殿上人日記

2016/11/11(金)22:34

ホンモノはやっぱり良いものは、良い。それはプライスレス

東京の旅(65)

前の日記に秋のドラマを見ていると、天海祐希さんの ドラマを紹介しましたが、それだけではありませんよ 夏枯れのドラマと違って、今秋のドラマは面白いものも 評判だといいますので、録画できそうなのはとりあえず 全部録画して、面白くないとなれば見なければいいやと 日本のドラマで面白かったなぁ~というのは、最近は 朝ドラの「あさが来た」とか、春の「重版出来!」の ように、元気でポジティブな女の子のお仕事系ドラマ この秋、一番お気に入りなドラマもそんな感じですわ 「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」 あのシンゴジラで舌足らずな感じの米国の高官を演じて いたとは思えない石原さとみさん、裏表のない一直線 イケイケ元気ガールですよ。地味な校閲部のメンバーも 良いですが、編集さん役をしている青木崇高さんが愛嬌 あって良いですね~。「この~っ、タコ!」と主人公に 言われまくってます 「ドクターX~外科医・大門未知子~」4シーズン やっぱ強いですね。秋ドラマでダントツな人気ですわ あきらさんのスキップやお決まりのメロンとか、もう お決まりのメンバーとか水戸黄門のワンパターンさが 安心感ありますが、どんどん手術料上がってますが! ミチコの親父の借金っていくら?と考えちゃいますわ 「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」 こちらもかなり型破りな女医を吉田羊さんが演じてて います。ある事故のトラウマで優秀な外科医なのに 手術が出来ないとの事、今後がどうなるのだろ。女医 ばかりでいじめでもあるかと思ったら和気あいあいで 助かった 「黒い十人の女」 すごい設定ですよ。今年はやったゲスですわ。おっさんな 敏腕プロデューサーには女優、脚本家、メイクさんなど 9人のも愛人がおり、愛人たちが飲み物を掛け合ったり 頭からパスタの修羅場を繰り広げながら、仲間意識を形成 しつつあるコメディドラマです。女のパワー感じます 「砂の塔~知りすぎた隣人」 これはコメディではなくサスペンスで、虐待やネグレクトを 受けていた子供たちが次々といなくなる現代のハーメルン事件 明確なカーストに苦しめられるタワーマンションの母親らの 陰湿ないじめや陰謀で、主人公が追い詰められていくのが 苦手でもう脱落寸前ですわ。やっぱ女は怖いし ここからはメンズ編 「相棒」シーズン15 上質な大人の推理モノって感じで、脚本家の違いなども ありますが安定した楽しさです。それゆえに以前出てた レギュラー女優の不祥事で、再放送が見れなくなったら 相棒ファンとしては泣くに泣けないですよ。煙草の話も 物悲しかったですし、妙にコメディタッチの出来心なんて 脚本家調べたらゲゲゲの女房とか八重の桜やってた方で びっくりしました 「家政婦のミタゾノ」  もはや、家政婦は見たはものすごいコンテンツですよね 米倉さんのメガネでおかっぱの家政婦もすごかったけど まさかミステリアスな行動派の家政婦をトキオの松岡君が 演じるなんて。浮世離れした主人公が秋ドラマには多い ような気もしますが、その最たるものです 玉木さんや唐沢さんのドラマもありましたが1話目の録画 出来なくて、アクション系も苦手なので見ませんでした あと、好評だという星野源さんのも少し見たけど、恋愛系 苦手なのでパス。織田裕二さんのも、カインとアベルも 1話見て、なんかあわないからパス NHKドラマでは 「夏目漱石の妻」(4回・終了)  短期のドラマなのがもったない位のドラマでした。漱石を 演ずるにあたって、長谷川博巳はかなり研究したのでは 漱石の妻は悪妻だといわれているけど、そりゃあんな旦那 ならば悪妻にもなるよ。というか小説イコール作家の人柄 とは思ってはいけないなと。金目当てで突然に現れた養父も もの悲しい人でした。雨の中のシーンがよかったし 「クィーン・メアリー愛と欲望の王宮」(海外)  絶世の美女であったという、スコットランドの悲劇の女王 メアリーが取り巻きの若い女性たちを含めて、現代女性の ノリノリ感覚で、中世フランス王朝で青春劇を繰り広げる 切り口が面白いです そんな感じですかね~。あとスカパー!