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テーマ:昆虫採集しよう(1581)
カテゴリ:カミキリ本編
7月25日 前日上州へ採集に行ったばかりだが 車を使用して準本拠の柏地区に向った。 電車移動と違うのは虫のいる場所へも寄れること。 造園屋の伐採木置場を見つけた。 タマムシくらいしか目に付かない。 とそのとき、ハチが動いたように見えたのを見逃さない。 材裏にそれは隠れていた。 Chlorophorus quinquefasciatus CASTELNAU et GORY,1841 ヨツスジトラカミキリ 体長14-19.5mm トラカミキリ族日本産14属のうち クロトラカミキリ属日本産は17種 体は黒だが、腹部の大部分、触覚、肢などは赤褐色。 上翅には黄~橙黄色微毛を生やす。 前胸背の黒斑は帯状に側部に届き、 その前・後方には黄~橙金微毛で広く覆われる。 (沖縄本島産は赤色微毛の個体が多い) 上翅の基部後方のC状紋は肩紋と中央黒帯に連結し、 大部分の個体は小楯板直後で左右繋がる。 中央黒帯は会合部に沿って大きく前方へ伸びてC状紋と連結する。 沖縄本島産は黒色部の発達が著しい。 触角は概して♂では上翅の中央黒帯端に届くが ♀ではその帯の前半に届く程度。 成虫は5-9月に出現。 各種の花上や伐採木に普通。 寄主植物:各種の広葉樹、スギ、クロマツ 分布:茨城以南の太平洋岸各県、福井、鳥取、 四国、九州、沖縄 普通種においては トラフカミキリと双璧の格好良い虎だと思う。 別の意味においてはムネマダラトラやキンケトラが素敵だけど コトラ、オオトラへの序章かもしれない。 人気blogランキング 8月末まで続けます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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