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殿上人日記

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2010年07月30日
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カテゴリ:旅のいろいろ

 草津温泉10

  お医者様でも、草津の湯でも、恋の病は(コリャ)
  治りゃせぬよ(チャイナチャイナ)♪と、歌われるのが
  天下の名湯「草津温泉(くさつおんせん・群馬県)」で
  下呂(岐阜県)、有馬(兵庫県)と並び、林羅山による
  日本三名泉に選ばれ、江戸時代の「温泉番付」でも
  当時の最高位にあたる、東大関に格付けをされた
  日本を代表する名湯だ


 草津温泉1

  高原ドライブで紹介をした活火山の「草津白根山」によって
  生みだされた草津の温泉の開湯について、様々な伝説があり
  神話の英雄の日本武尊によるものや、奈良時代の高僧である
  行基の発見説なども

  名の由来も諸説があり、大般若経によるとか、アイヌ語から
  病にかかる枕詞の「くさつつみ」から、「くさうず(臭水)」
  では?と色々と


      草津温泉4

  鎌倉幕府が開かれた翌年の建久4(1193)年に、将軍の
  源頼朝が浅間山麓での狩りの途中、草津温泉を訪れたと
  言われており、湯畑西側の外湯「白旗の湯」(源氏の象徴の
  白旗から名付けられた)に入湯したそうでだ


 草津温泉7

  さらに武田信玄が、各地から湯治に集まった武士らの混雑を
  収める為に入湯禁止の下知状を出したとか、徳川八代将軍の
  徳川吉宗が、草津の湯を江戸城に運ばせて入浴をしたそうで
  歴史のある温泉だ


 草津温泉6

  江戸時代には庶民にも大人気となり「草津千軒江戸構え」と
  言われ、まるで当時の江戸の様な賑わいであったそうだ


 草津温泉5

  草津の源泉は幾つもあるので泉質が同一かわからないが
  酸性-硫酸塩・塩化物温泉(酸性低張性高温泉)であるそうで
  毎分36000以上(ドラム缶にして約25万本分)もの温泉が
  湧き出して日本一の自然湧出泉を誇り、草津の全ての旅館や
  ホテル、温泉施設は沸かし直しや水増し、湯の循環などを
  一切行わない「源泉かけ流し」であるそうだ


      草津温泉2

  源泉に1円玉硬貨を1週間つけておくと、その跡形も
  無く溶けてしまう程に「酸性」が強く、湯内では大半の
  細菌や雑菌が繁殖が出来ず消滅する事が、温泉療法に
  優れた効力を示す理由の一つであるそうだ


 草津温泉3

  草津温泉のシンボルである「湯畑(ゆばたけ)」の木桶が並び
  源泉が流れて、空気に触れるうちに出来た湯の花は、2カ月に
  一度、木桶に流れ込む湯を一時的に止めて、手作業で丁寧に
  採集をしており、三角形のおみやげ容器の「草津ハップ」が
  一度に約三千個も出来るそうだ


 草津温泉9

  また独自の製法で草津の泉質を極力損ねる事なく、濃縮をして
  草津温泉のお湯を自宅で再現出来るという、天然温泉濃縮液の
  「草津名湯の湯」というのもあるらしい


 草津温泉22

  湯の街には、今も老若男女が集まって現代的なお土産も


 草津温泉23

  お~~~、なんだか圧倒的すぎるクマさんキーホルダー


      草津温泉15

  にゃんこのまたたびも、ここ以外でも売られていたし


 草津温泉12

  珍しいところでは、お地蔵さんグッズの専門店も


      草津温泉8

  無論、温泉と言えば「温泉卵」もあって、日持ちもする
  みたいなので娘にもお土産に購入した


 草津温泉13

  そして「温泉饅頭」は、売り子が試食にと饅頭を差し出し
  なかなか断りつらい感じで、アツアツを手に取りパク!


      草津温泉11

  行楽地ではお決まりのソフトクリームも頂きましたよ~
  
  今回のは杉養蜂園の「蜂蜜ソフトクリーム」で、蜂蜜と
  たぶん柚子のブレンドジュースの試飲もさせて貰った


 草津温泉19

  湯川にそって「西の河原」には、幾つもの源泉があり
  50度以上の温泉が毎分で1万5千リットル沸いており
  それが小さな湯釜を作って、「瑞祥の池」や「琥珀の池」
  などと呼ばれている


      草津温泉20

  ごぼごぼと勢いよく吹き出している。ここは無料で入浴が
  出来るそうで、その日はそんなツワモノはいなかったが
  ネットで検索をしていたら褌姿の男性の写真があった


 草津温泉17

  日本政府の招聘で来日をした、ドイツ人医師のベルツ博士が
  明治11年8月に、初めて草津温泉を訪れて、ヨーロッパには
  無いような独特の泉質や効能、入浴法など、その有効性を
  賞賛しドイツ医学会に発表をした


      草津温泉18

  明治38年に帰国をするまで、草津温泉の発展に尽力した
  ベルツ博士は草津の恩人として今も慕われている。奧の
  像は外科医のスクリバ博士で、ベルツが日本医学の父と
  呼ばれるように、彼は日本外科学の恩人と敬慕されている


 草津温泉21

  西の河原公園の奥にあるのが、草津一の大露天風呂という
  日帰温泉施設で、雑木林に囲まれた五百平方メートルもの
  岩風呂は酸性-ナトリウム-塩化物硫酸塩温泉(酸性低張性
  高温泉)で、源泉温度75度だ


      草津温泉16

  ここに入るのが、今回の草津の旅の目的でもあった
  だだっ広い開放感のある湯船も、ほんの数人しかおらず
  いや~、極楽、極楽 


 草津温泉14


           平成22年7月23日に草津温泉で撮影





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最終更新日  2010年07月30日 13時54分15秒
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