殿上人日記

2010/07/28(水)13:25

風薫る高原ドライブと、乳白色の極上温泉独り占め!

温泉(7)

    前回は「草津白根山」を紹介をさせていただいたが   第二回目は国道292号線(志賀草津高原ルート)の   クーラーを使わず、車の窓を全開しての爽快ドライブを   撮影順に並べてみたので、ネットで「仮想ドライブ」を   楽しんでいただけたらと思う          信州中野から何度となくカーブを曲がり、ぐんぐん   高度を上げてくると、道の脇にかわいらしい湖(池?)   などが時折、緑の中に顔をのぞかせる。これは   名前もかわいらしい「三角池(みすまいけ)」     「平床大噴泉」は、ほたる温泉の源泉だそうで、勢い   よく吹き出す水蒸気音もすごい。やっぱ、地球は生きて   いるのだな・・・ここの温泉、一度は利用してみたい   次こそは!    とんがった山は、志賀高原のシンボルとも言える   「笠ヶ岳(笠岳)」で、標高は2075メートル            ところどころ、風光明美なところにはレストハウスや   ミニ駐車場があるので、ドライバーも車を停めて   気軽に景色も楽しむ事ができるのは有難い          国道最高地点2172メートルの「渋峠」から見下ろすと   真下に広がっている箱庭のような「芳ヶ平(よしがだいら)」の   標高は1850メートルだそうで、その奥には草津温泉         古くから、信州から米や酒、菜種油などを草津へ運び   草津からは、硫黄や薪炭(しんたん)などの生活物資を   信州へ運んでいたが、鉄道の開通で衰退をしていった            しかし戦後になって、志賀高原などのレジャー開発が   進み新しい道路の改修・舗装が完了し、日本道路公団の   有料道路だったが、現在は国道として無料で利用できる     この小高い山は前の時は登れたけど、高山植物の搾取   防止の為に立ち入り禁止のテープがはられて、防止を   伝えるパトロールカーも行ったり来たりしていた   今回の旅では、走行中の車窓から通りがかりに瞬時に   見ただけだが、駐車場で石を抱えた高齢者夫婦?          白根山の登山道では、こんな会話が聞こえてきた   父「あれ、お母さんは?」   娘「押し花にしたいからって、花を摘んでたよ」   ここは上信越高原国立公園内、草や石とかって持ち   出す事は違法では? 前回の駒草だって登山道から   手が届かない、立ち入り禁止テープの遥か先だし     標高1800メートルに位置する「万座(まんざ)温泉」は   飛騨の濁河温泉と並んで、通年・自家用車で辿り着ける   日本最高所の温泉だ。ここは以前に万座プリンスホテルに   家族で泊まった事があり、白濁したお湯は圧巻だったし      今回は、ネットの割引券をプリントアウトをした黄色い   温泉の万座高原ホテルに行くつもりだった(次には行き   たい)のが、途中のレストハウスで見つけた入浴料金の   千円が、半額五百円になるというのにつられ「万座温泉   日進館」に鞍替えだ       写真はパンフレットから。ホームページによれば、糖尿病   胃腸病、神経痛、膠原病、リュウマチ、心臓病、ぜんそく   自律神経失調症、関節炎、腰痛、アトピー性皮膚炎   婦人病、貧血、便秘に効果があるらしい     やっぱ万座のお湯は最高だ。内湯はお年寄りでいっぱい   だったけど、少し離れた露天風呂はたった一人になって   貸切状態だったのは嬉しい♪   万座温泉は、硫黄成分の含有量が日本一、湧出量は   毎分3750リットルという酸性硫黄泉(硫化水素泉)だ     前回で紹介をした草津白根山のパノラマも望み、車は東へ     いよいよ眼下に、今回の目的地の草津温泉もはっきりと   見えてきた。普通の旅館のチェックインタイムは午後   3時か4時からだけど、ここは温泉を楽しんで貰う為か   午後1時か2時なので、旅館に車を置いて遊び歩きたい          ワイルドな風景を楽しみながらの下り道カーブ     草津白根山から東側に、降ってから数ヶ月から数年の   比較的に新しい地下水に、火山ガスが混じりって   生じているといわれる名湯、草津温泉     志賀草津高原ルートの道路脇にも、幾つも駐停車禁止   との表示がされる有毒ガスが充満をした荒涼とした風景   この近くに、殺生河原もあるのだろうか     私は地獄より、極楽が好きなので草津温泉に先を急いだ                平成22年7月23日に志賀草津ルートで撮影

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