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行き止まりは、どこにもなかった

行き止まりは、どこにもなかった

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ロドク「さて、あれから散々海をうろついたわけだが」

死忘「そこは海で遊んだとか言おうよ」

かてないさかな「まぁ実際、生物とかも殆どないから泳いでばかりでしたし。」

ロドク「さすがに飽きたからそろそろ片付けようと思う訳だが」

糊塗霧隙羽「火の属性のコテ達が嫌がるしな。」

ロドク「そうだな。早急に片付けたい。でもこのまま片付けて大丈夫だろうか」

ユキ「へーるーぷーみー!」

閃光騨「よそうがいだよ!」

激撃激「まさかだよな」

シュタイナー「ユキが沖まで流されて、離れ小島に取り残されるとはな」

ロドク「正直、俺も自分の能力がどんなもんかよく判らんから、海消して助けられるか判らないんだよな」

ミッキー「全員遊び疲れてるし、あそこに行って一緒に取り残されかねないし。」

ロドク「疲れを俺が棄ててやる事も出来るが、誰かいかんのか」

ミルラ「そういうのなんか正直、”疲れを感じなくなる薬”みたいなのでやだ」

死忘「同感。麻薬に手を出すような事はしたくないです」

ロドク「人の能力をそんな扱いすんなよ…」

ミッキー「こういう世界でなきゃ、僕が金で助けを呼ぶのにな」

エルモ「アハハハハハ」

かてないさかな「シュタイナーさんが飛んで来ればいいのでは」

シュタイナー「さすがに私だって疲れてるしな。飛ぶのは中々の労力なのだよ」

糊塗霧隙羽「ヤキムシにロープ結んで投げればいいんじゃないか」

ロドク「それ水に落ちたらまた大騒ぎだろうが…あ、そうか。その案採用だ」

糊塗霧隙羽「お?そうか!じゃぁ早速…」ロドク「ただし!」

ロドク「飛ぶのは…お前だぁあ!!」

糊塗霧隙羽「うわぁああああああー!」

死忘「ユキ姉ー!そのロープを伝ってこっちに…」ブチッ

閃光騨「きれたね。」

激撃激「きれたな。」

糊塗霧隙羽「うわぁああああーー」

ロドク「あ、コトが流されていってしまった。」

ユキ「コト!大丈夫!?」

糊塗霧隙羽「すまん、助かったよ…。」

ロドク「遭難者増えたな…。」

シュタイナー「振り出しに戻った…か。さぁどうしたものかな?」

閃光騨「たすけにいけるようなひとをぼくがよぶとか」

ロドク「あれ?疲れてても能力は出せるのか。」

閃光騨「べつにだいじょうぶそうだよ」

ロドク「じゃぁさっそく…さぁ頼むぞー!!」

閃光騨「はーい!」

ぼわんっ

糊塗霧隙羽「…なぜ糊塗霧が私の元に。」

ロドク「あ、コトちゃんのメカ部分がむこうに。ってどうしろと!?」

閃光騨「あれれー?」

かてないさかな「失敗ですかね。」

死忘「もう他誰もどうにかなる能力持ってないよ!どうするのさ」

ロドク「こうなったら一か八か、海を消してみるしか…」

ユキ「あ、そういえば私水操れるんだった。普通に帰るねー」

ロドク「うぉい!!」

糊塗霧隙羽「そういえば私の糊塗霧は空を飛べたな。よし戻るか」

死忘「ええええええ!」

ユキ「という事で特に何の問題もなく、戻りました。」

糊塗霧隙羽「残念だったな。今回の話のネタが終わってしまったぞ」

ロドク「というか無駄に思考使いまくったんだぞこっち。謝れよ糞が」

死忘「心配したよー。ユキ姉大丈夫ー?」

ユキ「ごめんねー」

糊塗霧隙羽「反省はしている、後悔はしていない」

かてないさかな「コトはちょっとお仕置きですね。」

糊塗霧隙羽「冗談だ!!すまなかった!!」

ロドク「さて、じゃぁ海は元に戻すぞ。当分使う事はないだろうからな。よし終わり」

