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殿上人日記

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2017年03月10日
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カテゴリ:中津川より


今朝も雪で真っ白、積もらないにしても4日連続雪降りと
3月とは思えぬお天気です。さて毎朝、見ている番組の
一つにBS放送の「関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅」があり
今週はスコットランドをまわってたけど、最近はスコッチ
ウィスキーよりも、ビールが飲まれていると言っていた




朝ドラのマッサンも、ウィスキー造りを学びにスコット
ランドに渡っていたが、その国で育まれた伝統のお酒も
時代の移り変わりには厳しい部分もあるのか。神様にも
お供えをする日本酒の歴史は古く、スサノオが八岐大蛇を
酔わせたという神話は有名だし、紀元前の縄文遺跡にも
その痕跡もあるらしい




皇室における新嘗祭には、白酒(しろき)、黒酒(くろき)
という古代の製法で作られた酒が、奉納されているそうで
石高など稲作と共にあった日本において、日本酒の存在は
欠かせないものであった。ビールは苦手だが他のお酒なら
何でもいける私も一番好きなお酒はやはり日本酒である




しかも日本も少し前までは、アマゾンで何でも届くような
時代ではなかった。更にはTVコマーシャルで名の知られた
ようなお酒がスーパーに置かれたのも、さほど昔でもなく
以前は昔は地元で作られた日本酒、いわゆる「地酒」しか
飲む事もなかった




私の実家の場合は笠置鶴だし、木曽の宿場なので馬籠の
酒屋には木曽の酒が置かれ、こっちの家は七笑ばかりで
他の日本酒はまず飲んだ事がないくらいだった。そんな
地元の人に愛されてきた、中津川と恵那の地酒の蔵元を
巡るバスツアーがあったので、娘と二人で参加してきた




1年前に娘が帰ってきて、昨春に転職した地元企業が加入
している中津川や恵那市の企業厚生福利サービスを行って
いるジョイセブンの主催ツアーで、料金も4千円台(勤労者
本人と家族など同行者では値段が若干違う)で、ランチや
土産、このようなおつまみも付いた非常にお得なツアーだ
だってお土産がすごすぎるし(次回、お楽しみ)




高齢者が大半の総勢160名参加での4台のバスは、時間を
ずらして6軒の酒蔵をまわっていくのだが、既に12回目
毎年、好評のツアーらしい。旦那とか息子はとりあえずは
従業員数が多く地元では大企業扱いなので、ジョイセブン
には加入が出来ないので、うちには無縁だった




この家だってジョイセブン加入者が家族にいたら、家の工事
代金の3%割引きだったみたいだけど、時期が遅かったな
結構、飲食店とかも5%オフになるとか、トッピングが付く
とか色んな特典があるので、娘とのお出かけも多少なりとも
お得となった我が家だ




さて一番最初にやってきたのは恵那市の北側にあるが
中津川市の蛭川だ。実家の兄嫁の実家や、舅の弟の養子
先などもあり馴染みのある地域で、杵振り踊りという
南朝伝説にもつながるような伝統のある祭りでも名が
知られている




あとマツタケ山があり天然マツタケが採れるようだが
食べた事はない。ただしヒトツバタゴの花の名を使った
お菓子はいつも↑から貰っていた。と言っているうちに
集落の中心にある大橋酒造に到着。ここって実家でよく
飲んでた笠置鶴作ってるところか




やはりお祝い事、神事に使うのか日本酒は鶴とか亀
とかめでたそうな名前がつけられているような気も
七笑もだけど、お正月はそんな名の酒を飲んで迎え
たいものだ。早速のお酒でのお出迎え。しぼりたて
だったかな




その創業は明治まで遡れるそうで、笠置鶴の名の由来は
近くの笠置山。馬籠からも木曽川の向こうに見えるので
夕焼け写真などでもよく映っている山で、奈良県にある
笠置山に似ているので花山天皇が名付けたなんで伝説も




とりあえず蔵元さんの公式HPを、↓にリンクを貼って
おきますので、詳しい事などはそちらをのぞいてみて
下さい。寅さんの映画44作目では中津川ロケがあり
最後の祭りのシーンでこのあたりも映っているようだ

大橋酒造公式HP




実家の馴染みの酒とはいえ、個人的に飲むようなもの
でもなく、普通の清酒しか縁がなかったが、試飲では
シュワーとしたスパークリング系の「吟どぶ」を貰う
娘、こうゆうのが好きなので4杯も飲んだみたいだ




大皿におつけもののおもてなしもしていただいた
これ、すんごく美味しい。バスには高齢の女性も
多くて、おつけものは大人気だ。帰る頃には皿は
からっぽになっていた。だってお土産が良いので
家に飲んべがいれば、試飲とかあまりしなくても
楽しめるツアーだから




日本酒の他にも、枇杷を使った食膳酢も販売をしており
お酒と勘違いして飲んだお兄ちゃんたちが驚く。何名か
うちの娘も含め若い子たちもバスには乗車をしていた
やっぱ日本酒の飲酒も高齢化の傾向もあり、このように
日本酒以外の商品開発も手掛けなければいけないのかも
しれない




本来は20分の時間が取ってあったのが、次のバスが
すぐきてしまい10分ほどで酒蔵を後にして、トイレ
休憩だという博石館では、逆に30分も時間も出来て
暇すぎ。蛭川は花崗岩の採石でも有名なのだ




さ~て次にやって来たのは、つい最近もやって来た
ばかりの女城主の城下町、岩村(恵那市)で、この
ブログでも何度も紹介をしている蔵開きの岩村醸造だ
この前は私がドライバーをかってでて、飲む事もまま
ならず寒い雨の中、街をうろついたのだが今日は良い
天気だ



