イギリス旅行記1~4■イギリス旅行記1~4 2011.02.15~2011-02-182011.02.15 ■イギリスの旅行記 1 B.A.ロンドン・アイ 昨日まで雪が降っていていい天気ではないけど、飛行機が飛べないといったニュースは無いので空港に向かう。 今回のイギリス旅行は色々テーマがあるけど、その内の一つはマズイ飯にめぐり合う為の旅というものです。 国擬人化マンガ『ヘタリア Axis Powers』の作者、日丸屋秀和のブログ『ブログのような竹林2号機』でこのような事が書いてあった。
↓ >友達がこの前「フィッシュ&チップス食ったけどおいしかったよ~」と、笑顔で語っていました。 本当に、フィッシュ&チップスおいしいのでしょうか………… 日丸屋さんは食べた事ありますか? 一度作ってもらって食べた事がありますが 白身魚がほくほくしててポテトがカリッとあがってておいしかったですよ! でも現地で食べた情報だと涙が出てきたとか、すごいビネガーだったとか 人生について考えるいいきっかけになる食べ物だったとか もっとインパクトが強い食べ物らしい。 凄い。食べただけで人生について考えるきっかけになるなんて。 なんて哲学的で奥深い食べ物なんだろう。 飯がマズイというだけの事がこれほど奥深いとは。 ただ事ではない。これは是非味わってみたい。と私は思いました。 ♪あ~あ~イギリスのどこかに~私を待ってる~まずい飯~ この旅のテーマ曲『いい日旅立ち』の替え歌を頭の中で繰り返しながら成田航空に向かいました。 飛行機は全日空航空でした。 やった~映画がみれる。 『毎日母さん』とか『ヤマト』とか『あしたのジョー』をみれるかな。 と思っていたのにそれらの映画はありませんでした。 それで『ソーシャル・ネットワーク』をみてこれからイギリスに行くということで『ノッティングヒルの恋人』をみて男女逆転の『大奥』その次に『ベンジャミンバトン』に『きな子』をみた。 残念ながら『きな子』は途中までしかみれなかった。 そうしてイギリスのヒースロー空港に着いた。 ホテルに着いてもマイナス9時間の時差でまだ夕方の4時頃。 母はすっかり休む気でいるけど、勿論私は出掛ける気でした。 あ、今回も母は付いて来てます。 何でも私一人で行かすのは心配なんだそうな。 体力的に私に付いて来るのは大変だろうに。 そうして休む気でいる母を引きずって地下鉄でウォータールー駅に行った。 『B.A.ロンドン・アイ』という観覧車に乗ろうと思って来たのですが、駅から出てもB.A.ロンドン・アイが見えない。 あれ?あれだけ大きな観覧車なんだから駅から出たら見えると思っていたのに。 駅の周りをうろうろしたけど分からないし雨も降ってきたので人に聞く事にしました。 日本人はいないかと見渡したけど日本人らしき人はいない。 それで歩いてくる白人女性に聞く事にしました。 「エキスキューズミー、ロンドンアイ」 と言ったらちゃんとあっちだと教えてくれました。 そうしてどうにかB.A.ロンドン・アイに辿り着けました。 早速乗ろうとしたらチケット売り場の場所が分からない。 チケットと係員に聞くと向かい側を指差す。 向かい側には売店。 売店の中で売っているのかと思ったら右隣の建物の中で売っていた。 事前に調べたところによると、B.A.ロンドン・アイに乗るのに何時間も待つ事があるのでネットで予約してから行くと30分くらいで乗れるという事だったのですが、事前予約の料金がその場でチケットを買うよりも高かったので予約無しで来てしまったのですが、ほとんど待つ事無く乗れました。 B.A.ロンドン・アイからはライトアップされたビックベンがよく見えました。 B.A.ロンドン・アイの次にはシャーロックホームズパブに行こうと思ってチャリングクロス駅に行ってトラファルガースクエアに行ってライオンの像を見た。 その後シャーロックホームズパブを探したのに見つからない。 しかも暗くなった街では救急車だかパトカーのサイレンの音が行きかっている。 怖いのでもう帰ることにしました。 フランスでは夜になると地下鉄は使わないで下さいという事だったので必ずタクシーで帰りましたが、イギリスは比較的治安が良く夜に地下鉄を使っても大丈夫ということだったので地下鉄で帰りました。 