殿上人日記

2018/07/03(火)16:41

桜花咲く漆黒の城の彼方には白い峰々。午前四時の鳥の声

長野、山梨の旅(303)

​ ​ ここ最近は夜も蒸し暑く寝苦しく、薄い 夏布団を持ち出して、窓も網戸で凌いで いるが朝方になると、チュンチュン、ピー などと鳥の声がかしましく、朝早くから たたき起こされる始末だ それでなくても深夜のワールドカップ中継で 午後11時台の試合の前半までは観て、午前 0時近くの就寝では寝不足気味だ。やっぱ ブラジルだとか、スペインだとか名の知れた 国の試合は日本に関係なく、観たいし 事前の強化試合で結果が残せず、大会直前の 監督解任で、どうなるかと思った日本だけど 1996年のアトランタオリンピックで,あの ブラジルを倒す(アンダー23で)マイアミの 奇跡で名を挙げた西野監督の就任で、再びの 快進撃 アジア勢初の南米国(コロンビア)からの勝利 運命のポーランド戦では、終盤に1点負けている 状態で同点&勝利を目指すのではなく、イエロー カード差でのグループ突破の方が確実なのでは と、自陣でパス回しに終始しブーイングも起き その戦術に批判も起きた 時に全く良いところなしだった韓国があの ドイツに勝利し、グループ敗退ながら一泡 吹かせたばかりなので、強い印象を残して 敗退するのと、決勝トーナメントに進む為 この戦術は。。。と言われるのもなぁ~と 次のFIFAランキング3位のベルギー戦も あまり期待が出来ずに 最近の日課のようになってきた午後11時 からの試合(ブラジル×メキシコ)の前半を 観てから就寝。しかし↑冒頭にあるように 甲高い鳥のさえずりでたたき起こされたのは 午前4時半過ぎ。トイレだけいって寝ようと 思って、廊下に出ると 興奮気味で娘がどたどたやってきて、とても 一人では見れないから下に来て! と、娘の 方は午前4時には起きてしまって、気になる からと試合を観てたらしく、2-0で勝てるん じゃ?とワクワク、それが2-2でハラハラ はい、私が一緒に観だして10分も経たずに 後半アディショナルタイムでのベルギー3点目 奪取。娘、どん底に叩き落され失点同時にTVの 電源を切る。まぁ、私の場合はよく頑張ってる じゃん!という2-2からだったけど 娘の方は後半開始0-0から、日本が2-0で 勝てるかも~?という状態からの、連続3失点 だしね。それにも増して選手は言葉にならない 程、悔しいだろう。勝利も見えたハズだから しかし、FIFAランキング3位の実力を持ち 赤い悪魔と言われるベルギーに簡単には勝たせて 貰えなかった訳ですが、例のポーランド戦の事など なかったような面白い試合だった! 惜しかった!と 世界中で日本チームの大健闘が称えられたのは とても嬉しい ここでワールドカップを離れてしまう人が 多いと思うが、今まで以上にドラマチックな 試合もあると思うので、午前0時までだけど 観戦しようと思っている。今しがた再放送で 日本×ベルギー戦を観たがホント面白かった という訳で今年4月4日の良く晴れた日に 娘が使い残した青春18切符で、出かけた 信州松本。見たかったのは松本城の満開の 桜です。やっぱ日本の城は桜の時期が一番 映えます 外国からいらした皆さんも漆黒の国宝松本城の 姿にうっとり。最近は京都奈良のように松本や 高山、白川郷、木曽路といった中部地方の山岳 エリアは海外のお客様に大人気。古き日本の 原風景のようなものが色濃く残っているので お堀の彼方には北アルプス。昨夜のBS放送で やってたローカル線聞き込み旅で、松本から 糸魚川まで3時間スペシャルをやってたけど 気が付いたのは大町温泉。しまった~。裏で 地上波で乗鞍やってたんで・・・ そちらは、この前やってた南木曽~馬籠の 秘境バスの旅の番組だけど、このシリーズ 岐阜県ばっかじゃないかと・・・。まぁね 岐阜県は山と川しかないんで、岐阜市などの 西濃以外はどこも秘境みたいなもんだけど とりあえずウィキペディアで松本城を説明 >松本城(まつもとじょう)は、長野県松本市に >ある日本の城である。