その2セルシンを飲むようになって少しは気持ちが楽になり、 彼からも「マルクなってきた」といえあれて安心しました。 病院でも「君のは仕事柄からくるストレスと一時的な対人恐怖症だから すぐになおるよ」といってもらったのですが、 その後も毎日の宴会は続きました。むしろひどくなりました、 そして、だんだんマイスリーだけでは眠れなくなりました。 そしてある日、私ははじめて手首をきりました。 ただ、目の前にいる私達をこわそうと宴会してる女の人とその仲間に 「私はこんなに苦しいんだよ」っておもいしらせたくて目の前の剃刀をにぎって おもいっきりきりつけました。 でも彼女はわらって「そんなんで死ねるとおもってるわけ?」と いいました。許せない。悔しい。ただ、それだけ。 血まみれのうでのまま、私は夜の新宿の町を走りました。なきながら、 いろんなことがあたまをかけめぐって・・・ このままじゃ、自分がこわれるとおもい、私は彼に 1週間だけひとをよばない、いれない約束をしました。 今考えれば、1週間でなおる病気じゃないんですけどね。 1週間後、「今までがまんしてたぶんだよ」とたくさんの人がきました。 会社でもどんどん仕事が手につかなくなりました。 そして、私はまた手首をきってしまい、、自分のためにも 彼のためにも別居をたのみました。 次に病院でこの話をしたら、薬がルボックス25mgというのとセルシンが 5mgにかわり、人がいるときのためにとサイレースという睡眠薬を 同時にのむように病院でもらいました。 サイレースをのんでもやっぱりねむれない私は、 やはり期間限定で別居をさせてもらうことにし、 会社も部長のすすめで1週間の休職願いをだしました。 ジャンル別一覧
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