2011-02-16 ■イギリスの旅行記 2 ジュラシック・コースト 朝4時に起きて朝食を食べて用意をしてホテルを後にしました。 今日はこの旅の数あるテーマの一つ、化石を拾いに行く予定です。 世界遺産『ドーセット及び東デヴォン海岸』は通称ジュラシック・コーストともよばれています。 ■ジュラシック・コースト 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ジュラシック・コーストは、イングランド南部のイギリス海峡にある海岸である。一帯は、デヴォン州東部のエクスマウス(Exmouth)近郊のOrcombe Pointから、ドーセット州東部のスワネイジ(Swanage)近郊のオールド・ハリー・ロックス(Old Harry Rocks)までのおよそ153 キロメートル にわたってのびている。 2001年にイギリス本土ではジャイアンツ・コーズウェーに次いで2例目となるユネスコの世界自然遺産に登録された。登録名は「ドーセットと東デヴォンの海岸」である。登録対象全域にわたってサウス・ウェスト・コースト・パス(South West Coast Path)の上を歩いていける ジュラシック・コーストと言っても広いので私は古生物学者メアリー・アニングの活動拠点、ライム・リージス(Lyme Regis)に行きたいと思っていました。 勿論、旅友本は『メアリー・アニングの冒険 恐竜学をひらいた女化石屋 』 吉川 惣司 、矢島 道子 (著)です。
昨日ホテルまで送ってくれた添乗員2人にジュラシック・コーストへのバスツアーがあるかどうか聞いたのですが、ジュラシック・コーストの存在自体知らないという答えでした。 日本人はジュラシック・コーストにあまり興味が無いらしい。 日本でもネットで検索して探したのですが、日本語のツアーは全くありませんでした。 鉱物オタクって日本ではマイナーなのかな。 毎年いくつものミネラルフェアをやってるのに。 ともかく昨日のうちに買っておいた日本のSuicaのようなカード、オイスターカードを使って地下鉄でウォータールー駅(Waterloo Station)に行きました。 ここからエクセター・セントーデイヴィド行き(Exeter St.David)かプリマス行き(Plymouth)に乗り乗り換えてアキスミンスター駅(Axminster)に行き、そこからバスに乗ってライム・リージス(Lyme Regis)で降りればいいという事まではネットで調べていったのですがウォータールー駅でアキスミンスター駅までの切符を買おうとしてもアキスミンスターが出てこない。 何故?( ̄Д ̄;) その時、昨日B.A.ロンドン・アイに乗った後、移動する為に又ウォータールー駅を訪れたときの事を思い出しました。 たくさんの電光掲示板があってどの線に乗ればいのか分からなくて職員に聞いたら、地下に行けと教えてもらった。 地下鉄と普通に地上を走る電車では経営が違うのでは? この券売機は地下鉄の物だからアキスミンスター行きの切符が買えないのかも。 そう思った私は地下から1階に行き電光掲示板などがあるところの時刻表を見て回りました。 すると、Axminster(アキスミンスター)の文字がありました。 窓口で55.8ポンドというかなり高価な切符を買って電車に乗ろうとしたら、まだ電車が来ていない。 それで結構待ちました。 やっと来た電車に乗って3時間。 アキスミンスター駅(Axminster)に着きました。 駅を出ると二階建てのバスがあったのですが料金は20ポンド。 運行表を見るとなんとウォータールー駅(Waterloo Station)から来ている。 このバスで来れば料金は20ポンドで済んだようです_| ̄|○。 まあ、列車の旅はヨーロッパの醍醐味だよねって事で気にしない事にしました。 そのバスに乗ろうとしたのですが、駅でポンドを使いきってしまってお金が無い。 一応カードが使えないか聞いたけど、ダメという事でかなり途方に暮れました。 田舎の町で日本円をポンドに両替してくれるところはあるのだろうか? 