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殿上人日記

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2014年09月12日
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カテゴリ:美濃の旅


先週の怒涛の日記更新と比べて、今週は何とも
ブログを書こうという気持ちにならなかったが
明日からの三連休、どこかに行くかもしれない
(予定もないが)・・・いや旦那が家にいると
ネットしてると煩いので




今日、日記更新をしておかないと来週半ばまで
ブログもご無沙汰になる可能性も高いし、映画
(舞妓はレディ)なんかも見たいなぁ最近は
邦画をよく見ているなぁ~ルパン3世も機会が
あれば




気が付けば中秋の名月も終わり、今朝のニュース
トップはW吉田(沙保里の15連覇、朝日新聞の
吉田調書についての謝罪会見)あっ、まてよ済州の
吉田証言もだしトリプル吉田。何が何だか。ここ
岐阜でも大きなニュースがあった


     

先週末の朝刊(地域版?)に、なんと四百年ぶりに
故郷岐阜に「卯花墻」が期間限定(15日まで)で
里帰りをしていると言うではないか。珍しく旦那も
喰い付いたので、旦那と二人でその日(先週末)に
出かけてみた




今日より1か月余りにわたり岐阜県で開かれる3年に
一度開催をされる「国際陶磁器フェスティバル美濃」は
今や世界四大陶磁器コンペティションにも数えられる
(他に台湾国際陶芸ビエンナーレ、ファエンツァ国際
陶芸展/イタリア、世界陶磁器ビエンナーレ/韓国)とか




今回のテーマは「土と炎の国際交流」で、名誉総裁の
秋篠宮ご夫妻のご長女の眞子さまも、日本の陶磁器
生産量の約半分をも占める「美濃焼」の産地である
東濃地方においでになった




ウィキペディアより
>その歴史は古く平安時代に作られた須恵器から発展し
>(中略)16世紀に織田信長の経済政策によって瀬戸市
>周辺の丘陵地帯の陶工たちも美濃地方(土岐川以北)の
>集落に移り住んで(中略)桃山時代に、志野焼に代表
>されるような「美濃桃山陶」が焼かれ一大産地となり
>美濃焼の基礎が築かれた




その特徴は
>それまでになかった自由な発想で登場し「美濃桃山陶」
>とも呼ばれる陶器。中でも武将でもあり茶人でもあった
>古田織部が創意工夫を凝らした「織部好み」は有名
>である。 志野茶碗の銘「卯花墻」(うのはながき)は
>日本製の焼物では数少ない国宝指定物件の1つである 


     

日本国内で焼かれた茶碗で国宝に指定をされているのは、
本阿弥光悦の白楽茶碗(銘、不二山)と、この志野焼の
「卯花墻」の2つしかないという。元は江戸の冬木家に
あり、明治中頃に室町三井家に移り、平成5年には
三井記念美術館に寄贈され公開もされているが




美濃の牟田洞窯(可児市)で焼かれたもので、岐阜県へは
四百年ぶりの里帰りとなるのだから、これは行かねば!!

歪んだ器形や奔放な篦削り、釉下の鉄絵などが織部好みに
通じる作行きであるそうで、今回の大織部展の目玉となる
作品だ




千利休の切腹後、天下人秀吉の天下一の宗匠を引き継いだ
美濃の武将であった古田織部(古田重然)は、茶器製作や
建築、庭園作庭などにわたり「織部好み」と呼ばれる流行を
生みだしたそうで、利休の静謐さとは対照的に動的で破調の
美しさを好んだようだ


 

山田芳裕の漫画「へうげもの」とは、なんでも「これは
『出世』と『物』、2つの【欲】の間で日々葛藤と悶絶を
繰り返す戦国武将【古田織部】の物語」で、タイトル
の「へうげる(ひょうげる)」は「剽げる」とも書き、「ふざける」
「おどける」の意味なんだとか




そんな「へうげもの」参集! いやぁ~~、ゆがんでます
志野焼や織部焼など、美濃焼の神髄を見せてもらいました
旦那は九州からやってきた重要文化財の「油滴天目茶碗」に
注目したようだけど




私はその来歴から唐物肩衝茶入「勢高」かなぁ。本能寺の変で
被災したものの修復され、後の明暦大火を生き延びたという
織部愛好の品だそうだ。織部同様に岐阜県の武将、明智光秀に
本能寺で攻められた信長は、茶会の為に名高い茶器などを
本能寺に持ち込んでおり、多くの茶器は焼失をした




戦国を生き抜くのは難しい。茶の湯を通じ名実とも天下の茶人で
二代将軍の秀忠の茶の湯の指南役にも抜擢された、織部であるが
大坂夏の陣で織部の茶頭の木村宗喜が豊臣氏に内通したと捕まり
織部も冬の陣の頃から豊臣と内通し、徳川方の軍議など大坂城内へ
矢文で知らせたなどと嫌疑をかけられてしまった




大坂落城後に切腹を命じられ自害したといわれ、同時に重広も切腹
宗喜も処刑されて古田家は断絶したそうだ。今年は織部が亡くなり
四百年忌となるそうで、多治見市の県立「現代陶芸美術館」での
今回の大織部展でも冠されいた。そういった訳で国宝の志野焼を
ご覧になりたい近隣の方はお急ぎくださいね




あっ、バスは日本で二番目(タイ)に暑い多治見市のマスコット
うながっぱのバスである。ちょ~~どやってきててラッキ~!
しかし帰りに立ち寄った土岐市の山奥の日帰り温泉は改修
工事で臨時休業中だった。ぐやしぃ~


 

国道ではなく山道ルートに入ってしまい、多治見→土岐→瑞浪と
東へ向かうといつものギネスにも求められた世界一大きい狛犬が
あった。ここを南下すると愛知県豊田市になる




瑞浪→恵那へ向かうと、反対側から女子ゴルフを見終えた観客の
バスがずら~~とやってきて試合も終わったみたいだ。いつも
中央アルプスが綺麗に見れるはずだが今日は雲隠れし、稲穂は
黄金色に輝いていた




               平成26年9月7日に岐阜県東濃地方で撮影





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最終更新日  2014年09月12日 14時47分23秒
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