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殿上人日記

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2017年10月03日
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カテゴリ:旅のいろいろ


今年の夏休みに家族で出かけた和歌山
ドライブ、2日目の白浜の続きのレポート
です。パンダやイルカ、ラッコなど動物を
アドベンチャーワールドで堪能したので
海岸線を観光がてら、今宵の宿へと




今回の和歌山行きは、その宿の予約が
出来たから、また和歌山に行こう♪って
決心した訳でして、娘はパンダで、私は
その宿の温泉目当ての旅行でした。その
お宿の事は後半でするとして




まずは荒涼とした雰囲気すら感じる自然美
白浜の「千畳敷」です。千畳敷と言えばそれ
程に広いという意味合いから、全国各地に
存在し、私的には木曽駒の山上の千畳敷
といった感じでしたが、他にも青森や山口
福岡などにもあるようだ




ウィキペディアによれば
>新第三紀層の砂岩からなる、太平洋に面した
>スロープ状の岩盤である。砂岩は非常に柔らかい
>ため、打ち寄せる波の浸食を受け、複雑な地形を
>形成している。




>その広さはおよそ4ヘクタールで、畳を千枚敷ける
>ほどの広さであることが名前の由来である。通常時は
>岩盤の上を歩くことが出来るが、波浪注意報・警報
>発令時には立入りが禁止される。年間を通して風が
>強い事が多く、台風中継がこの場所で行われる事が
>しばしばである。




なるほどね~、いろんな景勝地があるもんだ
自然系大好き息子は、あんな所まで行って
いるよ。こういった所にばかり連れ出したら
家族との旅もいそいそついてきてくれるかな




旦那も高いところで見下ろし




山国育ちの息子は海際に




波の音すらもが楽しいのだろう。何年
ぶりの海とかっていうやつ?




娘は、どうやらスマホ中。そんな訳で意味も
なく、あれもこれもと千畳敷の写真を並べて
しまいましたので、最近レンタルで借りてきた
映画の話でもしようかと




私の利用している三洋堂ですが、火曜日は
レディスデーで、レンタル料が30%オフに
なる他に期間限定で利用できる100円引き
クーポンもあったので、新作4本を数百円で
借りる事が出来まして




映画で日本語で見た「SING」を今度は
英語で見たり、「この世界の片隅」もまた
見たりしましたが、その他に重いものを
見ましたよ。一つは労働者階級の貧困の
話か、貴族階級の恋愛話が多い英国
映画の「わたしは、ダイエル・ブレイク」は
前者でした






真面目に暮らしてきた妻にも先立たれた
大工が、年をとって心臓の病から医者から
仕事を止められたのだが、相手の顔すら
見えない電話の先の係官の会話だけの
判断で給付金が止められてしまった




不服を申し立てたくて役所に行くが、電話で
予約が必要だが、その電話番号ですらネットの
サイトを見てほしいとか、ネットなど無縁だった
大工のおじいちゃんにはハードルが高すぎて
悪戦苦闘。遂には生活費が必要で家の家具
なども売り尽くし何もなくなった部屋で呆然自失




そんなギリギリな状態の老人なのだが、ロンドン
からやってきたばかりの子供を抱えたシングル
マザーの困りごとには世話を焼き、彼らの心の
支えとなり・・・。なんかね平成の日本でも役所で
門前払いをされ餓死する人が幾人もいる現状を
考えると・・・身につまされる内容です




更に遠藤周作原作の「沈黙」をマーティン
スコセッシ監督によって映画化したものは
隠れキリスタンを拷問にかけたり、踏み絵を
強いて拒否した者らの処刑シーンなどが
繰り返し描かれるもので、己の命すらも
差し出す、信仰心というものは何だろうと
考えさせられました






そして、そういった信者らの命を救う為に
踏み絵でキリストを踏みつけ信仰を捨てる
事となった「転びバテレン」の宣教師らの
苦悩。信者は言います。天国(パレイゾ)は
苦しみも年貢も無いんですよね。生きて
行く為の支えとなる信仰。時に生きていく
事は、まるで地獄にいる程の苦痛をすらも
与えるのでしょう




転び(キリスト教を棄教する)バテレンとなった
フェレイラ神父は実在の人物で、彼の安否と
転びの真実をしる為に、日本へやってきた
主人公のロドリコ神父のモデルはキアラ神父
といったそうだ。更にキリスタン弾圧を行った
井上様を演じたイッセー尾形の演技が高く
評価され、LA映画評論家協会の助演男優賞の
次点であったんだとか




劇中にも出てきた小さな聖母像は、雪のサンタ
マリア御像といい、外海の隠れキリスタンの家に
残されたもので、二十六聖人記念館に原画が
あるそうだ。こちらは「三段壁」といい、長さ
2キロ、高さ数十メートルの柱状節理の大岩壁