駅で駅員に聞こうとしたら、一人しかいない駅員はおばあさんと延々何か話している。 そのおばあさんは話しながら途中何度も後ろを振り返り後ろの並ぶ私達を気にしている。 何やら神経症のような行動でした。 そうこうしている内に1時間に1度のバスは走り去って行きました。 こうしていてもこのおばあさんと駅員の話は終わりそうにも無いので外に出ると、TESCOの文字が見えたので店の中に入り、レジのおばさんに片言の英語で「ジャパニーズマネー、チェンジポンド」と言ったら、どうにか通じたようでこの道を真っ直ぐ行くとポストオフィスがあるからと教えてもらった。 そうして異国の見知らぬ町でポストオフィスを探す事になった。 暫く行くとちゃんとポストオフィスはあってそこで無事ポンドに両替してもらえた。 TESCOのレジのおばさん、ありがとう。 そうして先程の長距離バスではなく、地元の31番Weymouth行きバスに乗りライム・リージス(Lyme Regis)で下車。 ようやくライム・リージス(Lyme Regis)に辿り着けました。 海への道には恐竜グッズや化石を売る店などが並んでしました。 海岸に出て石を探したのですが、思ったよりも見つからない。 もっとごろごろしてるかと思ったのに。 ある石を見ると、わずかに丸く窪んでいる。 ここにアンモナイトの化石があったのかな。取れていて残念と思って裏を見たら、アンモナイトの断面が!! やった~初めて見つけた化石です。 あと、メノウらしき小石とラブラドライトらしき石もみつけました。 カルトボーンも拾ったのでこれは家のインコ達のお土産にする事にしました。 残念ながら拾えたのはそれだけでした。 風が冷たくてそれ以上頑張ったら風邪をひきそうでした。 それから帰ろうと駅に戻ったのですが、次の電車まで時間があるので駅の軽食屋でちょっと食べることにしました。 私が紅茶、母がコーヒー、それにベーコンエッグにフライドポテト(イギリスではチップスいう)の皿を1つだけ頼みました。案の定、量が2人分ありました。 半分にして食べてもお腹いっぱいです。 そして、肝心の味は・・・フライドポテトはもっさりしてました。 サクッふわっという出来ではないのですが、これってマズイのか? もっさりしてはいるけどマズイという程ではありませんでした。 調味料が一通り用意してあったので意を決してモルトビネガーをかけてみました。 別に好きな味ではないけど、後味がサッパリして悪くないと思いました。 料理が不味くない事に失望する私。 そして紅茶と一緒に出された砂糖らしき物を紅茶の中に入れたのですが、これが入れてもほとんど甘さを感じないという謎の白い粉でした。 あれは一体何だったんだろう。 帰りの電車賃は行きの切符を見せたら往復料金って事にしてくれて少しだけ安くしてくれました。 帰り、ホテルの最寄り駅にTESCOがあるのを見つけて入ってみました。 すると、あの林望の本『イギリスはおいしい』で素朴な味で美味しいとあったりんごCOXが一袋1ポンドで売ってました。
なので買って食べたら、やっぱり美味しかったです。 野菜売り場を見てたら、ニンジンが白いんですよ。
普通にオレンジ色のニンジンもあるんだけど、白いニンジンもあるんです。 調べたら、紫色のニンジンもこの世には存在するようです。 2011-02-17 ■イギリスの旅行記 3 ロンドン塔 朝一番にロンドン塔に行く予定でした。 9時からという事なのでホテルで朝食を食べてから行ったのですが、この朝食も不味くなかったんですよ。 焼いてあるトーストとジャム、ハムにチーズ。 それに紅茶にコーンフレイクなどですが、どれも取り立てて不味いと断言できる物が無いんです。 トーストは日本よりも薄くカットされていて良く焼いてあるのですが、黒く焦げている訳じゃないし。 紅茶が美味しいのは仕方ないとしてもどれか1つくらい不味い物があってもいいじゃないか。 又しても期待を裏切られたことにガッカリしながらも駅に向かって歩きました。 駅までの道路で犬の糞を見たことはありませんでした。 飼い主のマナーが向上したのかな。 でも綺麗な道路というわけでも無いんですよ。 白い丸い跡がたくさんあるんです。 