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テーマ:旅のあれこれ(9934)
カテゴリ:旅のいろいろ
お医者様でも、草津の湯でも、恋の病は(コリャ) 治りゃせぬよ(チャイナチャイナ)♪と、歌われるのが 天下の名湯「草津温泉(くさつおんせん・群馬県)」で 下呂(岐阜県)、有馬(兵庫県)と並び、林羅山による 日本三名泉に選ばれ、江戸時代の「温泉番付」でも 当時の最高位にあたる、東大関に格付けをされた 日本を代表する名湯だ 高原ドライブで紹介をした活火山の「草津白根山」によって 生みだされた草津の温泉の開湯について、様々な伝説があり 神話の英雄の日本武尊によるものや、奈良時代の高僧である 行基の発見説なども 名の由来も諸説があり、大般若経によるとか、アイヌ語から 病にかかる枕詞の「くさつつみ」から、「くさうず(臭水)」 では?と色々と 鎌倉幕府が開かれた翌年の建久4(1193)年に、将軍の 源頼朝が浅間山麓での狩りの途中、草津温泉を訪れたと 言われており、湯畑西側の外湯「白旗の湯」(源氏の象徴の 白旗から名付けられた)に入湯したそうでだ さらに武田信玄が、各地から湯治に集まった武士らの混雑を 収める為に入湯禁止の下知状を出したとか、徳川八代将軍の 徳川吉宗が、草津の湯を江戸城に運ばせて入浴をしたそうで 歴史のある温泉だ 江戸時代には庶民にも大人気となり「草津千軒江戸構え」と 言われ、まるで当時の江戸の様な賑わいであったそうだ 草津の源泉は幾つもあるので泉質が同一かわからないが 酸性-硫酸塩・塩化物温泉(酸性低張性高温泉)であるそうで 毎分36000以上(ドラム缶にして約25万本分)もの温泉が 湧き出して日本一の自然湧出泉を誇り、草津の全ての旅館や ホテル、温泉施設は沸かし直しや水増し、湯の循環などを 一切行わない「源泉かけ流し」であるそうだ 源泉に1円玉硬貨を1週間つけておくと、その跡形も 無く溶けてしまう程に「酸性」が強く、湯内では大半の 細菌や雑菌が繁殖が出来ず消滅する事が、温泉療法に 優れた効力を示す理由の一つであるそうだ 草津温泉のシンボルである「湯畑(ゆばたけ)」の木桶が並び 源泉が流れて、空気に触れるうちに出来た湯の花は、2カ月に 一度、木桶に流れ込む湯を一時的に止めて、手作業で丁寧に 採集をしており、三角形のおみやげ容器の「草津ハップ」が 一度に約三千個も出来るそうだ また独自の製法で草津の泉質を極力損ねる事なく、濃縮をして 草津温泉のお湯を自宅で再現出来るという、天然温泉濃縮液の 「草津名湯の湯」というのもあるらしい 湯の街には、今も老若男女が集まって現代的なお土産も お~~~、なんだか圧倒的すぎるクマさんキーホルダー にゃんこのまたたびも、ここ以外でも売られていたし 珍しいところでは、お地蔵さんグッズの専門店も 無論、温泉と言えば「温泉卵」もあって、日持ちもする みたいなので娘にもお土産に購入した そして「温泉饅頭」は、売り子が試食にと饅頭を差し出し なかなか断りつらい感じで、アツアツを手に取りパク! 行楽地ではお決まりのソフトクリームも頂きましたよ~ 今回のは杉養蜂園の「蜂蜜ソフトクリーム」で、蜂蜜と たぶん柚子のブレンドジュースの試飲もさせて貰った 湯川にそって「西の河原」には、幾つもの源泉があり 50度以上の温泉が毎分で1万5千リットル沸いており それが小さな湯釜を作って、「瑞祥の池」や「琥珀の池」 などと呼ばれている ごぼごぼと勢いよく吹き出している。ここは無料で入浴が 出来るそうで、その日はそんなツワモノはいなかったが ネットで検索をしていたら褌姿の男性の写真があった 日本政府の招聘で来日をした、ドイツ人医師のベルツ博士が 明治11年8月に、初めて草津温泉を訪れて、ヨーロッパには 無いような独特の泉質や効能、入浴法など、その有効性を 賞賛しドイツ医学会に発表をした 明治38年に帰国をするまで、草津温泉の発展に尽力した ベルツ博士は草津の恩人として今も慕われている。奧の 像は外科医のスクリバ博士で、ベルツが日本医学の父と 呼ばれるように、彼は日本外科学の恩人と敬慕されている 西の河原公園の奥にあるのが、草津一の大露天風呂という 日帰温泉施設で、雑木林に囲まれた五百平方メートルもの 岩風呂は酸性-ナトリウム-塩化物硫酸塩温泉(酸性低張性 高温泉)で、源泉温度75度だ ここに入るのが、今回の草津の旅の目的でもあった だだっ広い開放感のある湯船も、ほんの数人しかおらず いや~、極楽、極楽 平成22年7月23日に草津温泉で撮影 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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