シュタイナー「相変わらず一瞬だったな…。」

ユキ「とりあえずお風呂かなぁ。べたべたしちゃうし」

死忘「あ、僕も僕も。ミルラちゃんもいく?」

ミルラ「あ、うん」

糊塗霧隙羽「ナチュラルに混ざるな。ミルラは男だ。」

死忘「ハッ!!」

ユキ「相変わらず忘れるよ…」

かてないさかな「というか家改造しません?風呂二つ作っちゃいましょうよ」

ロドク「あ、そうか。その方が楽だな。別に水代も何もねーしな。できた」

シュタイナー「だからせめて何か挟めよセリフ。唐突に湧くようじゃないか」

ロドク「仕方ないじゃないか。そういう能力なんだから」

閃光騨「じゃ、ぼくいちばーん」

激撃激「なんばんでもいーや、はいろうー」

ミッキー「負けるもんか!ハハッ!」

エルモ「ダーッシュ!アハハハァ!」

ロドク「うわー。全員すごい勢いで入って行ってるー!俺が作ったのに!」

ミルラ「いいからいこうよ」

ロドク「あ、はい。」

かてないさかな「私はあとで。絶対うるさいですからね」

糊塗霧隙羽「というか水怖がる奴らが、風呂はいいんだな…。」




ロドク「ほう、ミルラ結構いい体付きしてんのな。」

ミルラ「ちょ、やめてよ!何でおしり揉むの!」

ロドク「前じゃねーだけマシだろおらおらー」

ミルラ「もー!いやってばー!」

糊塗霧隙羽「何を楽しんでるんだか。」

激撃激「ぜんぜんわかんねー」

ロドク「お前ら、世の中にはこういうのが好みの人種もいるんだ。よく覚えておけ」

激撃激「えー、きもちわりー」

ロドク「ばかもの!!!生産性は無いにしても、奴らは新人類なんだ!そう簡単に見下してはならん!!」

糊塗霧隙羽「だからって正当化するもんでもないだろうに。しかも子供相手に」

シュタイナー「見苦しいぞ、神に見捨てられた者よ」

ロドク「見捨てられる前にこっちから見限ってやってるわ!!ハハハ!」

ユキ「おいちょっと!なんか訳判らんうるさい会話こっちまで聞こえてんよ!」

死忘「特に前半は寧ろこっちがやる会話じゃないの?」

ロドク「お前らどこも魅力的な部位ねーだろうがよ」

死忘「いますぐ殴りこんでやろうかぁああ!?」

ユキ「いっそこの壁ぶち壊せばいいんじゃね!あぁん!?」

ミッキー「おいおい、勘弁してくれよ。僕らみたいな普通に風呂を楽しんでる奴もいるんだぞ」

エルモ「アッハハハ~ァ!」

シュタイナー「おいこらエルモ、風呂は泳ぐものじゃないぞ。」

ロドク「まぁとりあえずミルラの尻は堪能したし、俺も湯船へフライアウェイと行くか」

糊塗霧隙羽「普通に言えよ。って、お?」

ヤキムシ「・・・・。」

siwasugutikakuni「・・・・」

糊塗霧隙羽「驚いた。お前らまでいつのまに風呂に。」

ロドク「尚更無茶出来ないな。キレたら大変そうだしな。」

ロドク「おっと、風呂に入る前に体洗っちまおう。石鹸石鹸・・」ブンッ

ドゴォッ

siwasugutikakuni「!?」

ロドク「あ、やべ」

糊塗霧隙羽「何してんだお前。」

ロドク「見ての通りだよ。説明すべきか?持ってた石鹸が手が滑ってシワの後頭部に飛んでっただけだよ」

糊塗霧隙羽「振りかぶったように見えたぞ!?」

ロドク「やっちゃいかんと思ったらついやる事ってよくあるよな」

糊塗霧隙羽「ねぇよ!?」

閃光騨「げきー。むこういってよ。まきこまれるよ」

激撃激「え、おもしろそうだぞ?」

閃光騨「いいから。あ、エルモもいこー」

エルモ「アハァ?」

siwasugutikakuni「シネ」

ズバァッ!!

糊塗霧隙羽「わぁー!!」

ロドク「床がすっぱりと!!なぜこんなことに!」糊塗霧隙羽「お前のせいだよ!!」

ロドク「とりあえず直しておこう。そして第二波!!」スコーン!

