道に迷って、今、蘇州・・・

2007/06/25(月)20:29

熊本を語る

外から見た日本(17)

昨日、出張から戻ってきました。 これまでの日本出張では毎回買い物とパチンコくらいしかせず、 各地域を満喫していなかったわけで… 振り返ると自分のブログカテゴリーにも「日本」はなく… 今回、新たに追加しました。 「外から見た日本」 どんな内容になってくるかは… まだ分かりませんが、 まずは3度目の「熊本」出張で初めて拝んだ「熊本城」を。 築城400年に当たる熊本城。 去年初めて熊本に来たときには、 天守閣(?)に復元工事真っ盛りだったので、訪れず。 日本史を勉強しなかった自分は無知無学… 熊本城が日本三名城であるということも、 加藤清正が建てたということも初めて知りました。 そして、 司馬遼太郎の『翔ぶが如く』の西南戦争で激戦が繰り広げられた土地と、 自分が今立っている熊本城が同一であると知った次第で… 『二様の石垣』です。 傾斜の緩いほうが清正時代のもの、 傾斜のきついほうが細川家時代のものだとか。 清正時代の傾斜の緩い石垣ですが、 石垣の八合目辺りからは反り返ってほとんど垂直なために、 『武者返し』と呼ばれているんだそうで。 慶長時代は全国的な築城ラッシュで、 石垣の技術も日進月歩だったようで、 確かに見比べると、 清正時代の石が不揃いなのに対し、 細川時代の石はほぼ同じ大きさで隙間なく詰められています。 樹齢800年の楠木です。 名古屋城や大阪城では味わえない、地方ならではの趣き。 城の大小うんぬんではなく、 城を包む空気が魅力かと。 自分が訪れたのは平日の午前中。 観光客はまばらで、天守閣以外ではほとんど人を見かけず。 突然の雨に襲われるも「ホテルに戻ったら着替えれば良い」と、 雨に打たれる熊本城を満喫。 アスファルトに囲まれたオフィス街では疎ましい雨も、 緑に囲まれた場内ではそれもまた一つの演出に… 創建当時から残る唯一の多層櫓である「宇土櫓」。 個人的に天守閣よりも魅せられました。 地上5階、地下1階で、 他の城郭では十分に天守閣に匹敵するほど。 築城後270年を経て、武器も進歩している西南戦争でも、 その難攻不落振りを発揮した熊本城。 加藤清正の計らいで、城内に120余りの井戸が掘られていた熊本城。 熊本市は今でもホテルで全国唯一地下水を使用しているそうで、 今も清正を偲び、 当時の名残が垣間見えるようです… 天守閣から外を眺めつつ、 次に熊本を訪れたら、『阿蘇』に行ってみたいな、 と思いつつ、次の出張地「名古屋」へ。 1日の有休があったので、 気になっていた「犬山城」へ行こうと思ったのですが、 名古屋名物の「パチンコ」に魅せられ… 20箱積んで終了なり。 渋谷の温泉施設爆発は中国でも報道されていました。 久しぶりに日本のデパートを歩き、センスの良さに触発されました。 財布と名刺入れにカバンを購入。 頼まれていたカメラも3台購入。 出張中にボーナスも支給されていました。 衛星放送は当面我慢し、全額貯金します。 人気blogランキング

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