殿上人日記

2006/11/01(水)21:58

天下の名湯、有馬温泉

温泉(7)

           太閤秀吉や、北政所も湯治を楽しんだ名湯  遠き昔、大已貴命(おおなむちのみこと)と、少彦名命  (すくなひこなのみこと)の二神が、三羽の傷ついた  カラスが水浴をして、その傷が治ったのを見て、有馬の  湯を発見されたといいます  7月に京都、神戸、姫路に遊びに行ったとき、この天下の  名湯である、有馬温泉に泊まりました          神社の境内にも源泉(天神泉源)   日本書紀によれば、舒明3年(631年)の秋、舒明天皇が  湯治をされたとあり、古くから名湯として愛されてきました  小野小町、千利休、近松門左衛門、福沢諭吉、伊藤博文  蒋介石、モナコ王妃(グレース・ケリー)などなど、数え  切れない著名人が、この温泉につかったそうです             日帰り温泉施設「金の湯」の前にある足湯(金泉)             日帰り温泉施設「金の湯」の前にある飲泉場(銀泉)  有馬温泉には幾つもの源泉がありますが、茶色い  にごり湯で有名な含鉄ナトリウム、塩化物強塩高温泉の  「金泉」と、透明のナトリウム塩化物高温泉の「銀泉」  そして、単純二酸化炭素低温泉の3つに分けられます  業技術総合研究所深部地質環境研究センターによれば  有馬温泉のお湯は、はるか遠く、南の海溝「南海トラフ」へ  もぐりこんでいるフィリピン海プレートから、有馬の地下で  分離をされた水が上昇し、有馬温泉の金泉となって、噴出を  している、地球規模の壮大なものらしいですって          歴史を感じる有馬の町並み       妬(うわなり)泉源というものがあります。美しく化粧を  した女性が、そばに立つと、お湯が嫉妬をして、吹き出した  ことから「妬湯」と、名付けられたそうです。この湯が  枯れてしまった為、すぐ近くに新しく妬泉源が出来ました    ぶらぶらと有馬の街を楽しんでから、手軽に、お得な  カクテルを飲んで、夕暮れのひとときを楽しんだ         有馬温泉公式ホームページ     http://www.arima-onsen.com/index.html

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