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ラオウ死す…「北斗の拳」キャラ葬儀
4月6日6時4分配信 スポーツニッポン 漫画「北斗の拳」の人気キャラクター、ラオウの葬式が営まれる。漫画の中でも最大の見せ場となる、主人公ケンシロウとの戦いの末に命を落とす場面をアニメ映画化した「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章」の公開(28日)を前に、配給会社などが東京・高輪の高野山東京別院で18日に「昇魂式」を開催。遺族代表、葬儀委員長なども立てた本格的なセレモニーだ。 「おまえはもう死んでいる」などの名ゼリフを生み出し、大ブームを巻き起こした「北斗の拳」。絶大な人気を誇るケンシロウの長兄ラオウを追悼するために、前代未聞の葬式が営まれる。 「昇魂式」と題し、18日に高野山東京別院で開催。真言宗の開祖である空海の弟子が、ケンシロウらが伝承する暗殺拳「北斗神拳」を日本に伝えたという物語の設定のため、真言宗の寺院が選ばれた。 漫画のキャラクターの葬式としては、70年に漫画「あしたのジョー」の主人公・矢吹丈との試合の直後に死亡した力石徹の告別式が講談社内の講堂で行われ、約800人のファンが参列。02年には同所で三十三回忌が営まれた。80年にはテレビアニメ「科学忍者隊ガッチャマンF」の南部孝三郎長官の追悼イベントが千代田会館で開かれたが、本物の寺院で行うのは今回が初めてだ。 式には、遺族代表として原作者の武論尊(ぶろんそん)氏(59)、作画の原哲夫氏(45)らが参列。映画でラオウの声を担当した宇梶剛士(44)が弔辞を読み、漫画の大ファンで、原氏らと親交のある歌手・谷村新司(58)が葬儀委員長を務める。 また、長男に「賢士朗」、ヒロインのユリアから長女に「友里亜」と名付けるほど「北斗の拳」の大ファンで、映画に声優として参加したK―1レフェリーの角田信朗(45)も出席。ラオウにささげる演武を披露する。 原氏は先月、遺影として使用するラオウの肖像画を作製し「今までに書いたことのないラオウの表情を書き下ろした」と感慨たっぷり。関係者らに案内状を送り、新聞にも訃(ふ)報のような形式の告知を出す予定で、実際の葬儀と同じように、ラオウを天に送り出す。 最終更新:4月6日6時4分 なんと言えばいいかわからない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月06日 16時04分38秒
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