2010/07/28(水)09:51
時をかける少女 / 松任谷由実・原田知世
石の上にも三年寝太郎。桃栗三年柿八年。ミーハージュークボックスブログも寝ている間に この5月で開設3年を迎え、4度目の夏が来た。日本の首相は当時から数えてなんと5人目。
ここでは あんな日記やこんな日記 に登場し、こんな所でも予言(?)。6人目が誕生するであろう秋口に頭をグルグルするのはどうも この曲 ではなさそうだ
誕生といえば、ナベツネさん方のコボちゃんちでは、先月、連載1万回目にして2人目が生まれた この際、兄妹が何歳違いなのか(実年齢だとコボちゃん三十路)、サナエさん(同五十路。ユーミンあたり)がそれぞれいくつで産んだのかを気にし始めると夜も眠れなくなるので昼寝やめておこう
猛暑の中、小石川植物園では世界最大の コンニャクの花 が開き、立派な姿と、くさやも真っ青の強烈な にほひが話題になっているらしい。匂いといえば、少年ドラマ「タイムトラベラー」で理科準備室で試験管から漂うラベンダーの香りに倒れた少女(島田淳子)に「ジャロ ラベンダーってなんじゃろ」と思ったのは72年初め。当時の首相は佐藤栄作。沖縄が返還される数ヶ月前だった。巷では宇宙から来たケン・ソゴル役(木下清)が人気を博したが、私にはあまりピンと来ず、ラベンダーの香りの方がずっと気になっていた。
原作は、最近、分身が期間限定でツツイッターを始めた筒井康隆氏の時をかける少女。約10年後の83年、角川映画でリメイクされ、主演の原田知世ちゃんが初々しく歌うユーミンの主題歌もヒットした。富良野のラベンダー畑 で本物に出会い、ずっとベールに包まれていた香りを吸い込んだのは、更にその2年後だったかな。
以後、何度もアニメやドラマや映画でリリメーク、リリリメークされ、今は何度目なんだかさっぱりわからない21世紀バージョンでは、初代ラベンダー少女(芳山和子)は、おとなしめから元気はつらつタイプにキャラ変えした主人公の叔母や母役で登場している模様。最新作の主役は知世ちゃんと同じ長崎ケンミン 仲 里依紗(なか りいさ)ちゃん。父はスウェーデン系ハーフのイケメンさん45歳(若っ)。「仲里」さんと間違われなくなるよう頑張りたいと語る平成元年生まれの有権者だ。
主題歌は毎度お馴染み いきものがかり。時間旅行 はこの三丁目ブログテーマの一つなので、母さん扱いは複雑な心境だが、うちのラベ子も同世代。時の流れにゃ逆らえないので無駄な抵抗はやめ、ここはリメークでなくラベンダー初体験の初代タイムトラベラーに1票を投じたい。いわゆるひとつの刷り込みというわけで。あの番組を知る人には、ショートカットの知世ちゃんに感じたジェネレーションやイメージのギャップをわかっていただけるかもしれない。
ラベンダーは今が見頃。富良野ジモティー情報によると、この夏は北海道も連日高温らしいので、お出かけになる方は熱中症と日焼け防止対策をお忘れなく
ローマ時代から心身を癒し、安眠に誘う植物として愛用されていたという紫色のラベンダー。シルクロードを旅し、今では極東の小さな島国でも市民権を得、芳香剤や入浴剤をはじめ、石けん、枕、扇子、線香、小物、トイレットペーパーなどに守備範囲を広げている。スーパーやドラッグストアでラベンダーの消臭剤ににっこり微笑みかける怪しいおばしゃんを見かけたら、私の分身かも
ベビーシッター【babysitter】赤ん坊を叱咤する人。
ゴーイング・マイ・ウェイ【going my way】誰も後からついて来ないこと。(筒井康隆「現代語裏辞典」)
なるほど。ツツイッターか。 (同上)
今後も気が向けばご本人がつぶやくそうなので、筒井ファンの皆様はお楽しみに
1972 1983母 1983娘 2006 2010 おまけ