Yesterday once more / Carpenters
最近、テレビで懐かしい音楽が特集されることが多くなりましたね。長年のファンとしては、待ってました!って感じです。先月はカーペンターズがオンエアされ、お茶の間(死語?)でカレンと一緒に歌いました。この曲を初めて聴いたのは、中学生の時。ラジオから「カーペンターズの新曲です」と流れてきました。カレンの美しい発音は、リスニング力のなかった私にも、なんとなく聞き取れ、そのうち、明星の歌本を見ながら、歌えるようになりました。表現力が豊かで素晴らしい歌声に、うっとりします。When I was young, I'd listen to the radioWaitin' for my favorite songsWhen they played, I'd sing alongIt made me smile・・・私も、いつか年を取ったら、この歌詞の心境になる日が来るのかな・・・と感じました。そして、今、その心境にどっぷり浸かっています。居心地が良いので、たぶん、ずっと浸かり続けることでしょう。年を取るのも、なかなか捨てたもんじゃないですね。CMやドラマの主題歌でも、マイジュークボックスの歌がどんどん流れてくるのは、楽しいものです。若い世代にとっては新曲ですが、オリジナルを知っている身には、「こんなアレンジもあるのか」と感心することもあるし、新たな層に受け入れられることを嬉しく思います。リチャード・カーペンターは、カレンのお兄ちゃんでピアノを弾いている人、というイメージしかありませんでしたが、放送を見て、才能あふれる人だったことを知りました。新聞で、カレンの早すぎる死を知った時は、本当にショックでした。「拒食症」という言葉も、初めて聞く病名でした。40代、50代になっても、ずっと歌っていてほしかった。リチャードの喪失感を想像しただけで、こちらまで辛くなります。今、この曲は、音楽の教科書に載っています。英語の教科書には、マザー・テレサやジョン・レノンも登場し、時の流れを感じます。30年後の教科書には、一体どんな曲が載るのでしょうか?未来の孫にでも見せてもらおうかな。 歌 詞 Sing a song