糊塗霧隙羽「だから石鹸を投げるな!!」

siwasugutikakuni「コロス!!!!」

ズババババババ!!

シュタイナー「うぉおお!?湯船がー!!」

ミッキー「おい、ちょっと表出ろお前ら!そして帰ってくるな!」

ロドク「何を言われようとも石鹸バズーカ!!」スコーン!!

シュタイナー「貴様ぁっ!!」

ミッキー「なんで君風呂場に剣持ってきてんだよ!」

カキィンッ!!

siwasugutikakuni「ヌグググ」

シュタイナー「人間がよく私の剣を止めたな!!だがいつまで持つか!」

ザクッ

シュタイナー「ぐわー!」

ロドク「やっぱ能力的にそうなるか。」

ミッキー「かっこつけたのにだせぇ!」

siwasugutikakuni「コロス・・・!」

ロドク「あ、やべぇこっちきtグワァー!」

糊塗霧隙羽「早々にやられた!そうなるのになんでああいうことしたんだよ!」

ロドク「だから意味なんかない・・・ついなんだ・・・ガクッ」

siwasugutikakuni「フゥ…」

ミッキー「とりあえず落ち着いたけど、ロドク起きないとこの湯船直らないぞ。」

糊塗霧隙羽「うわぁ、お湯が全部出ちまってるじゃないか。」

シュタイナー「とりあえずシャワーで凌ぐしかあるまい」

ミッキー「いや、むしろシャワーで起こそう。おら」(口にずぽー」

ロドク「オゴボボボボボ!何をする!!」

糊塗霧隙羽「湯船直せハゲ」ロドク「すいません」

糊塗霧隙羽「つーかお前何がしたかったんだよ」

ロドク「小説とかでいえば、今回ネタが少なすぎたからどうにか面白くならんかと」

糊塗霧隙羽「気持ちは判らんでもないが迷惑をかけるな。」

ロドク「すまねぇ・・・すまねぇ・・・」

糊塗霧隙羽「そういいつつ握ってる石鹸をどうする気だ」

ロドク「でぇえいやぁあ!」ブゥン!

スコーン!

糊塗霧隙羽「ノヴァァ!お前ふざけんなおい!」

ミッキー「さすがに僕が怒るよ。

ロドク「すいません。」

糊塗霧隙羽「もうさっさと風呂から出よう、これ以上いるとこいつがネタの為に何かやらかしかねない」

ロドク「はいぃ!!」ドゴォオオン!!

糊塗霧隙羽「ほらもう早速やってるぞ!!何で壁を破壊した!」

ユキ「キャーー!!えっちー!!」

死忘「なにしてんのー!!」

糊塗霧隙羽「いやぶっちゃけ男女分けはしたけど、私達全員最初から服着てないのにえっちもなにもギャァアア」(蹴り入った)

ロドク「エロハプニングあってことその入浴ネタだぁああぐふぅ!」(蹴り入った)

シュタイナー「私は関係ないんだが!というか別に私は人の裸に興味な・・ぐあああ!」

ユキ「魅力ねーって事かオラァ!!」

死忘「ぺたんこで悪かったなゴラァアア!」

激撃激「なんでおれまでー!!てかせんちゃんとシワはー!?ミルラは!?」

ユキ「あの三人はいいの!!」

ロドク「三人?あれ!?ミッキーさんいつの間にかいねぇえ!!ヤキムシも!」

死忘「ごちゃごちゃうるせぇえ!」ガスガスガス!

「ぎゃぁああああー!!」



かてないさかな「おや、一番に出てくるとは。」

ミッキー「まぁ、色々あってね。じゃぁ僕は帰るよ。またね」

かてないさかな「他の方はまだ出ないんですかね?」

ミッキー「いろいろ大変だし、かかるんじゃない?じゃぁねー」



ロドク「これ直す余力がねぇよ…」

シュタイナー「ロドクめ…なぜ私がこんな・・・・」

激撃激「おれなにもしてねぇのに…」

糊塗霧隙羽「ぐふぅ…。」

ヤキムシ「・・・・」

ロドク「あれ!?ヤキムシいた!隠れてたのかコイツ!!」

つづく


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