これは多分ガムだと思います。 タバコの吸殻だっていくつも落ちています。 確かイギリスのタバコって日本の3.5倍の価格で日本円にして千円以上なはず。なのにこんなに吸殻が落ちているなんて。 街の清掃料も上乗せしてもっとタバコの値段を吊り上げた方がいいのか? しかし道路にゴミを捨てる心無い人ばかりではありませんでした。 朝から街の清掃に勤しむ感心な若者がいました。 彼です↓ ちょっと髪型が緑色のモヒカンですが、イギリスではよくあることなんでしょう多分。 ロンドン塔は私的にはとってもお薦めのスポットです。 王冠などの宝飾品を見れるジュエルハウスがあるし、武器なども展示してあります。 それにカラスもいます。 片翼の羽を大胆に切られたカラスがベンチの横にあるゴミ箱を覗いて回っていたんですよ。 なので持っていた柿ピーをあげました。 すると、声を掛けられて顔を上げると、ロンドン塔の職員が私を睨んでいましたΣ( ̄ロ ̄ll)。 ロンドン塔のカラスは飼育されていて『カラスがいなくなるとロンドン塔は倒れ、王家は没落する』という言い伝えがあるそうです。 もしロンドン塔に行く事がありましたら、カラスに柿ピーをあげるのは止めた方がいいようです。 ロンドン塔を出た後はロンドン塔の直ぐ前のテムズ川に架かる橋、タワーブリッジに。 券を買って入場して左右にあるゴシック様式のタワー内部は展望通路・歴史博物館、それにブルーの線を辿って下にあるエンジンルームも見てきました。 実は私思い違いをしておりました。 タワーブリッジがあの童謡♪ロンドン橋落ちた落ちた落ちた~のロンドン橋だと勘違いをしていたんです。 日本に帰ってから地図を見てロンドン橋はタワーブリッジの前に架かっている何の変哲も無い橋だったと知りました。Σ( ̄ロ ̄ll) その後グリニッジを目指したのですが、これが結構大変でした。 地下鉄から地上の鉄道に乗り換えなければいけないのですが、地下鉄の駅と地上の鉄道の駅が結構離れているんですよ。 それをうろうろと探し回ってようやく辿り着きました。 駅を出て歩いたら目に付いた国立海洋博物館の敷地に入っていって端まで歩いた。 グリニッジ天文台が何処だか分からないので駐車場で働いていたおじさんに場所を聞いた。 しかし、私は天文台を英語で何と言うのか分からなかった。 何と言おうかと悩んだその時、確かダ・ヴィンチ・コードでは子午線の事をローズラインと言っていたのを思い出して「ローズライン」と言ってみた。 しかし意味が通なかったようだ。 なのでただ「ライン」と言ってみた。 すると「ライン?」と聞き返されたので「ライン」と言うと通じたようで「そこの公園を~」と教えてくれた。 グリニッジではラインと言えばグリニッジ天文台だとわかってくれるようです。 でそうしてお約束の子午線の前で写真を撮り施設を見て回り帰る為に駅に向かったのですが、その道すがらマーケットがやっているのをみつけたのでそこも見て回りました。 古いコインなどが売られていたのはちょっと欲しいかなとは思ったのですが、まだイギリスに滞在するのでポンドが無くなると又大変なので買いませんでした。 その後、又電車と地下鉄を乗り継いで大英博物館を目指す為に最寄り駅に行きました。 しかし、母がポンドの残りが少ないから両替したいと言い始めたんです。 これがとっても大変でした。 道行く女性に銀行かポストオフィスを聞くと、最初分からないと言ったのでお礼を言って分かれたのですがわざわざ引き返してきてくれて紙に場所と銀行の名前を書いて教えてくれました。 親切な人だ~。というか、この旅で場所などが分からなくて人に話しかけても一人として無視したり、嫌な態度をとられたことがありませんでした。 皆親切に私の下手な英語・・・というか単語から言いたい事を推察して親切に教えてくれた方ばかりでした。 やっとの思いで銀行に行き着いたのですが、人が並んでいてようやく順番が来たと思ったら、この銀行の顧客じゃないとダメらしい。 そうして今度はポストオフィスを探し回る事になりました。 郵便局の物らしい車を見つけて近くにポストオフィスがあるはずと探し回るも中々見つからずかなり歩き回りました。 