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テーマ:昆虫採集しよう(1581)
カテゴリ:カミキリ本編
Dere thoracia WHITE,1855 ホタル ホタルカミキリ族は日本に4属でそれぞれ各1種が分布。 上翅基部幅は後脛節長より広い。 腿節特に後腿節は中央辺から後方に徐々に肥大する。 ホタルカミキリ属は体が太短く、 触覚は♂でも上翅端に届かない点で特異。 1属1種の本種は上記のような点で見間違いは少ない。 体は黒、前胸は前・後を除いて赤、上翅は青藍~黒藍。 前胸はやや縦長か幅とほぼ同長、光沢はない。 背面は正中部が広く凹み、 いくらか網目状に密に点刻されて 後方に1対の長立毛を生やす。 上翅は多少とも後方に広がり、 端は狭くえぐれて内・外角とも短く棘状に突出。 触覚は第3節が最長 概して♂では上翅の2/3に達するが ♀では3/5に届く程度。 肢は短く、後腿節は中央前から徐々に肥大、 上翅端には遠く届かない。 成虫は4-7月に出現し、クリやカエデの花を訪れるほか、 しばしばネムの伐採木や立枯れに無数に群がる。 寄主植物:ネム(マメ科)、ブナ科など各種広葉樹 生息分布:岩手~鹿児島 これまた前日のキイロトラと同じ土場パラダイスで 無数に飛び交っていたものです。 ブヨの如くうるさい小虫だと思ってよく見たら蛍。 もっとよく見たらカミキリ。 間違いようがない。 ハエやハチが乱舞しているように思えたその土場には カミキリしか飛んでいなかった。 目を閉じるとハチだらけ、もしくはハエだらけ、 そんな羽音が小型カミキリだけ・・・6種。 虫屋として至福の時ってこういうのでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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