるのか? しかしこの機能、洗浄か消毒をした後の便器の水気が完全に蒸発しきらない内に次の人間が使用すると、座った人間が冷たい思いをするかもしれないという欠点があります。 だとしてもトイレの入場料として70セントユーロ取って50セントユーロ値引券を出し売店で物を買うように仕向けたり、トイレのドアを広告スペースとして使ったり日本のトイレにも無い機能を持ったトイレが置いてあったり・・・。 人間の生理現象に付け込んだ何と功名かつ鮮やかな手口。 思わず「お主も悪よのう」と手放しで褒めたくなるではないか。 ドイツ人、恐るべし!! ■ドイツこぼれ話3 ドイツ人は鳥好き? ドイツ人は鳥好きでは? そのように思った切っ掛けはリューネブルクの店頭というか、もう歩道に並べられていた野鳥の餌場らしき商品が並べられているのを見た時です。 1つではなく、5つも並べられてました。 しかも値段は39.80ユーロ~99.99ユーロ。 1ユーロ100円だとすると3980円~9999円と結構高いです。 でも店頭というか、歩道に飾るという事は売れ筋商品か目玉商品なんでしょう。 他の店でも店頭に野鳥の餌場のような物を出して売っているのを見ました。 クリスマスマーケットに行くと、店の横にも野鳥の餌場のような物が置いてありました。 その夜、ホテルにあった雑誌を見てみると、字は読めないけどカワラヒワらしき鳥の写真が載ってました。 そしてリューベックでは鳥の餌が店頭に展示してありました。 しかもこれ一体何キロ入ってるんだろう?と思うほど大きい。 クリスマスマーケットの店では天井から下げられていた金属でできた鳥のオーナメントみたいな物があったのですが、その鳥の飾りの下にはネットが取り付けられてました。 ネットの中には丸い物が1つ入れてある。 ん?これは鳥の餌か? ドイツ人はこれを庭の木などにぶら下げて鳥を呼ぶのか? シュヴェリーン城にはやけに人懐っこく私の手から餌を貰うカモメ達がいました。 街中のスズメや鳩はたいてい丸々と太っていました。 川を覗き込むとカモ達が先を争うように集まってきます。 明らかに人間から食べ物を貰う事に慣れている。 ローテンブルクの一年中クリスマス製品が売られている店、ケーテ・ヴォールファールトでは鳥の飾りだけのクリスマスツリーが飾られていたし、店内には色も種類も様々な鳥の飾りが売られていました。 そしてフュッセンのホーエンシュバンガウ城の上には白鳥の像が!! 更に、ノイシュバンシュタイン城(白鳥城)、つぐみ横丁等名称に鳥の名前が採用されている。 つぐみ横丁のレストランの上にあったつぐみの看板↓ そういえば、プロイセン王国の旗もドイツの国章も黒い鷲でした。 もうここまで動かし難い証拠があれば結論付けてもいいでしょう。 結論、ドイツ人は(かなりの?)鳥好きである。 海外旅行記 目次 a href="http://plaza.rakuten.co.jp/siroharu2/2000/">ドイツクリスマスマーケットの旅 総集編1 ドイツクリスマスマーケットの旅 総集編2 ドイツクリスマスマーケットの旅 総集編3 親ばかインコ日記2 ホーム にほんブログ村 にほんブログ村 |