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 殿上人日記

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2006年07月21日
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テーマ:ニュース(97638)
カテゴリ:ニュース、時事

 2006.7・14夕焼け2

    京都地裁で、年老いた認知症をわずらう母親を
    承諾殺人をしたという息子が、執行猶予つきの
    判決が下りた。あちらこちらから、むせび泣きも
    聞こえたという異例の法廷の様子は、テレビでも
    取り上げられているので、知っている人も多い
    かもしれない

    最後に裁判長は「朝と夕、母を思いだし、自分を
    あやめず、母のためにも幸せに生きてください」と
    息子に語りかけたそうだ

    まじめな息子と二人暮らしの母親には認知症が
    現れ始め、徘徊で警察に保護されることもあり
    昼夜も逆転してしまい、献身的に介護をする
    息子は、眠ることもままならない状態だった


 2006.7・14夕焼け1

    このままでは、会社の人に迷惑をかけてしまうと
    介護に専念をする為に失職。失業保険を受け取って
    細々と暮らしつつも、なんとか生活を立て直し
    介護に専念をしたいと望んだのだが・・・

    福祉事務所を3回訪れ、生活保護を求めても
    失業手当てを受け取っているので、受給は認められず
    「頑張って働いてください」とも言われ、息子は
    『死ねということか』と、受け取ったそうだ

    「失業手当が終了すれば、生活保護が受給できる」
    その事を、息子に伝えることも無かったらしい
    介護の為の公的な貸付金も、保証人が必要なので
    他の人には、迷惑をかけるわけにはいかないと断念


 2006.7・14夕焼け3

    失業保険も切れて、家賃3万、デイサービスの
    2万の支払いも滞り、母親には日に2度の食事を
    食べさせる為に、自分は2日に1度の食事しか
    取らなかったそうだ しかし、もう手元には・・・・

    いよいよダメだと思いつめて、最後の親孝行だと
    親子三人で楽しんだ京都の繁華街を、母に見せ。
    次の朝、桂川の河川敷で、「ここで終わりやで」と
    心中をほのめかし、「おまえと一緒やで」と
    答えた母親の首を絞め、自らもナイフで首を切り
    自殺を図ったのだが、死にきれなかったそうだ

    「生まれ変わっても、お母さんの子供に生まれたい」
    親孝行だからこそ、起こった悲劇なのかもしれない
    果たして母親の介護の為に、仕事をやめる息子が
    どれくらいいるものだろうか


 2006.7・14夕焼け4

    このような親子、老夫婦の悲劇は、今までもあったし
    これからは、なおさら増えていくような気がする
    年老いた連れ合いに、介護が出来るのか。遠く
    離れた息子夫婦が、田舎の親の介護が務まるのか

    おりしも、経済協力開発機構(OECD)が
    対日経済審査報告書の中で、日本の所得格差が
    拡大をし、既に2000年には、OECD加盟国
    30カ国中で「相対的貧困率」が、アメリカの
    13・7%に次いで、2番目に高い13・5%と
    発表をした

    生産年齢人口(18~65歳)を対象に、税金や
    社会保障の負担などを引き、自由に使える所得
    である「可処分所得」の中央値の、半分以下しか
    所得しかない人口の割合が「相対的貧困率」だ


 2006.7・14夕焼け5

    格差拡大の原因は、非正規労働の拡大による
    労働市場の二極化があると分析しており、所得が
    低い世帯の子どもの教育水準が、下がる懸念も
    示し、貧困の固定化につながると指摘をしている

    テレビで、介護保険や医療費などの負担増加で
    親戚の結婚式に、お祝い金が用意が出来なくて
    体の具合が悪いからと、嘘をついて欠席をしたと
    結婚式の集合写真を眺めながら、つらい体験を話した
    お年寄りがいたのだが、実際に、姉の知人でも
    あった話だそうだ

    現在の国民年金は我が家のように、子供世帯などと
    同居をしている場合で算出をされており、お年寄りのみで
    生活をしている場合は、生活を維持するのは大変だ
 

 2006.7・14夕焼け6

    65歳以上の高齢者になっても、働く人の割合が
    22.2%(男性が33.1%、女性は14.2%)と
    他の先進諸国と比べて、飛び抜けて多いことが
    総務省の国勢調査でわかった(米国は14%程)

    健康維持を理由に挙げている高齢者も多い反面で
    生活の苦しさから、働かざるを得ない人が多く
    なっているそうだ。この10年間で、高齢者の中で
    経済的な成功者と、失敗者の差が顕著になっており
    ここでも、格差社会の影が見え隠れしている


    息子が感じた『死ねということか』という言葉が
    妙に、オーバーラップをしてしまった・・・・






最終更新日  2006年07月21日 18時37分18秒
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