2015/03/02(月)23:30
◆ラッパに部品を取り付けた。
長い間、音について考えてきたのですが、アドバイスをいただき、モノは試しで、最近、ラッパに部品を取り付けました。
ケータイでちゃらっと撮った写真でごめんけど、さぁ、どれだ。
楽器店で専用品を購入すれば、素材によっては8,000円前後。
コーナンで部品を集めて手づくりすれば、150円。
サイズを測って素材を確かめて、やすりで削って・・・・・あたしが苦手なそういうことがお得意だそうで、なんと、手づくり完成品をもらっちゃいました。
いえーいありがとうございます。
大切にしています。
正解は、黄色で囲んだ部分の支柱でございました。
楽器によっては、もともと、ここに支柱が2本ついているものもあるけれど、あたしのベン次郎(ラッパの名前)はシンプルな1本仕様だったので、結果、支柱を増やした形になりました。
理論的なことは、うすぼんやりとはわかっているのだが、書くほどには理解していないので、ごめんけど、なし。
とにかく、楽器の振動を支柱がコントロールしてくれて、音がダークになる、と思ってくだされ。
また、支柱を取り付ける位置によっても、効果が違います。
写真の白い↓やじるしの方向、つまり吹き口に近いほうに付ければつけるほど、効果てきめん。
ただし、吹くときの抵抗も強まるため、副作用もてきめん。
そう、音はダークになるかわりに楽器の吹奏感がかわる、という一面もあるわけです。
あたしは長い間、ベン次郎のやさしく開放的な吹奏感(いいかえれば、奥行きがなくて軽い)に慣れていたので、支柱を取り付けたとたん、本気で音が出なかった。
楽器に負けました。
なさけない。
そこで最初は、可能なかぎり抵抗が少ない状態から始めようと考え、白い↓やじるしとは真逆の、口から遠い位置にセッティング。
支柱のことを忘れるぐらいまで吹いたら、数ミリずらす、ということを繰り返しまして、ようやく今、最初のポジションから1cmぐらい動かせた。
まだそんなもん。
でもそのぐらい、繊細なもん。
まぁ、あたしが慎重すぎるだけかもしれません。
効果の方も、取り付け位置が吹き口に近付くのに比例して、じょじょに感じられるようになりまして、今、ワタクシの音は以前より、暗くて太い感じです。
暗い方だと思います。
しかし、吹き方にもよるんだなぁ。
あいかわらず、バカ吹きをしちゃうと、軽くて明るいベンジーの音だ。
焦って体のなかの空間がせばまると(←超感覚的なハナシ)、うすっぺらな音になってしまう。
息の吹き込み方もそうだし、タンギングにしても、暗い音を生かすやり方があるんだろうなぁ。
そんなんを考えながら吹いていると、あっというまに時間がすぎるのです。