殿上人日記

2018/09/21(金)17:42

夜の波止場で輝くタワーと噴水ショーに、ベリーダンス

大阪、兵庫、岡山の旅(20)

​ さてさて​、お昼近くにはバスで宿泊先の ホテルに着いて、荷物を預けて神戸観光 三宮をスタートして中華街や、元町から 北野町へ。地下鉄で三宮に戻ってからは 少し早い夕食も終えて、三宮センター街 夕暮れ刻のレトロな旧居留地を散歩しながら やってきたのは神戸港である。萬國波止場? なんでも第二次世界大戦でメリケン(米利堅) 波止場が敵国語ということで、萬國波止場と 言い換えられたそうだ ウィキペディアによれば >1868年に明治政府が兵庫港第3波止場として >開設。当時、波止場のすぐ近くに米国領事館が >あったことから、「アメリカン」の英語の原音 >発音から「メリケン」波止場と呼ばれるように >なった >大正時代に中突堤と新港突堤が竣工するまでは >高浜岸壁とともに神戸港を代表する波止場で >あった。1987年に波止場の西側一帯が埋立て >られてメリケンパークとなり、神戸の異国 >情緒を表す場所として映画のロケなどにも >使われている 淡谷のり子の別れのブルースに出てくる メリケン波止場は横浜の方で、あちらの 大桟橋もメリケン波止場と呼ばれていた ようだ 阪神淡路大震災によって被災をしたメリケン 波止場の一部、岸壁60メートルをそのままの 状態で保存し、見学できるように整備もされ ていた。阪神淡路大震災では次兄の嫁さんの 実家が豊中にあり半壊したそうだ また長兄も前日から関西の仕事で、伊丹空港の 近くのホテルに泊まっていおり、無事だったが 当日の夕方頃まで、家族と電話連絡が取れな かったそうだ。ウィキペディアによると >1995(平成7)年1月17日5時46分52秒、 >淡路島北部(あるいは神戸市垂水区)沖の >明石海峡(北緯34度35.9分、東経135度 >2.1分、深さ16km)を震源として、Mj7.3の >兵庫県南部地震が発生した >近畿圏の広域(兵庫県を中心に、大阪府、 >京都府も)が大きな被害を受けた。特に >震源に近い神戸市市街地(東灘区・灘区・ >中央区「三宮・元町・ポートアイランド >など」・兵庫区・長田区・須磨区)の被害は >甚大で、日本国内のみならず世界中に >衝撃を与えた >犠牲者は6,434人に達し、戦後に発生した >地震災害としては、東日本大震災に次ぐ >被害規模であり、戦後に発生した自然災害 >では、犠牲者の数で伊勢湾台風の5,098人を >上回り、東日本大震災が発生するまでは >最悪のものであった 高速道路が横倒しに崩落した映像は今も 脳裏に焼き付いている。生きている間に このような大きな災害を目の当たりにする 事はないと思ったのに、その記憶も鮮明な 時期に、東日本大震災が起きてしまった のだが・・・・ 震災時に建設中であった神戸メリケンパーク オリエンタルホテルは建物自体は液状化対策や 耐震構造を施していたため、被害は殆どなく 開業をしたのは阪神淡路大震災が起きて僅か 半年後の事であった この写真は翌日の写真であるが、ホテルの上階に あるのは、海上保安庁から正式に認可を受けた ホテルに設置をされた日本で唯一の灯台である 1995(平成7)年7月7日に行われた点灯式では 午後7時7分に神戸の復興を願う777発の花火が 打ちあげられたそうだ 昨年春に開業したのは西日本最大級の スターバックスコーヒーの神戸メリケン パーク店で、関西地区では初の公園内 店舗なんだとか 2階のパノラマカウンターからは神戸の海を 見渡せるそうで、一度は立ち寄ってみたい お店だが、夜だし今回はパス。また来ます 大海原を駈ける帆船の帆と波をイメージした 白いスペースフレームの大屋根が特徴的な 「神戸海洋博物館」は、1987年に神戸開港 120年記念事業として作られ、船の仕組み など海、船について学べる施設だ 展望用に1963年に建設された「神戸ポート タワー」は、「ウィキペディア」によると >世界初のパイプ構造の建造物で、和楽器の >鼓を長くしたような外観(双曲面構造)が >特徴である。その独特の構造・形状から >「鉄塔の美女」とも称され、高層建築物の >モデルの一つとなっている >また日本で初めてライトアップされた >建造物でもある。第15回日本建築学会賞 >(1963年)、 建築業協会優良建築賞 >(BCS賞)、 照明学会照明普及会賞 >DOCOMOMO JAPAN選定 日本における >モダン・ムーブメントの建築(2003年)の >受賞歴がある。