安土桃山時代末期-江戸 >時代初期に建造された天守は国宝に指定され、 >城跡は国の史跡に指定されている。松本城と >呼ばれる以前は深志城(ふかしじょう)といった >戦国時代の永正年間(1504-1520年)に、信濃守 >護家小笠原氏(府中小笠原氏)が林城を築城し、 >その支城の一つとして深志城が築城されたのが >始まりといわれている 戦国期は武田氏、織田氏、徳川氏の領地に接して いた事もあり、領主も何度もかわり豊臣時代には 石川数正が入城し、数正と子の康長が、松本城の 天守や城郭、城下町の大規模な整備を行った 明治維新による廃藩置県で、松本城も破却される 事となり、天守が競売にかけられ解体となる所を 市川量造など地元の有力者の尽力で買い戻された 明治後期には、天守の傾きが大きくなったので 明治の大修理も行われ往時の姿を取り戻した また明治9年6月19日 に不審火によって、当時 筑摩県(飛騨、信濃中部、南部、尾張藩木曽)の 県庁となっていた二ノ丸御殿が全焼をしてしまい 飛騨は岐阜県へ、信濃中部と南部、木曽は長野県に 編入をしてしまい筑摩県は消滅した 天守、乾小天守、渡櫓、辰巳附櫓、月見櫓の5棟が 昭和になって文化財保護法により国宝に指定をされ 日本100名城にも選ばれた。国宝天守は他には 姫路城、犬山城、彦根城、松江城の4つがある この門は太鼓門 明治初年に破却をされたが、平成3になって発掘 調査を行った上で樹齢四百年のひのきや、梁には 140年の松を使用し、太鼓門が復元をされた 鳩のフンに注意の看板の上には、巣 大きな石は重さ約22.5トンの玢岩(ひんがん)で 松本城を築城した石川玄蕃守康長が運ばせたので 玄蕃石と呼ばれている 内堀を渡ったところにある高麗門と、これに続く 控塀(ひかえべい)、枡形が平成に復元をされた 控塀には狭間(さま)が切られ、対岸の敵に備え 火縄銃で攻撃できるようになっている 今はお堀でのんびり白鳥がくつろぐ。その奥に 見えるのが黒門。昭和になって復元をされた門で 歴代城主の家紋の付いた軒丸瓦が見られるのだが 昭和期の天守解体修理の際に、まだ使える瓦を ここで再利用したからだとか 松本は娘も住んでいた事もあり、松本城にも何度も 足を運んだし、その脇にある市役所も娘の転入転出 などでも足を運んだ事もあるお馴染みの場所だけど ここが有名観光スポットだとは知らなかった 松本市のマスコットのアルプちゃん。2006年 市制施行100周年記念事業マスコットキャラクターと して登場。北アルプスをイメージした帽子を被り 手にはヴァイオリンを持っている。サイトウ・ キネンフェスティバル松本(今はセイジ・オザワ 松本フェスティバル)やってるしね ネパールの平和の鐘(ガンタ)というのもあった 1990年に大阪で開催をされたの国際花と緑の 博覧会のネパール館へ松本市からの援助の返礼と して設置されたんだとか こちらは平和の灯。それについての説明は 下記写真で↓ といったものもあるが、市役所にツウの観光客が やってくる理由は市役所の展望台に誰でも登れる からだ なんで、ここを今まで知らなかったんだろう。今回 ここの存在を知った理由も、つい最近の事なのに 忘れたが、カメラマンの為に窓を開けてもいいようだ 市役所なので平日にしか利用できないのでご注意を 南側の窓からは遠くに、東日本最古級の3世紀末築造の 前方後方墳である弘法山古墳(こうぼうやまこふん)も 桜の山と化していた。ここは松本市在住の漫画家である 高野苺原作の映画「オレンジ」でもロケ地となっている そして西向きには松本城の全景と、北アルプスの借景だ なんかカレンダーにでも使えそうな・・・ 先程のは一眼レフで、こちらはスマホ。こっちの方が 色がクリアに見えたりもする。ここ最近は一眼レフは 持ち歩かず、スマホで写真撮影することが増えたので 鞄が軽くなったのでありがたい。一回り小さな鞄も 欲しいなぁ     平成30年4月4日に信州松本城で撮影 にほんブログ村 ​

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