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しろちょこ日記

しろちょこ日記

小児科との出会い

結婚して暮らし始めた所は
知らない土地ではなかったものの
小児科がどこにあって評判がどうのって何にも知りませんでした。

普通なら
引っ越して生まれたばかりの赤ちゃんをもったら
近所のママさんと交流して情報交換とかするのでしょうが
入院や手術もあり、外へ出て交流出来なかったんです。
精神的に弱い母でした。
全然新居の周りの方々と知り合いになれないままでした。

きゅう太が産まれて8ヶ月。
3月になって少し暖かくなったので
やっと、きゅう太一緒にお散歩に出るようになりました。

家は山の中腹にありました。
15分歩いて山を下りたところに小さな小児科を発見。
M小児科クリニック
3階建ての小さなビルの3階にある小さな医院で、
眼科・歯科とが2階に並んであって
その上の階にちょこっと乗ってる
って感じの小児科でした。

どんな小児科か分からなかったから
まず検診をたのんでその小児科の様子を伺ってみよう
なんて思って

早速
「検診をお願いしたいんですが。。」
「3ヶ月検診は終わっているよね。」
「ハイ」
「予防接種は?」
「えっつ???」
母子手帳を見て先生は
「検診はいいから予防接種しましょう。」

「予防接種」
と言う言葉が全く頭に無かったんです。
今考えるとなんていい加減な。。。って思うんですが

本当にその時はというか
きゅう太が産まれてから
ず~と そう8ヶ月まで予防接種という言葉は
頭の中にはありませんでした。

そんなこと気にする間も無かったし、
ママ友もいなかったから
「きゅう太くんは三種混合もうすんだ~?」
なんて会話もした事なかったというわけです。
恐るべし。

その小児科がどんな小児科でどんな先生かもリサーチなしで
行ったけど運よくアレルギー専門の小児科医でした。
予防接種したその日に喘息の話とかしたら、
木曜日の午後は予約診療をしているから
予約をして来て下さい。
ということで
早速、次の木曜日はアレルギーの話をするために予約を取りました。

そうしたら
なんと1時間以上もの時間、アレルギーの講義が始まりました。
きゅう太の問診や診察も当然ありましたが
喘息やアトピーの話を世間のうわさだけの知識ではだめということ。

親として子どもの命を守る為に最低限必要で正しい知識を
身に付けさせようとしている。って感じでした。
あと、喘息の治療方針の確認。

2時間くらいはかかったような記憶です。
なにせ予約診療だから他の患者さんを気にすることなく
先生が話しまくっていました。

M先生は小児科でも子どもをニコニコあやすタイプではありません。
医院もオムツ代えるベビーベッドすらありません。
まして、おもちゃコーナーなんてとんでもないという感じです。
色気なんて何にも無いんです。

おまけに東京の大学病院からの独立だったのか?
地元での開業のくせに
なぜか標準語っぽい。
そんな小児科だけど 

大正解でした。

変に大きな病院行くより良かったです。
きゅう太の喘息はまだまだ全快はしていないけど、
喘息とのお付き合いの仕方
コントロールの仕方を教えてくれました。

M先生 感謝してます。


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