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テーマ:昆虫採集しよう(1581)
カテゴリ:カミキリ本編
7月24日 ネキの採集を終えブナ帯から林道を下っていると オニグルミが何本も実っていた。 これに出会えていないのでとにかく葉を掬いまくった。 網の中に見つけた時、沸々と喜びがあふれてきた。 Menesia flavotecta HEYDEN,1886 オニグルミノキモンカミキリ 体長6-10mm トホシカミキリ族日本産17属のうち キモンカミキリ属日本産は3種 通常は発達した黄紋からキモンカミキリと区別できる。 複眼下片は♂ではその下の頬の4倍以上 ♀は2倍以下の長さ。 前胸背は正中部すぐ両側に1対の黒条が現れる他は 黄色微毛で密に覆われる。 上翅は♂で後方に両側直線状に細まるが、 ♀は両側ほぼ平行。 端は斜めに切断されて内・外角とも角張るか短く棘状に突出。 大きな黄紋は左右が会合部で繋がり、 しばしば前方2紋と後方2紋はそれぞれが繋がる。 触角は肢とほぼ同色の明るい黄褐色。 概して♂は第9節で、♀は第10節で上翅端を越える。 成虫は5-8月に出現するが6月頃に多い。 オニグルミの生葉を後食し、その伐採木に集まる。 山間地や内陸盆地に多いが、 東京や横浜など大都会周辺でも得られている。 寄主植物:オニグルミ、サワグルミ 分布:以下の地域以外に生息 近畿、宮城、千葉、富山、 山口、福岡、佐賀、長崎、鹿児島、沖縄 トホシ族は夕方に伐採木に集まることを前週に学んだが やはり生葉にもいた。 2頭しか得られなかったので 1頭を相棒見習いにプレゼント。 人気blogランキング 8月末まで続けます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/08/05 10:48:03 PM
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