たんぽぽ母さんの小さなおうち

永遠に続くものなんてないんだと、知りました。

私には、大事な、ステキな友達がいて、ずっとずっと、仲良く友達でいられると信じてました。
でも、そんなことはなかったみたい。
もう、昔のようには、なれないのかもしれません。
それぞれ、進んでいる道が違う。
目指しているものが違う。
生活が違う。
当然、考え方だって、感じ方だって違う。
それでも、一緒に笑っていられるのだと思っていたんです。

私、おせっかいだった？
それとも、何にも力になれなかった？


子どもだって、いつかは私の手元を離れるでしょう。
それは当然で、少し淋しくはありますが、誇らしいことです。嬉しいことです。いつだって、立派に旅立って行ってくれることを願っています。子どもには、大きくはばたいていって欲しいのです。
そして、疲れた時には、羽を休めに帰って来てもいいかな、と。
私は、『家』だから。

でも、それも私の思い込みで、はばたいていった子どもは、もう、帰ってこないのかもしれません。友達も同じです。

人は、いつ、どうなるか分からないから。

それならば。
今を、大切にするしかないのですかね……