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殿上人日記

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2010年07月03日
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カテゴリ:愛知、三重の旅

 夫婦岩1

  「二度振り返り見てその姿はこの胸を焦がす」と倭姫命が
  その美しさに、二度も振り返られたので「二見(ふたみ)」と
  呼ばれるようになった

  昔は「神宮」に参拝をする前には、清き渚と称される
  二見浦で、「禊(みそぎ、沐浴)」を行うのが慣わしで
  あったのが、それに代わるものとして二見興玉(ふたみ
  おきたま)神社で無垢塩祓いを受けるようなり、これに使う
  御幣(ごへい)は、二見の海で採れる海草で出来ている


 二見浦1

  二見興玉神社の祭神は天孫降臨の際に道案内をされた
  猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)と、食物を司る
  宇迦御魂大神(うかのみたまのかみ、外宮の豊受大神の
  別名)であり、開運招福、交通安全、海上守護として
  信仰を集めている

  更に蛙は猿田彦大神の御使いと信じられ、無事かえる
  貸した物がかえる、若がえる等の御利益もあるらしい


 夫婦岩3

  有名なのが波間に浮かぶ夫婦岩に、一切の不浄を祓う
  注連縄を張巡らし、古くより日の出遥拝所として知られ
  晴れた日は遠く、富士山を望む事も出来るそうだ

  大きい男岩は高さ9m、周囲39.6。女岩は高さ4m
  周囲9mで、両岩を結ぶ大注連縄は長さ35mだそうだ


 夫婦岩2

  二つの岩に注連縄が結ばれるようになったのは、室町時代
  より以前の事らしく、その沖合数百メール先の海中には
  「興玉神石(おきたましんせき、沖の石)」があるそうで
  夫婦岩は、その門石(鳥居)と見なされている

  「興玉神石」は東の彼方にあるという、常世(とこよ)の
  国からやってくる神が、最初に寄り付く聖なる岩とされ
  夫婦岩の間に張られた大注連縄は、神の世と俗界とを
  隔離する結界の縄だそうだ


 二見浦2

  夫婦岩は日本各地にあり、2つの岩が夫婦が寄り添うように
  見えることから名付けられ、古神道の「磐座(いわくら)」と
  して、自然に存在をする巨石、岩や山を神体とし、神が
  宿る場所とされたとか

  イザナミとイザナギや、猿田彦大神と天宇受売命のような
  神々の夫婦の物語や、夫婦が一体となった双体道祖神などと
  「夫婦信仰(夫婦和合)」が、子孫繁栄や祖霊信仰の根幹と
  考えられていたのも


 二見浦3

  また「表裏一体」という概念の具現化として、現世(うつしよ)と
  常世(とこよ)からなるという考えや、箸や履物が両方揃って
  一膳や一足という日本独特な考え方からだとかの夫婦岩

  全国の夫婦岩、夫婦石がある観光地により全国夫婦岩サミット
  連絡協議会が結成され、「全国夫婦岩サミット」を開催している


 二見浦4

  明治20(1887)年に建築の日本の伝統建築の粋を今に
  残す「賓日館(ひんじつかん)」は皇族や各界要人の宿泊・
  休憩所であった。国の登録有形文化財に登録をされ
  今は一般に有料公開されている

  都合上、二見の日記を先にしたが、旅はこちらの方が先で
  内宮の近くにある猿田彦神社のご祭神は、先ほども出てきた
  猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)とその子孫の大田命が
  祭神である


 猿田彦神社1

  天照大御神の命令でで邇邇芸尊(ににぎのみこと)が葦原中国を
  統治する為に高天原から地上に降りようとされていると、天の
  八衢(やちまた)に立って、高天原から葦原中国までを照らす
  神がおられたそうだ。天岩戸の前で踊ったあの天宇受売命
  (あめのうずめのみこと)が誰であるか尋ねると、国津神
  (地に現れた神々)の猿田彦大神と答えられ、邇邇芸尊らの
  先導をしようと迎えに来たというのだ

  邇邇芸尊が無事に葦原中国に着くと、猿田彦大神は故郷である
  伊勢国の五十鈴川の川上へ帰り、天宇受売命もそれに従って
  夫婦となった。双体道祖神は猿田彦大神と天宇受売命であるとか
  

 猿田彦神社2

  「鼻長七咫、背長七尺」という猿田彦大神は、天狗の原形と
  されたり、「天地を照らす神」という事から、天照大御神
  以前に伊勢で信仰されていた、太陽神であったとする説も

  猿田彦大神が邇邇芸尊の先導をした為、交通安全や方位除け
  そして人生で何かを決めなければならない時に、「万事最も
  善い方へおみちびき」になる神様で、この方位の文字盤の
  決められた方位の文字に、手のひらを当てて祈願をすると
  願い事が叶うとか


 おはらい町10

  お昼ご飯は、旦那と娘は伊勢うどんとてこね寿司のセット


 おはらい町9

  私は三重県といえば「松坂牛」の牛丼だ~!


 伊勢1

  娘いわく、機動戦士ガンダムみたいな色合いの天守閣は
  萩本欽一を村長に迎えたテーマパーク「伊勢・安土桃山
  文化村」で、ほぼ忠実に再現した安土城だそうである


     伊勢3

  帰りのおやつは伊勢自動車道のサービスエリアで地元の
  大内山牧場の牛乳を使ったソフトクリーム  


 伊勢5

  お土産には私の好物の、真珠漬本舗の真珠貝(アコヤ貝)の
  貝柱を絹ごしの酒粕でじっくりと寝かし、琥珀色の貝柱に
  みりんの味がしみて味わい深い、高級珍味の「真珠漬け」は
  お酒のつまみにぴったりだ


      伊勢6

  江戸時代の宝永4(1707)年に、皇大神宮前の五十鈴川の
  畔で販売をされたのが餅を漉し餡でくるんだ赤福餅の始まりで
  漉し餡の三つの筋は、五十鈴川の川の流れを表しているとか


 高速道3

  よく似た「御福餅」は、天宇受売命(あめのうずめのみこと)の
  通称が「御福さん(お多福、おかめ)」である事に因み、二見浦の
  波の形を表現をしており、こちらも江戸時代より創業270年以上
  という二見浦の老舗餅屋だ


 高速道4

  伊勢湾岸自動車道を利用をするときには、必ず利用をするのが
  「刈谷(かりや)ハイウェイオアシス」


 高速道5

  こんなコーナーもあった


 道の駅1

  えびせんの試食をしていたら、娘の同級生の父母が! 


 高速道6

  このサービスエリアは「デラックストイレ」が利用でき
  トイレの中で寛いでる奥様たちもいて、長居が出来そう  
 

 高速道8

  中央自動車道の屏風山パーキングエリア(上り線)に、牛丼の
  「吉野家」と、高速道路初出店「はなまるうどん」の2店舗が
  出来たので寄ってみた


 高速道9

  「吉野家」では牛丼や豚丼にプラスして、十割そばや天丼も
  提供されるそうなので蕎麦も頼んでみた。それにしても牛丼
  チェーンも生き残りをかけて新メニューご苦労さん


 高速道7

          平成22年5月15日に伊勢、愛知で撮影





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最終更新日  2010年07月03日 10時41分25秒
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