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殿上人日記

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2019年09月25日
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カテゴリ:愛知、三重の旅


前回に続き、息子と娘と出かけた​渥美半島
ドライブでやってきたのは伊良湖岬。うちの
あたりでは朝夕のチャイム(今は違う)が
島崎藤村の椰子の実であったので、前から
馴染みがあったりもしてる




30年以上前にも出かけてたし、何年も前
には、懸賞で当たったメロン狩り×ホテル
バイキング(写真の高台のホテル)の家族
家族で立ち寄った事も。そんな伊良湖には
恋路ケ浜という、椰子の実が流れ着いた
美しい浜がある




ネットによれば、なんでも
>昔、恋ゆえに都を追われた高貴な男女が
>おりました。女はこの恋路ヶ浜に、男は
>裏浜に人目をさけて住み、2人は逢瀬も
>ままならないまま病に倒れ、




>お互いの名前を呼びながら亡くなりました。
>その女の心は女貝に、男の心はミル貝に
>なったという伝説が、恋路ヶ浜の由来です

なんて伝説もあるのだけど、名前からなのか
恋人聖地にも認定をされている




更に、この海岸線は渥美サイクリングロードが
あり日本の道100選にもえらばれていて、その
日も、サイクリングを楽しんでいる人たちの
姿もあった。他にも日本の渚百選、日本の音風景
100選、日本の白砂青松100選にも選ばれている




幸せを呼ぶという四つ葉のクローバー(シロツメ
クサ)って、子供の頃に道端で見つけて、押し花に
したりしませんでした? あれって恋路ケ浜で
最初に見つかったそうで、発祥の地なんだとか
日本では、四つ葉は「希望」「信仰」「愛情」
「幸福」の象徴だと言われています




クローバーとかは見かけませんでしたが、浜辺
には、うちの辺りでは見かけないような色んな
花が咲いていました




かつてはコククジラをはじめ、ザトウ、セミ、
ナガス、シロナガスクジラ、マッコウ、シャチ
など、数多くのクジラがよく見られたそうで
日本の商業捕鯨の発祥の地であるとか。今でも
オキゴンドウなど小型のイルカ類なら見る事も
あるそうだ




もともとは、旧海軍の第一機動艦隊の生存者と
遺族の発起により、全国海洋戦没者伊良湖岬
慰霊碑委員会が建立をした大東亜戦争における
海軍機動艦隊戦没者の招魂慰霊碑があった




昭和19(1944)年に編成された第一機動艦隊
だが同年6月に行われたマリアナ沖海戦が初陣と
なり、翔鶴・大鳳・飛鷹をはじめ多数の艦船と
航空機を失い、その後に解隊となったそうだ




「君今ここに甦る」の慰霊碑は昭和47年に建立、
慰霊祭が行われ、昭和49年には11月3日を全国
海洋戦没者合同慰霊祭の日と定めたそうである




椰子の実も流れ着いたこの岬の先に広がる
大海原の彼方には、故郷の地も踏むことも
なく、若くして命を失った青年たちの激戦の
地がある




差羽帰り来て伊良湖よ夏満ちたり
金子兜太の句碑があった。差羽(サシバ)とは
タカ科の渡鳥で、全長は約50センチ、体の
上面が灰褐色で、腹には白地に褐色の斑が
ある




日本では夏鳥で、秋になると大群をつくり
東南アジアへ渡るそうだ




その近くにも石碑があったが、ネットで
検索をしたが、いまいちわからなかった




そんな石碑とか興味のない息子や、娘が
ガンガン先をすすむので、後からネットで
調べればいいや程度で、近くにも行かず
写真だけ撮ってきたのだ




行きの海岸線の道と違い、小さな山を
越えるような帰りの道は、趣も全く
違っていて、植生もうちのあたりとは
違うので、これはこれで面白い




どことなく南の島のジャングルみたい
というのは、言い過ぎか




この海を渡るのはタカだけではなくって
小さな蝶もまた海を越え、暖かな地方へ
むかうという




ここのブログでも、北信州にお住いの
方がアサギマダラの事を日記で書かれて
いたばかりだ




これは、日本最大級の蝶のモンキアゲハ
(紋黄揚羽)だと思うが




その為、こういった立て札もあった




樹のトンネル。楽しい散歩道だった




振り返ると、こんな感じ




1時間程を要して、車を停めてある道の駅
伊良湖クリスタルポルトに戻ってきた




その脇には、何やら説明版があって古墳
らしいが、草ぼうぼうで全容もわからない




他の地にあったのを移動、復元した
ものなのか~。ネットでは綺麗な時の
写真があり、石組があるそうだけど
草、刈ろうよ・・・・




道の駅の中には、椰子の実博物館という
ものがあって、無料で見学ができる




伊良湖に流れ着いたという椰子の実。明治
31(1898)年の夏に、伊良湖で1ヶ月半程
滞在した柳田國男から、浜に流れ着いた椰子の
実の話をきいた島崎藤村の詩が、世に広まり
歌にもなった




アサギマダラ(右上)など、この地で
舞い飛ぶ蝶の標本や




タカなどの鳥類の標本




化石とか




クジラとか




出土をした遺物もあった




島崎藤村は来たかどうかはわからない
けども、松尾芭蕉など古くから文化人
にも愛された伊良湖であるが、古くには
天武天皇時代に、麻積王が配流された地
でもあったそうで




万葉集には、王の「うつせみの命を惜しみ
浪にぬれ伊良湖の島の玉藻刈り食す」との
歌が残されている。恋人の聖地のレプリカ




という訳で、伊良湖からの帰り道には
電柱にまじって風力発電の大きな風車




娘がネットで調べて人気があるという
「渥美の丼屋まるみ」に行くと、午後
1時半程なのにこの行列。名前を書いて
待つこと50分! 




席について出てきたのが、娘の頼んだ
のは、海鮮ミルフィーユ丼(中盛)で
1270円。小盛りでいいじゃないか
って言ったけど、見た目が良さそうだ
と頼んで、ふ~ふ~言いながら食べて
いた




横からはこんな感じで、ちらし寿司が
隠れていて、いかにもインスタ映えを
しそうだし




私は手軽な価格の海鮮バラちらし寿司
(小盛り)の690円。刺身の苦手な
息子はとんかつにしたが、こういった
メニューがあるのも有難い




店を出るともう午後3時。私の車の置いて
ある岡崎城付近の24時間で700円の
駐車場で下して貰って、そこから下道で
自宅に帰ると午後7時近くになっていた




         令和元年9月1日に愛知県田原市で撮影

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最終更新日  2019年09月25日 15時08分45秒
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