地下36メートルには海蝕洞窟が形成されており
断崖上から地中をエレベーターで降りると洞窟
内部を観覧できるのだが、1300円もするので
節約家族はスルーとなってしまった。熊野水軍の
舟の隠し場所だったとも伝わっている。どんな
感じかは下記リンクでご覧ください

​         三段壁洞窟HP




そして白浜と言えば「高嶋(円月島)」で春分
秋分の時期には中心部の穴(海蝕洞)を通し
夕日が見えるそうだ。南北130メートル
東西35メートル、高さ25メートルの島




お~、この独特の建物は「ホテル川久」では
ないかっ。1991年のバブル時代に今までに
ないようなホテルを建てたいと、当初の予算の
2倍の300億をつぎこんだ豪華ホテルが完成
したがバブル崩壊で倒産し、後に他企業に
買い取られ営業を続けている





こっちは近畿大学の魚類養殖試験場。近大と
いったらマグロの養殖で有名だが、白浜では
巨大クエの養殖しているみたいだ

日本経済新聞「めざせ巨大クエ 高級魚を身近に」




途中には小さな造船所




串本では橋杭岩。目の前に道の駅があり
そこに車を停めて、気軽に見学ができる
ウィキペディアによれば




>大字鬮野川(くじのかわ)小字橋杭の海岸
>から紀伊大島方面へ大小約40の岩が南西
>一列におよそ850メートルもの長きにわたって
>連続してそそり立っている。




>直線上に岩が立ち並ぶ姿が橋の杭の
>ように見えることから橋杭岩と呼ばれて
>いる。また干潮時には岩の列中ほどに
>附属する弁天島まで歩いて渡ることが
>できる。




>橋杭岩は、1500万年前の火成活動により、
>泥岩層の間に流紋岩が貫入したものである。
>貫入後に差別侵食により柔らかい泥岩部が
>速く侵食され、硬い石英斑岩が杭状に
>残されたものである。




といった観光もしつつ、夕方には勝浦の
街中にある今夜のお宿の駐車場に車を
おいて送迎バスに乗り換えて




今度は船着場から送迎船でホテルへと
むかった。(日記構成上、ここに紹介を
しましたが送迎船や送迎バスは翌朝の
帰路の写真です)




実はホテル浦島は、前日に泊まった渡瀬
温泉と同様に、旦那と二人で以前に利用
した事があってのリピートです。温泉重視の
私としてはここのダイナミックな洞窟風呂は
もう一度、入ってみたい露天風呂でして
空室1を発見したので、これはまた泊まる
しかないかと




前回は旦那と二人だったし格安系の
プランであるたぶん古めな本館の洋室
だったが、今回は4人でたぶん新しめな
日昇館。前の部屋とは雲泥の差で同じ
宿泊施設だとは思えない位だ




しかも部屋からの熊野灘の風景が素晴らしく
温泉はまだしも部屋とか全体的なイメージが
前の宿泊<<今回の宿泊と、良くなった旦那
やっぱお金は払うものだね




部屋にはおせんべいがあって、一息
ついてから温泉でも行くかっ。前には
台風接近で、ざっば~ん!と荒々しい
波が打ち付け、びゅ~~~~っと風も
吹いてたけど、今日はのんびり露天に
つかれるだろう




山国住みの人間は海を眺めているだけ
でも飽きない。旅行先で海の見える部屋
というのはポイントが高いし。山の上に位置
するお高い山上館は改修中で、今回は
そこの温泉は入れなかったのが残念だが




それでも大きなホテルだけに、幾つもある
大浴場をハシゴして、スタンプを集めると
入浴剤を貰う事が出来たので、人数分を
土産にした。写真にもある忘帰洞が一番
有名だ




旅館の営業が始められた大正末期に、紀州の
徳川頼綸公が来遊をされて、帰るのを忘れ
させるほど心地よいと誉めたので名付けられた
そうである

​    公式HP、ホテル浦島の温泉




夕食はバイキングだが、新鮮な生マグロの
解体ショーが売りでもあって、さばかれた
ばかりのマグロの刺身も




好きなだけ食べる事が出来る。偏食の
息子なので会席より、こういったものの
方が助かるかも




娘が揚げたての天ぷらを持ってきた
やっぱバイキングにおいては、温かな
料理、作り立てのものがあるかどうかが
ポイントになる




そしてデザートが豊富かどうか。中でも
果物が好きなので、ドラゴンフルーツが
あったのはうれしかった




最後のおかわり。肉とかそうゆうのも
あったけど私はあまり好きではないし
こうゆうさっぱりしたもので。コスト的
にはバイキングってやっぱ安上がり
なんだとは思う





こちらは朝のバイキング。やっぱり料理は
前回と同様で、ちょっとねって感じだけど
温泉と部屋は良かった2日目の宿だった
いよいよ旅も最終日。次回に続く!




       平成29年8月15&16日に和歌山県で撮影
 
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最終更新日  2017年10月19日 08時43分10秒
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