2014年12月に国の登録 >有形文化財に登録された 神戸泊まりはなかなかなく、ロープウェイ などを使って、神戸の夜景を山の上から見る 事も考えたが、夜のメリケンパークの散歩も なかなか良かった 前に行った横浜港の夜散歩も楽しかったし 港は昼間よりも、夜の方がロマンチックで より輝いて見えるような ぶらぶらと歩いていたら、何やら良い音楽が 聴こえてきたので見に行ったら噴水ショーを していた。これは「ノートルダム神戸」という ブライダル施設によって行われているもので フランスのベルサイユ宮殿の噴水ショーを 設計したデザイナーが手掛けたものだそうで 最大で幅27メートル、高さ20メートルまで 水を噴き上げ、夜は音とライトアップの ショーが楽しめる 1921(大正10)年に神戸新港の第四突堤に 建設され、1990(平成2)年に新港第5突堤で 信号所としての役割を終えた旧神戸港信号所は 神戸港に現存する最古の信号所建造物で、今は ハーバーランドのシンボルタワーとして、高浜 岸壁南端に移築され、保存されている 旧国鉄の湊川貨物駅や川崎製鉄(現JFE ホールディングス)、川崎重工業といった 沿岸一帯の工場の跡地約23ヘクタールを 再開発し、1992(平成4)年に出来たのが ハーバーランドで、総事業費は神戸市と 民間企業合せて3000億円以上 「umie MOSAIC」(かつての神戸モザイク)は海と 運河に囲まれた三層構造の建物に、ショッピング店舗 レストランなどが並び、数年前には神戸アンパンマン こどもミュージアム&モールも出来て賑わっている ここでも良い音楽が聴こえてきたので、その 音の方に向かったらベリーダンスのショーを していた。先日、テレビでベリーダンスをして いて、娘は中南米のものだと思っていたとか アラジンやろ、恰好が 中東のアラブ圏で発達したベリーダンスは 紀元前5世紀のエジプトの壁画にも描かれ 長い歴史があり、アラブ圏ではラスク・ シャルキー(東方の踊り)というらしい 「六甲牧場カフェ」で夜だけどソフトクリーム スイスの山岳牧場を模して、神戸を見下ろす 六甲山に広がる牧場は、動物とも触れあえ 観光面にも充実しているそうで、なんでも 神戸市立なんだって 営業を終えて薄暗くなった「神戸ハーバーランド umie」の通路を速足で歩き、最寄り駅へと向かった 先程のMOSAICも含め三棟で200以上の店舗が 入っており一日いても飽きないというか、まわり きれそうもない感じだ 明朝のホテルのモーニングブッフェ。団体 料金だし安めのホテルだけど、ごく普通に シティホテルのものと変わらず、神戸だし 明石焼きとか、そばめし、豚の角煮を挟む 中華まんといったご当地グルメも そんなグルメを食べても、最後にはやっぱ 純和風なものを食べようと、お替りしたのは お蕎麦に梅干し、大根おろしと漬物、お豆腐 食事も終えて2日目のスタート さてさて二日目のスタートは、昨夜のメリケン 波止場&ハーバーランドのお散歩の終点である 最寄り駅の「JR神戸駅」から。昔、ホームに あったという水飲み場のやすらぎの泉 外に出ると気持ちの良い青空で、この ビルは建築系のショールームが幾つも 入っているので、家を建てる前に旅行の ついでに立ち寄った事がある こちらのビルは、もはや空に一体化をして しまっているし 天井から光が差し込み、青空ものぞいた 広場の一角には流行りの、天使になれる 絵画があった 昨夜は閉店後で、どのお店もシャッターが 降りて寂しかった神戸ハーバーランドUmie だが、ここも青空がよく映えていた。この後に 午前中の観光をしたのだが、構成上、次回の 紹介として、先にここで食べたランチを紹介 神戸ハーバーランドumie内に去年の夏に開業 したのが約300席のイートインスペースを有し グルメもたっぷりと楽しめる新業態の「イオン スタイルumie」で、私は限定数販売のアボガドと まぐろのヘルシーそうな丼を、さっぱりと 娘の方は注文してから、いそいそと何処かに 行ったと思ったら、食品売り場で金麦を買って お肉のおともに。このフードコートは食品 売り場のスグ横なので、他の人が飲んでいた のを目ざとく見つけて真似たようだ。次回は 神戸の旅、最終回です。果たして何処へ?      平成30年7月29&30日に神戸で撮影 にほんブログ村 ​

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