無料視聴デーで 古いドラマとかをしてた中で、2時間サスペンスの人気 シリーズ「タクシードライバーの推理日誌」の初期のが 見れて、1992年の第一話なんて遠藤憲一がチンピラ 高島礼子がホステス、相棒の川原和久がやっぱ刑事でと ちょい役で出てて感動。なんか得した気分でした BS放送なんて昼間は韓国ドラマばっかやっていたのが 批判があったのか、視聴率も悪くなったのか最近は古い 時代劇とかドラマやってて、もはや昭和50年くらいの ばっかでレトロすぎて私でも見る気が失せるけど、やっぱ 著作権とかいろいろあるんだろか。いいとこ見れるのは 平成までかも 写真の方は引き続き、というか今回が最後になりますが 9月下旬に出かけた東京国立博物館の撮影が殆どOKな 常設展示品。アジアから海を渡ってきたと思われる美術品 後半のここからは、日本絵画です 昨夜、久しぶりになんでも鑑定団を見て、箱から出した 大きな壺は、見るからに勢いもあって絵も美しくこれは 本物の美術品だと思ったら、鑑定額は700万円でした やっぱ後世に残るような本物の美術品は、人に何かしら 感じさせるを備えてます とは言っても値段があってもないようなもの。言い値に 納得すれば買うような商品だけに、安物を高値でつかま されたり、絵画など印刷物で価値は千円なんてとんでも ない結果に、呆然とする持ち主を見てたら気の毒すぎて 舅の兄弟が菓子折り一つで家を見に来て、養子にいった 舅の弟以外、誰ひとり新築祝いをくれなかったって話を してましたが、舅の養子にいったもう一人の弟(故人)の 奥さんがお祝いにかけじくを2本、もってきてくれました あっ、ちなみに舅の兄弟は本人の他、亡くなった方4名 元気な方3名と8人兄弟です。姑の方も8人兄弟で親戚 付き合いも大変ですわ 生前、母親も新聞の広告で見て何度か買ったトップアートの 掛け軸2本。なんか義叔父も生前によく買っていたみたいだが このブログを書こうと思って、ネット検索してみたら11月に なって倒産したみたい。そりゃ、先行き不透明な時代になり 格差は広がりお金持ちは高額なものを買うし、さほど高くない 美術品を買って家に飾るような中間層はいなくなったのかも 一億総中流だのいった日本はもはや昔の話。掛け軸だって 新築の家に和室を造るのだって仏壇や神棚と、床なんて 本式の人は皆無。洋室と変わらぬ壁クロスの壁、天井で とりあえず琉球畳をしいちゃいました&押入れって感じ だろうし、壁に絵よりはエコカラット 母親からもらったトップアートの掛け軸2本に、義叔母に 貰った2本。しかしお金に換算できないものがあるって 事でプライスレス。明治時代に私の実家からお嫁にいった 方の息子が日本画家になって、うちの地域などで襖絵や 掛け軸などを書いていた。その方の描いた襖絵とか色々 実家にあるが その息子さんも日本画家になって、母親に言わせると父親程 ではないとかそれなりに美しく。その私と血のつながった方の 掛け軸3本ほどを貰ってきているので、地方の名もない画家の ものだから価格はさほどしないかもしれないが、本当に美しく 品よく、なにより私といくらかは血のつながっている親戚の方 なので大切にしたいものだ やはり絵というものは値段ではなく、その人が良いと思えば お金には菅さんが出来ないお宝であるような気がする。さて この絵であるが人の足にも見えるが・・・ お猿さんの足だった。南宋時代の伝毛松筆による猿図で 重要文化財に指定をされている。武田信玄より曼殊院覚如に 寄進されたと伝わっている ここからは浮世絵。東京国立博物館には海外の方も多く 見学に来ているが、浮世絵もやっぱ熱心に見学をされて いた。明治時代以降、かなりの浮世絵が海を渡ってかの 地の画家にも影響を与えている ゴッホやモネ、マネなど。更に音楽家のドビュッシーの代表曲 交響曲「海」は、葛飾北斎の「冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏」に 影響を受けて作曲されたんだとか 浮世絵と言えば美人画。中でも歌麿は人気ですよね~ 色っぽい。役者絵とか、風景画、文明開化のとか いろいろあるが こんな遊び心のあるものや ひょえ~。スペインのゴヤみたい。って事で秋の夜長に 東京国立博物館のほんまもんのアートを堪能できましたで しょうか?         平成28年9月下旬に東京国立博物館で撮影 にほんブログ村

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