私の夢今年(平成17年度)から、センター試験の英語にリスニングが導入されて 話題になりましたね。 私たちの母国語は日本語ですから、 誰が考えても日本語のリスニングは とても大切なことだと分かるはずなのに、 義務教育でも高等教育でも 習ったことがありません。 そこで、"うつくしま、ふくしま。"を、 将来に亘って、 住んでも訪れても良いところにするために、 一人からでも 今日からでも 身につけなければもったいない 「話の聴き方のコツ=<対話法>」を 普及しようという仲間が集まりました。 福島対話法研究会です。 5年目を迎えた平成18年度中に、 県内の義務教育の現場で、 教材として活用できるプログラムを、 CDやテキストなどの形に 整えたいと考えています。 英語力のリスニングから話が始まったので、 国語力だと誤解されるかも知れませんが、 話の聴き方のコツ<対話法>の 原則を身につけると、 思いやるモードに 心がシフトされるので、 「仁力」を養うことが出来るのです。 仁力は、 一度身につけてしまえば一生ものです。 地球上の何処へ行っても役に立ちますし、 時代がどう変化しても 必要とされることでしょう。 想定外の事件が枚挙に暇がないほど 報道されていますが、 「仁力」を身につけることで、 相手も自分自身も傷つけない、 心のユニバーサルデザイン化が 可能になると言い換えられます。 『自分の考えや気持ちを言う前に、 相手が言いたいことの要点を、 相手に言葉で確かめる』 これが、話の聴き方のコツ <対話法>の原則です。 私たちが対話するとき、必要に応じて、 この原則を使うと効果的です。 簡単ですね。 でも、自転車に乗る練習を 想い出してみて下さい。 ペダルを踏めば動くと分かっていても、 タイミングやバランス感覚が身につくまでには、 ある程度の練習が必要でしたね。 <対話法>も同じです。 練習さえ諦めなければ、 必ず身につく聴き方のコツなのです。 |