ようやく見つけたポストオフィスは何の変哲も無い建物に緑色の文字でPost Officeという文字があるだけのものでした。 その郵便局の中も行列だったんですよ。 でもどうにか両替できました。 そこから大英博物館が何処か道行く人に聞く為に母が人を呼び止めてしまいました。 それで私に道を聞けというのですが、しかしいきなり言われても大英博物館を英語で何と言うのか分からない( ̄ロ ̄ll)。 え~と、え~と「ブ・・・ブリタニア(?)ミュージアム」。 すると聞かれた人はミュージアム?と聞き返してくれて場所を教えてくれました。 後で調べたら正解はBritish Museumでした。 つくづく私って英語出来ないな~こうして改めて書くとこれでよく海外で個人旅行するよと我ながら思います(゚ー゚;A。 そうしてようやく辿り着いた大英博物館。 真っ先に向かったのはグレートコート2階にあるコートレストラン。 ここで憧れのアフタヌーンティーをしたかったんです。 行くとやはり日本人らしき女性二人連れが三段トレイでのアフタヌーンティーをしている。 私もそれを頼むつもりでした。 しかし、ガイド本によるとアフタヌーンティーは5ポンド~15ポンドってことだったのにメニュー見たら・・・。 ポンドが無くなってポストオフィスを探し回る苦労が身に染みていた私はついフルーツタルトと紅茶だけ頼みました。 そうして来たのがこれです。 ↓ 何か食卓では見慣れない物がタルトの飾りとして乗っている。 日本ではイチゴとかが乗ってるところに『ほうずき』としか思えない物が!!( ̄Д ̄;) 多分食用のほうずきで食べれるんだろうと思って食べてみたらちゃんと食べれました。 南国のフルーツのようなちょっと癖のある味でした。 そして不味くありませんでした。母は甘いと言ってましたが、別に食べれない程の甘さではありませんでした。 そうして三段トレイを眺めながらタルトと紅茶でアフタヌーンティーをしてから博物館を見て回ろうとしました。 しかし見て回る内に館内が変なんです。 何かのセリフのような声が放送されてたり、楽器を演奏している人達がいたり踊ろうとしている人がいたり。 そうして2階と地下には行けないんです。 2階へ続く階段には立ち入り禁止用のテープの付いたポールで塞いであるし。 おかしいな~ガイドだと木~土曜は~23:00ってことなのに。 しかし私の困惑を他所に博物館館内はますます地域の発表会会場へと変化していく。 ・・・・・・(^◇^;つまり、そういう事? やけに遅くまでやっていてくれるんだなと思ったらそれは一階を発表会会場として貸し出していたから? 結局見れるところは限られていたし、発表会会場と化した会場をうろうろして演劇や踊りの邪魔をするのも気が引けるので今日はもうホテルに帰る事にしました。 ホテルに帰って鼻をかんだらビックリ!!黒いんです。鼻水が。 ロンドンの空気は今も汚れているって事?産業革命時のロンドンスモッグ以降こういう公害については対処されたと思ってたのにまだまだロンドンの空気は綺麗とは言い難いようです。 2011-02-18 ■イギリスの旅行記 4 まずい飯よ今いずこ さて、最終日。 今日は昨日途中までしか見れなかった大英博物館とバッキンガム宮殿で衛兵交代式を見るという予定でした。 大英博物館は朝から行くとちゃんと地下にも二階にも行けました。 ただ、グレーコートの中は有料展になっているようで垂れ幕にはエジプトのような絵と『Book of the Dead』となっていたので入りませんでした。 『Book of the Dead』本の死?何だろう今の活字離れを嘆いた展覧会か? などと思ったのですが、後で『死者の書』の事か!と気が付きました。 でも私はエジプトの物には余り興味が無いので気付いても入場料を払ってまで見に行ったりはしませんでした。 しかしこの展示方法で大丈夫なのかな。 持ち運べる大きさじゃない展示品は囲いさえ付いて無いんですよ。 こんなんじゃ中国人が大挙してやってきた時に触られまくりでは・・・。 中国人はマナーが悪い事で有名です。 ルーブル美術館でも作品に触りまくって注意を促すと、『ちゃんと展示物をガードしていないから、仕方ない』と開き直る始末とニュースになっていました。 