近くの駐車場にバスを泊め、例の杯と入場券を貰い
自由行動だ。もちろん割引券ではないので土産も
買う必要もない。お安いツアー料金に込々だ




酒蔵に入る前に、向かいのカステーラのお店に立ち寄り
試食を頂戴する。今日もたくさんの人でにぎわっていた




ではでは行きますか。あれ、蔵開きがびろろ~んと
今年の蔵開きも今日が最後。今回のツアーが既に予定
されていたので、前回はドライバーを買って出たという
経緯もある




なんて言ってもね、酒蔵巡り6軒のうちのまだ2軒目だし
ここでいつものように飲んだら、後のツアーのレポートに
支障をきたしてしまうので、ふっ・・・女城主とえなほまれ
にごりの3杯しか飲まなかった自重ぶり




それでもしぼりたての女城主、普通のものより随分と
度数も高いので、1杯のむのもちびちびしなきゃ飲み
切れない程、インパクトのある強い酒だ




この日だけの限定数のお酒が販売されていたが、うちの
旦那は高い美味しいものを少しより、安い普通酒を沢山
タイプなので購入はしなかった。黒いラッピングとかは
すごくかっこよかったんだけど




前回の雨の日のブログ日記のリンクを貼っておきます

飲めないのに蔵開きってソレって何かの罰ゲーム? 冷たい雨の中いつもの女城主の里へ

あと酒蔵の公式HPも↓ こちらの創業は200年位らしい

女城主、岩村醸造




それにしても冬の雨の日と、晴れた日では町の賑わいも
写真もこんなにも違うとは。こんな感じなら街歩きも
楽しくなるというものだ




岩村では自由食も調達できるように、少し時間も多く
とってあるので、町おこしで始めたひなままつりの
展示なども少しのぞく時間も出来た。うちのあたりは
4月3日が本番なので、これからの展示となるのだ




街をそぞろ歩きながら、お雛様を見物。女城主の里
だけに、女性の似合う城下町。少し前にBS放送の
美しい日本に出会う旅で、多治見市と、ここと飛騨
小坂町が紹介をされており、全国放送で珍しいなぁ~
なんて見ていたけど




女城主が民や部下の命を守りたいと、武田方に無血開城し
町を守ったでコメントをまとめていたけど、おつやの方は
信長の叔母であり、養子にしてた信長の子を武田に人質に
出して武田の武将と再婚。それに信長が激怒し、織田軍に
攻められて落城。女城主夫妻は逆さ磔にされ信長を呪った
ってのは、スルーですか?




この前のテレビのクイズでも、人気戦国女性ナンバー1に
なったお市の方くらい、おつやの方も悲劇の女性かと・・・
あと秀吉の妹の旭日姫とか、今の大河にも出ている家康の
妻で、今川出の瀬名姫(築山殿)等。三英傑にかかわると
ロクな最期を迎えないような、茶々も




ともかく織田家は、かなりの美形であったのは確からしい
ので、女城主のおつやの方も美女であったと思われる。腹
ごなしに娘とおでん500円分を仲間で食べた。玉子と大根は
一人一個、こんにゃくは半分こというお手軽な昼食だ。さっ
そろそろバスにでも戻ろうかな




普通の自動車より車高が高いので、バスの窓から
見る風景はガードレールも邪魔にならず、快適だ
これは大井ダム。この下流に恵那の市街地がある




恵那市はスルーして、次にやって来たのは宿場町の中津川
馬籠から続く中山道。このすぐ先には栗きんとんで有名な
川上屋があり、右に曲がり更に進むと道沿いにすやもある
これまでの3軒の酒蔵の特徴は、その町の賑わう中程にある
そういえば高山の酒蔵も街のど真ん中にあるし




中津川の宿場町の西の方、中山道沿いにあるのがここ
はざま酒造で、その創業は慶長6(1501)年といい
その歴史は400年にもなるという! そこまで老舗
だったとは知らなかった

はざま酒造公式HP




いかん。歴史好き、戦国好きとしては余計にありがたみが
増してきそうだ。というか、ここまで歴史があると子孫も
酒蔵をたたむことなど許されそうもないし、テレビで老舗
でもないベビー服のキアリスですら後継問題は大変なのに
ほんと、色々と長い歴史の中にはご苦労もあったんだろな




間家はもともとは京極家につかえる近江の武家であった
のが関ケ原の後に長男は家を継いだが、弟が武士を捨てて
中津川に移り住んで酒造りを始め、徳川幕府の御用商人と
なって、美濃国でも屈指の豪商となったそうだ




忠臣蔵の赤穂浪士の間父子は、この兄の本家筋であるようで
赤穂に行った時に、神社にある赤穂浪士の間父子の石像に
はざま酒造が寄贈とあったような気もする




ここの銘柄はずばり「恵那山」 それぞれがその
土地を代表するような地元愛溢れる名前を付けて
いますね。でも中津川だし一番近い酒蔵さんだと
思うがうちってあまり利用を事がなかった。何せ
娘が信州にいたので信州のお酒ばっか飲んでたし
試飲したお酒の中に好みの酒があったので、今度
買ってみようっと




酒蔵見学を念頭とした酒遊館コーナーには、真ん中に
清水が流れるしくみとなっており、気軽に来場者も
飲む事が出来る。そんな訳で酒蔵巡りも半分をまわり
残りは、中津川北部の山間に点在をする小さな酒蔵と
なった




どんなお酒に出会えるんだろ。すぐ近くに建てたばかりの
ピカピカのお寺の本堂があった ではでは、後半に続く!




          平成29年3月上旬に中津川、恵那で撮影

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最終更新日  2017年03月10日 14時01分50秒
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