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テーマ:旅のあれこれ(9938)
カテゴリ:滋賀、奈良の旅
以前に紹介をしたばかりの、ご招待バス旅行だが 実はまだまだ続きがあったのだが、優先をしたい 日記があったので、後回しになってしまった 前回のおさらい。時代劇ロケで有名な八幡掘や ヴォーリズの洋館なども残された、レトロな街 しかし、近江八幡で一番おススメな街並みは この「新町通り」であろう 江戸時代を思わせるような、古式ゆかしい街が 「新町通り」とは皮肉なものだが、その木戸から ちょんまげ姿の町人が現れても何ら違和感がない 八幡掘でも紹介をしたが、豊臣秀次により城下町 として誕生した「近江八幡」は、東海道、中山道 更には北国街道が交差した、交通の要衝であった 近江国の地の利を生かして発展を続けた さて、現在でいうところの滋賀県各地の「近江商人」は 大阪商人、伊勢商人と並ぶ日本三大商人であるそうで 最初は京都や美濃、伊勢、若狭といった近隣国で 主に行商を行っていたが、次第に活動範囲や商いの 内容を拡大させていった 江戸時代になると京都の他に、大坂や江戸といった 大都市に進出し、蝦夷(北海道)とも商いをする者も 現れて、名のある大企業として今も名を残している ウィキペディアによれば、高島屋、大丸、西武グループ 伊藤忠商事、丸紅、ヤンマー、日清紡、東洋紡、日本生命 東レ、ワコール、西川産業、武田薬品などである 売り手よし、買い手よし、世間よしという「三方よし」の近江 商人の持つ高い倫理性や社会貢献は、自分たちだけが 良ければ的な経営方針になりがちな、最近の大企業なども 見習ってほしい 更に「しまつしてきばる」という、倹約につとめて無駄を はぶいて、普段の生活の支出をできるだけ抑え、勤勉に 働いて収入の増加をはかるという、日常の心構えなどは 楽して儲けようという昨今の流れに警鐘を与えているのかも そんな近江商人が残したのが新町通りであり、切妻造桟 瓦葺、平入の木造建築が基本で、正面の構えは格子や 出格子、虫籠窓からなり、道路に面する庭には見越しの 松を配している 近江八幡では中二階建の建物が多く、軒下の壁に貫を 見せる「貫見せ」があり、他に例の少ない独特の意匠だ バスの隣席の奥さま連れなので、自分の世界に入り込む 事は遠慮して・・・・次のスポットへ! あの無料招待のバス旅行は、食べ歩きもお楽しみの一つで ここでは、近江牛の肉屋で有名な「かね吉」のコロッケが 無料でいただけた。ぱくん! 次に近江八幡の名物の丁稚羊羹も、創業は文久3年の老舗 「和た与」でバスのお土産で無料でいただけた。何故に 丁稚かというと、お休みで田舎の親元に帰る丁稚が土産に 持ち帰っていたからだ 更には、丁子麩にあんこや黒ゴマをはさんだ最中なんかも 貰えたものなのだから、食べ歩き旅行というのも楽しい 近江八幡には、お地蔵さんのお堂や小祠が多くある 地蔵信仰とは「地蔵三教」を基としており、平安時代に 浄土宗によって普及をしたそうである。六道輪廻において 苦しむ衆生を救って下さる仏であり、子供らの守り仏と しても有名である かなり以前に京都に出かけた時に、お地蔵さんの祠の前に シートを敷き、沢山の子供たちがお菓子を食べている ところに出くわした事がある。地蔵菩薩の縁日の24日で お盆期間中の旧暦7月24日を中心とした3日間の地蔵盆 寺院などに祀られている地蔵菩薩ではなく、道祖神信仰と 結びついた、路傍や街角(辻)のお地蔵さんを祀るお祭りで 特に近畿地方で盛んであるそうだ 新町の街角に立派な「お願い地蔵尊」があった 1時間半のフリータイムだったが、コンパクトに 観光スポットのある近江八幡。なかなか見どころ 一杯。楽しい街歩きだった 平成22年9月15日に近江八幡で撮影 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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