私もパリのノートルダム大聖堂に行った時、中国人のマナーの悪さを目撃しました。 撮影禁止と分かるように入り口にカメラに大きく×印の付いたイラストの看板が架かってるんですよ。 言葉が分からなくても一目瞭然に分かるようにしてあるにも係わらず中国人らしき集団はノートルダム大聖堂の中でフラッシュを焚いて思いっきり写真を撮っていました。 同じ中国人と思われるのが嫌で避けて歩きましたよ。 本当にマナーを守ろうという気が全く無くて見ていて腹が立ちます。 外見は似ていて見分けが付かないだけに嫌です。 大英博物館を見て回っている途中11:30からの衛兵交代式を見にバッキンガム宮殿へ行ったのに見れませんでした。 何と明日ってなってたんですよ。 ええ~何で?ちゃんとネットで調べたはずなのに~。 帰国後調べてみたら2011年のスケジュールは1月のスケジュールと2月のスケジュールがあって1月は偶数日、2月が奇数日でした。 もう終わった月のスケジュールは消しておいてよ!!((_ヾ(≧血≦;)ノ_)) ショックの余り『GUARDS MUSEUM』に入ってきちゃったよ。 入場料4ポンドだけど歴代衛兵の制服とか勲章がたくさんあって制服マニアにはいいと思います。 又駅に戻ろうとしたら公園内に鳩がいてそれが日本の鳩とは違ったので珍しいのでパンくずを蒔いて引き寄せようとしたら鳩や鳥やりすが集まって来た。 ←ハト(多分) ←リス 白黒の鳥だと思ったら、尾や翼の先が綺麗な色だった鳥 ↓ 公園の芝生は2月なのに青々とした緑で桜の花が咲いている。 何なんだここはディ○ニーアニメの世界?メルヘン?いや、メルヒェンはメルヘン街道のあるドイツの方が相応しいだろう行った事は無いけど多分。 だとするとファンタジーかな。 何故緯度的にはカラフトと同じ位の位置にある島国なのに一年中芝が枯れずに緑なのは何故? 不思議なので調べたら、日本の芝とは種類が違うらしい。 納得。 大英博物館で2階と地下を見て空港に向かいました。 空港のターミナル駅でオイスターカードを清算する予定だったのですが、清算する窓口がよく分からなくてちょっとうろうろし、ようやく見つけた窓口で「ディポジット、プリーズ」と言ってみたけど発音が悪いのか通じない。 え~とえ~と他の言い方・・・窓口係は何ですか?というように聞いてくる。 迷いと葛藤はあったけど他の言い方を思い付かないので仕方なくオイスターカードを出しながら「マネー・バック」と言ったら分かってくれた。 良かった~金返せなんて言って怒り出されたらどうしようって内心ビクビクでした。 そうして清算してもらったのですが、結構お金が戻ってきた。 ええ~?何でこんなに戻ってくるの?足りないと思ってチャージしたのに~よく分からない。 まあともかく無事空港に着いてEチケットレシートを航空券に変えて貰った。 お金も戻って来たし買い物をしようかと思ったのですが、空港内のショップは値段が高めだった。 そりゃそうだよね~。 ともかく何か食べようということになってイギリス最後の食事、サンドイッチと飲み物とかっとフルーツにざくろのゼリーを買った。 食べた。・・・美味しかった。 負けた_| ̄|○最後の食事まで美味しかった。 まあ見た目からして美味しそうだとは思っていたんだけど・・・。 でもイギリスの食事は焼き過ぎ茹で過ぎ、味が全くしなくて食感はぐにゅぐにゅしていたり、ベビーフードのようだったりするんじゃないのか? 伝統的な(不味い)イギリス料理は何処に行ったんだ。 だめだよ伝統を簡単に捨てちゃ!! 雑誌売り場を見たら、料理の雑誌が4冊もあった( ̄Д ̄;)。 雑誌の端にはBBCの文字が・・・。 BBC何て事をしてくれたんだ。 まさか料理番組を放送してるんじゃないだろうな。 今回の旅、まずい飯に出会うというテーマでは完敗でした。 まあ他のテーマはそれなりに成果はありましたが。 うん、たくさんのイギリス人に親切に道を教えて貰いました。 二重被爆者をコメディで取り上げたりしたけど、一部だけを見て国民を判断しちゃダメだよね。 それが分かっただけでも良かったです。 海外旅行記 目次 親ばかインコ日記2 ホーム |