殿上人日記

2010/03/08(月)23:15

レトロな水の都で、存分に楽しむのは・・・

大阪、兵庫、岡山の旅(20)

         随分と久しぶりの日記更新。世の中は3月で梅も   咲き誇っているだろうに、外は雪景色! いつに   なったら春になるのだろう     そして殿上人日記も・・・まだ昨年末の大阪の日記   だったりする。あれから随分と出歩いて、どっさり   写真もたまるばかりというのに・・・          近代的なビルに囲まれて、存在感のある小さな洋館が!   明治45年(1912)に、株仲買商(証券会社)の商館と   して建てられた、国の登録有形文化財に指定されている   「北浜レトロビルヂング」だ          「北浜レトロ」という、雑貨販売や、純英国スタイルの   ティーサロンになっている。それにしても良い感じだ     北浜の風雲児とも呼ばれた相場師であった岩本栄之助が   渋沢栄一が率いる渡米実業団に参加をして、アメリカの   公共施設に圧倒され、慈善事業や寄付の習慣に感銘を受け   父親からの遺産も含め当時の100万円で建てられたのが   「大阪市中央公会堂」(旧中之島公会堂)       大正2年に着工したが、第一次大戦の相場の変動で大損を   してしまった岩本栄之助は、公会堂の完成前に自殺をして   しまったそうだ   大正7年に完成した建物は、国の重要文化財にも指定をされ   耐震補強、免震レトロフィットやバリアフリー化なども済み   今も大阪市民に親しまれている             諸藩の蔵屋敷が並ぶ北浜界隈は、江戸時代から経済の中心で   米市場(後の北浜会所)や金相場会所があったのだが、今は   大阪証券取引所があり、略称は大証(だいしょう)、俗称は   北浜(きたはま)だ     母親の宮内卿局が豊臣秀頼の乳母となり、秀頼の小姓として   育った木村重成は大坂の陣で奮戦し討ち死にした豊臣の武将で   その石碑があった。今は大阪城に移った豊国神社が、以前は   ここにあったなごりのようだ          皇居の二重橋や奈良ホテルなどを設計をした河合浩蔵の   設計で大正11年に建築され、国の登録有形文化財に   指定をされているのが、重厚な「新井ビル」だ     かつては銀行だったそうで、金庫室は厨房になっているなど   吹き抜けや漆喰の壁面、窓枠など・・・とってもレトロなビルは   今はスイーツ屋さん! 「五感」北浜本店となっている          上階には喫茶室もあって、魅惑のスイーツも堪能できる          もうお忘れかもしれないが、大阪には巨大なアヒルが来日を   したように、なにやらモンゴルの建物も・・・     まだ夕刻早く準備の段階だったが、全国のグルメも集合して   何やら良いにおいも~。あぁ、食べたい! しかし新幹線の   時間がぁ~     お~。2010年は奈良の平城京遷都1300年。大阪も   いいけど、奈良にも出かけたいなぁ          のんびり水辺を散歩しながら、対岸のビル見物             そこに映る、蜃気楼のような風景もまた面白い     夕暮れも始まり、いよいよ大阪の街ともお別れだ   今回はぷらっとこだまで、名古屋へ帰る事にした   このプランは安いだけではなく、ビールなどの飲料缶   なんかも貰えるので、飲まずに旦那にお土産だ     夕刻の新大阪駅の構内で、お腹もすいたので   やっぱお好み焼き。ぼてぢゅうは名古屋にも   あるんだけどね。ま、名古屋で食べることは   まずないし。なにせ名古屋フード盛り沢山だし          こっちはとん平焼     新幹線ホームで最後に娘が楽しむのが、ここでの   ミックスジュース。これで大阪もお別れという味だ   ・・・・2杯も飲むのか!!   また来る日のお楽しみ。今回もご馳走様でした!                  平成21年12月20日&21日に大阪で撮影        前回の日記にも沢山のコメントを頂戴し有難うございました        日記更新を先にさせていただきましたが、お返事を兼ねさせて        いただき、皆さんのブログには2~3日中にはに伺わせて        いただきます。すいません。なかなかネット時間が取れず

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