|
テーマ:昆虫採集しよう(1551)
カテゴリ:カミキリ本編
8月14日 カラマツ土場の夜間チェック。 ホソ、ビロウド、ウスバ、トガリシロオビサビ どでかいノコギリカミキリ発見。 そして2頭見知らぬ虫がいた。 Acanthocinus griseus orientalis OHBAYASHI,1939 スジマダラモモブトカミキリ 体長9-14mm カラフトモモブトカミキリと紛らわしいが 上翅の暗色部と明色部のいずれかが鮮やかでないことから区別できる。 前胸背はいくらか大きく点刻され、 前方に2対の黄色紋を備えるが通常は片方の1対が不明瞭。 上翅は幅の2.3倍以上。 後方で緩やかに狭まる 各端は狭く丸まる。 点刻はいくらか小。 白紋を形成する微毛は非常に短く、 一方暗色紋中には多少とも黄褐色微毛群が出現するために 一見して鮮やかさに乏しい。 触角は非常に細くて長い。 概して第3節は1節より少し長め。 ♂では体長のほぼ3倍。 ♀では体長の2倍程度。 ♀の尾筋板と第5腹節端は長く突出する。 北海道基亜種よりも 上翅は♂で両側が後方へほぼ直線的に強く細まる。 暗色部はより明るい。 ♀尾筋板は概してより長い。 寄主植物:カラマツ、モミ、アカトドマツ、エゾマツ、アカマツなど 分布:本州、四国、九州 懐中電灯での山の土場採集は 真っ暗で不気味な感じがする。 どでかいノコギリカミキリ♀の腹が下から見えた時 グロテスクさを感じた。 しかし、こんな小さな虫も簡単に発見できると 楽しさに変っていく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/04/07 12:26:13 PM
コメント(0) | コメントを書く |
|